Keep it long, treasure it long.

こだわりの哲学

秋冬のイメージを持っている方もいますが、実はスエード地は年間通して使える素材で、ヨーロッパなどでは特に春夏に楽しまれる素材で、アンクル丈ブーツは、寒さから解放された足元でロールアップしたパンツやスカートに合わせたいですね。

創業200年という歴史あるスエードシューズのブランドastorflex（アスターフレックス）。シンプルなデザインのこの定番シューズは、多くのブランドが存在しますが、その中でも、一段と存在感を放つastorflex（アスターフレックス）。その製品が放つ魅力は、ブランドが持ち続けてきたこだわりにありました。

最高のデザートブーツに君臨

まずは、製品製造へのこだわり。
astorflex（アスターフレックス）は、Ideal製法(ステッチダウン)を得意とし、デザインから生産まで一貫してイタリアで行います。デザートブーツ Greenflexの起源は戦場の軍用靴で、戦後カジュアルシューズとしてメンズのファッションに変わっていったもので、ほとんどのメーカーがベトナムなどの東南アジア生産に切り替えてしまった中で、 変わらずイタリアメイドにこだわり作り続けています。

また、素材は環境へ配慮したエコフレンドリーな素材を使用し、アッパー素材にベジタブルタンニングレザーを使用しています。原皮をオーク樹皮やミモザを合わせた溶液に1ヶ月以上浸し、自然乾燥後に、 獣脂とアニリンを使用し柔らかくしています。 この製法は時間とコストがかかり現在ではほとんど行われていませんが、丈夫で呼吸するスエード革が作られると言われています。
靴底は、ブラジルのパラゴムの木から採取した樹脂で作るクレープソール。製造時には、着色剤や溶剤など化学薬品は一切使用していないという環境への配慮がなされています。
表面のスエードの品質は高く、その起毛の細かさに驚きます。ライナー部分も革張りで、足入れした時の滑らかさを感じられますよ。

靴をファッションアイテムとしてではなく快適に歩くための道具として作り続け、200年の歴史を持つメーカーastorflex（アスターフレックス）。地元の職人や工場との信頼関係を築き、丁寧な縫製、良質な素材を用い質実剛健なつくりでコストパフォーマンスに優れた製品を提供するための努力を行っているメーカーは、流行に左右されないデザインと、快適に歩くための道具としての靴を作リ、適正価格で提供するずっと長く愛用できるスタンダートなデザートブーツを作ります。

雨の日に活躍

起毛しているスエードは、その素材表面の特性を生かし、少々の雨に耐える素材でもあります。小さく毛羽立っている起毛が表面積が広くし、革の内部へと水分が浸透しにくくしているというわけです。スムースレザーの場合、雨に濡れてしまうとシミになってしまいますが、その心配もありません。基本的には履いたらブラッシングしておけば良いお手入れも簡単。スエードの毛並みに逆らってブラッシングし埃を落とし、その後毛並みに沿ってブラシをかけ、毛並みを整えれば1日の汚れはほぼ落とすことができます。クリームでの保湿が不要というのも便利です。雨が降りそうな日の朝には、スエード靴を履いてお出かけすると、天気の移り変わりで足元を心配することが減るのがいいですね。

200年の歴史が裏付けるもの

astorflex（アスターフレックス）は、1816年、イタリアで創業の現在6代目のまで続く家族経営によるシューメーカーです。古くから伝わる靴作りを継承し、世界最高と言われるデザートブーツの素材・品質へのこだわりは明らかに異なり、今も昔も変わらずに、デザインから生産まで一貫してイタリア国内で行われています。
快適に長く履くことを考えたイタリアメイドにこだわるブランドastorflex（アスターフレックス）。

レザーシューズの中でも、柔らかな履き心地で履きやすいデザートブーツ、長く愛用できる定番の一足です。