細長くてちょうどいいお弁当箱。通勤通学のバッグ+ランチバッグ。小さい荷物だけれども、一つのバッグにお弁当箱も収まると見た目にもスマートです。
輪島キリモトのお弁当箱は、浅型と深型と2種類あり、一段弁当として少食の女性は深型がおすすめ、しっかり食事する女性には薄型+深型の二段使いで、男性は深型の二段がおすすめの容量です。
二段、三段と何段でも重ねることが出来ますので、お弁当を持っていく家族に合わせて重ねてお使いいただけるのが、活用する機会の多いお弁当箱です。
輪島キリモトのお弁当は、漆塗りを知るための入門品というような製品で、輪島の漆器に多く使われてきた石川能登の木材「アスナロ」を素材に使っています。
「アスナロ」は、能登地域に植えられる石川県独特の樹種で、昔から建材、木工品などにも使われてきました。
特徴は、
・耐水性に優れている
・ヒノキに似た爽やかな香りがある
・抗菌性のあるヒノキチオールを含んでいる
・水に強い
などがあげられ、抗菌性のあるヒノキチオールは、多く含まれ、殺菌・防腐効果で食器に適した素材といえます。
木製食器の場合、使い続けていくうちに、青黒く木地が染みてしまうこともありますが、そうしたことが無いのもアスナロの素材がおすすめの理由です。
また、木製食器では無垢材のままや、ウレタン塗料が使われることが多くありますが、毎日の使い勝手を考え、無機質のガラス塗料を用いているのもこだわりで、有機溶剤を使わず安心安全な上、ほとんど塗っていないような質感で、アスナロのいい香りも残すことを実現したお弁当箱になっています。
水ガラス塗装とは、液体状のガラス質を主成分とした塗料を用いた仕上げのことで、木地に深く浸透し汚れなどがつきにくく劣化を防いでくれるのが特徴です。
丁寧に時間をかけて完成するモノだからこそ
このお弁当箱、木材として仕入れてから木地として使用するまで、狂いを少なくし、長持ちさせるために、水分量が一定になるまで木を落ち着かせる工程があり、天日で3年、その後風通しのいい場所で1年、さらに倉庫で5〜6年ほど寝かせたものを使っています。
漆塗りの入門と言わせていただくだけあって、製品になるまでの年月は漆塗りのように時間を要します。漆塗りも同様に、こうしてじっくりと素材を用意しますが、現代では漆器が日常であまり使われなくなったこともあり、木が倉庫に眠ったままの状態になってしまっているのが、輪島の木材の現実でもあります。
輪島キリモトは、輪島塗を日常的に使ってもらえるような家庭用品とするために、漆だけではなく、自分達のもつ技術を生かしながら未来へつなげる努力をしています。
木地屋であるという原点に立ちかえり、漆塗りのために、倉庫に眠る木材を無駄なく、生かせるモノを作ろうと生まれたのが、輪島キリモトの「あすなろシリーズ」なのです。
この「あすなろシリーズ」を入り口に、日常的に使ってもらえるような家庭用品を広げ、徐々に漆を手にとってもらえる機会になればと考えている輪島キリモトの思いがある製品たちです。
自然素材が与えてくれる日々の喜び
手で触るとその優しい風合い、蓋を開ければ、気持ちが穏やかになる芳香、そして耐水性に冨む「アスナロ」。
このお弁当箱にも適した素材を、細やかな輪島キリモトの技術を活かし、木目を引き立て、丁寧に角を面倒りし美しいお弁当箱に仕上げたのは、デザイナーの大治将典さん。
惚れ惚れするお弁当箱は、いつものお弁当がより楽しみに、ハンカチの包みを広げるのが、嬉しくなる製品です。
また、いくつかのお弁当箱は積み重ねることができますので、お重のように食卓に出して、ちょっと自宅で贅沢な料亭気分を味わうおもてなしとして使っていただきたいアイテムです。
蓋もちょっとした箸休めなどを盛り付けるプレートとしてもお使いいただけてお弁当箱だけでなく、使う頻度も増え活躍してくれます。
いつもの日用品をちょっとこだわるだけで、より良い暮らしを見つけることができるということを感じさせてくれる輪島キリモトのものづくりです。
サイズ | 浅型:縦21×横8.5×高さ4.5(cm)
深型:縦21×横8.5×高さ5.8(cm) ※内寸サイズ 浅型:縦20×横7.5×高さ3.0(cm) 深型:縦20×横7.5×高さ4.3(cm) |
容量 | 浅型:350ml
深型:500ml |
重量 | 浅型:約217g
深型:約256g |
素材 | 木地(ヒノキアスナロ天然木) |
技法 | 水ガラス塗装仕上げ |
箱有無 | 有 |
Compatibility | Microwave: x
Oven: x Dishwasher: x |
In the late Edo period and in the Meiji period, he engaged in the manufacture and sale of Wajima lacquerware, and founded Park Kijiya, which specializes in grinding trees at the beginning of the Showa era. It is a brand that continues to challenge the possibility that lacquer will blend into life now, ranging from lacquerware, accessories, furniture, and architectural interior materials along with powerful craftsmen while making Park Kichiya alive.
Material called lacquer. WAJIMAKIRIMOTO develops manufacturing that charm is close to life. The attraction of lacquer products produced by WAJIMAKIRIMOTO is its "painting" technology. Lacquer carefully and repeatedly painted over and over emits a gloss and gloss that can not be seen elsewhere. The carefully lacquered cups and cutlery are glossy and smooth to the touch. A gem that fits in with your everyday life. It is a brand that fulfills such a wish.
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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