150年の結晶ともいうべき天然樟脳(てんねんしょうのう)。九州産の樟(くすのき)だけを原料に、いくつもの作業工程で作り続ける天然の樟脳は、一つ一つ手漉き和紙に包まれています。そのまま、クローゼットに入れて置くだけで、大切な衣服を樟の爽やかな香りで守ります。
一般に樟脳と言うと、鼻にツンとする独特の臭いを想像しますが、樟から採れる100%天然樟脳は、想像と異なる自然の香りです。化学製品の防虫剤と違い、その香りはまるで森林浴のような爽やかさ。
安価な合成防虫剤の普及で、 手間ひまかけて作られる樟脳は需要が減って製造が少なくなっていましたが、自然志向のライフスタイルの見直しや、化学物質アレルギーがある人の肌に優しい点もあり、近年その良さが見直されています。
天然樟脳の芳香が、衣服を包みこんでしっかりガード。空気にさらせば、香りがすっと消えるので、防虫剤の匂いが気になることもありません。ここが、化学薬品の防虫剤と大きく違い嬉しい点です。
また、防虫の木として家具や仏像に使われてきた樟は、タンスや本棚はもちろん防臭効果もあるので、靴箱やトイレなどにもご利用頂けます。
樟から採れる100%天然の防虫剤を作るのは、江戸時代から続く創業150年の内野樟脳です。日本最古の樟脳工場で、他の工場に製造方法の継承し続ける貴重なメーカーです。
九州産の樟(日本の樟の80%が自生)を原料に、枝葉を蒸留して作られる天然樟脳だからこし、化学的な防虫剤に比べて嫌な臭いがしないのです。
内野樟脳の天然樟脳オイルは、昔ながらの製法で3〜4日かけて作られています。
まず、間伐材や倒木、素材として不要となった樟をチップ状にしていきます。細かく砕かれたチップを蒸し、出てくる蒸気を冷やして結晶化させ、搾って固める。という工程を経て製品が出来上がります。
効率化より、良い品質のものを提供していきたいと、400年も昔に日本に伝えられた製法で作り続けています。
貴重なものづくりから生まれる天然樟脳は、ちょっとした御礼や季節の変わり目などに喜ばれる贈りものになりそうです。
サイズ | 縦7×横14(cm) |
容量(内容量) | 1包(4g)×12包 |
重量 | 約50g |
素材 | 樟(九州産) |
用途 | アロマ・防虫 |
香り | 森林の爽やかな香り |
原産国 | 日本 |
箱有無 | 無 |
江戸時代に創業した内野樟脳は、樟脳製造150年の歴史があります。
福岡県みやま市に位置する「内野樟脳」は日本に残る最古の樟脳工場。土佐式製造法を改良した独自の製法で「天然樟脳」を作ります。その天然樟脳の技と意志を継承した五代目樟脳師・内野和代さんは、伝統技術の継承と新たなる消費層の開拓を目指しながら、樟の色、火の音、香り…五感を研ぎすませ、量産体制は取らず、自然が作る製品の価値を分かって頂ける方々にこれからも提供し続けたいと作り続けます。
内野樟脳は、貴重なものづくりを通して、自然とのかかわりやその素晴らしさを見直す機会を与えてくれる、暮らしを支えるブランドです。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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¥2,200(税込) |
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