困った時にはこれをつければ大丈夫、というアクセサリーがあれば重宝します。目立ちすぎず、かといって地味でもない。ビジネスでも学校や家族の少しかっちりとした行事にだって対応してくれるもの。その希望を叶えるために、和紙のアクセサリーを手掛ける、京都のブランドARATA(アラタ)に別注をお願いしました。
2mmの縮小、ベビー和紙パール
「小さくてさり気ない、日常使い」をテーマにARATA(アラタ)にお願いした今回の別注アイテム。従来のARATA(アラタ)の和紙パールの中で最も小さいものが直径6mmサイズ。それを、4mmにまで小さくして頂きました。たかが2mmですが、されど2mmです。アクセサリーにして実際に着けてみると、その印象の違いに驚きます。小さくなったことで、和紙らしいさり気なさが生まれ、決して強く主張する訳ではないけれど装いにそっと寄り添う、そんなアクセサリーになりました。
新たに完成した4mmサイズの紙パールを、私たちは「ベビー和紙パール」と名付け、シリーズとしてラインナップすることにしました。ベビー和紙パールは、バロックパールのように不揃いで愛らしいフォルム。円に近いものもあれば、楕円形のものもある、完璧でないその姿は人が一つ一つ手で生み出している証です。
今回のベビー和紙パールに限らず、ARATA(アラタ)の和紙パールは、特殊な立体加工によって作られています。核を中心に和紙を貼り付けていくのですが、和紙パールが小さくなればなるほど難しく、4mmという目標の大きさに対して小さすぎたり大きすぎたりして、微調整に苦心されたと伺っています。
直線的な潔さをデザインで
ベビー和紙パールは、その小ささを活かして日常使い出来るデザインを心がけました。【別注】ベビー和紙パール つらなりブレスレットは、その名の通り5つの和紙パールが直線的に連なっているデザインのネックレスです。中に芯を通しているのでたわむことも無く、凛とした表情を持っています。まるで小粒のパールが輝いているようで、それでいてとっても軽い。重さなんと2.5gです。
ブレスレットは着脱のしやすさもポイントです。マグネット式の金具を採用したので、近くに置くだけで簡単に金具同士がくっつき、装着完了です。小さい金具に悪戦苦闘することなくブレスレットを着けることが出来るのは本当に嬉しいこと。(外す時はチェーンを引っ張らないようにお気をつけください。)
和紙に日々触れるということ
デザイナーが、家業である寺社仏閣の和紙製品の製造に8年間従事し2011年にブランド設立をしたのがARATA(アラタ)の始まり。日本を代表する伝統産業の1つである和紙ですが、近年、安価な西洋の紙に押されていること、紙漉き職人の高齢化や後継者不足など、多くの課題を抱えています。そして何より、和紙という素材は今でこそ毎日触れるものではなくなってしまいました。
しかし、和紙は洋紙よりはるかに丈夫で、かつ温かく優しい風合いを持ち合わせているだけでなく、加工に適し作り手の望むあらゆる形に変容します。伝統という枠にとらわれない和紙産業のさらなる発展と新たな需要の掘り起こしに貢献出来たならと、ARATA(アラタ)を立ち上げました。そんなARATA(アラタ)のアクセサリーは、和紙を何層にも貼り付け、職人の手仕事によって作られていきます。古文書などのレプリカ制作や掛軸や額装、屏風などの表装などを手がけてきた技が、アクセサリー製作に反映されているのです。
合わせるお洋服によって、幅広いシーンでお使い頂けるARATA(アラタ)の和紙アクセサリー。女性への贈り物にも是非お選び下さい。また、世界遺産に登録されている和紙素材は、国内だけでなく海外の方への贈り物にも喜んでいただけます。
サイズ | 全長:約17.5(cm) |
重量 | 約2.5g |
素材 | 手漉き和紙、真鍮 |
生産国 | 日本 |
箱有無 | 有 |
身に着ける人が朗らかで嬉しい気持ちになれる、そんなアクセサリーを生み出したいという想いからスタートしたブランド。家業である寺社仏閣の和紙製品の製造を行っていたデザイナーが、和紙は日本の伝統技術であるのに、安価な西洋の紙に押されていること、紙漉き職人の高齢化や後継者不足など、多くの課題を抱えているということに気づいたことから、アクセサリーというフィールドで「和紙にもできること、和紙だからできること」を体現するというコンセプトに掲げたのです。軽くて丈夫、そして優しい風合い。そんな和紙ならではの良さを肌に直接触れるアクセサリーという形で体感出来るブランドです。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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