上手に付き合いたい、革財布

手に馴染む素材感。
目で見て分かる経年変化。

時間を経るごとにどんどん味わいを増していく
革小物は、使うほどに自分のものになっていく感覚が嬉しいもの。
特に身近なアイテムといえば
やっぱり革のお財布ではないでしょうか。

今回は、ZUTTOでご紹介しているアイテムから
3ブランドをピックアップし、その魅力をご紹介します。

使うほどに少しずつ色や風合いが変化していくのが
革小物を使うことの一番の楽しみという方も多いのではないでしょうか。
時を経て、自分だけのものに育っていく感覚は
レザーを使う時の醍醐味ですよね。

どのレザーブランドも、長く使うことが出来る耐久性や
時間を経た時の風合いを保つための工夫をしているのですが、
「エイジング」による風合いの変化をより強く味わうことが出来るアイテムとして
ご紹介したいのが、CI-VAのヌメ革シリーズです。

1987年、イタリア・トスカーナの小さな村で設立されたCI-VA。
レザーのハンティング用装具やウェアの製造を開始し
最初はハンティング装具の専門会社として、その歴史をスタートしました。
その後、30年以上革を使用した狩猟装具の製造を続け得た技術をもとに、
カジュアルなバッグが生産されるのですが、CI-VAは製品の高い品質を維持するために
植物タンニンなめしの皮革はもちろん、裏地、バックル等の金具、
糸に至るまでの全ての材料をイタリア製にこだわっているのだとか。

優れた柔軟性と耐久性を持つレザーの秘密は「植物タンニンなめし」加工。
写真のコインケースのように、表面のボコボコとした質感は
「ボラ」という革を揉む加工によるもので、
革なのに非常に柔らかく手に馴染むのが特徴です。

CI-VAのバッグや革小物は表面に過度な加工は施さず、ナチュラルな仕上げ。
使うほどにどんどん飴色へと近づき、
表面に付いた傷さえも愛おしくなっていくカラー「ナチュラル」。
そして日増しに革ならではの艶と光沢を楽しめる「ブラック」。
エイジングのビフォー／アフターを見ると、
使い込むことで感じられる味わいがよく分かりますね。

そして、エイジングの楽しみを一度味わうと、
ついつい増えていく革小物。
お財布だけでなく、キーケースや名刺入れ、パスケースも…
という風に集め出すとキリがなくて困ったという方も多いはず。

アイテムごとに好きなブランドを選んでももちろん良いのですが、
統一感がなくなってしまいがち。
そんな時、Il Bussetto（イル・ブセット）なら
同じブランドから数々のアイテムが揃います。

Il Bussetto（イル・ブセット）も
CI-VAと同じく上質な植物タンニンなめし革を使用しているのですが、
光沢のある革の質感が特徴的です。

メインのお財布の次におすすめなのが、
こちらのコインケース。
ころんとした丸いフォルムに、まるでしっぽのような取っ手。
自動販売機で飲み物を買う時、駅で切符を買う時
大きなお財布を出してもたもたと小銭を探すことがありますが、
コインケースを1つプラスするだけで、そのストレスが解消されますよ。

パンツのポケットにすっぽり収まる大きさ、
ジッパーのないシンプルな作り、
そして使うほどに光沢を増していく革…。
小銭は直接ジーンズやスーツのポケットに入れていたという男性にも
是非おすすめしたい一品です。

メインのお財布+コインケースという2個持ちスタイルが好きという方もいれば、
財布は出来るだけスリムに、そしてスマートにしたいという方もいます。
そんな方には「L字型ジップ財布」がぴったり。

コンパクトでありながら、小銭、お札、カードが収納出来る賢い味方。
外側にはカード入れが2つあり、ジップを開ける事なく楽にカード類を取り出せますし、
仕切り代わりのスペースに小銭を入れたり、お札を半分に折ってコンパクトに入れたり、
仕切りの左右を使い分けてお札や領収書入れにする事も可能ですよ。

最後にご紹介するのは、飾り気のない、
シンプルなARTS&CRAFTS (アーツアンドクラフツ)の革財布です。

ARTS&CRAFTS（アーツアンドクラフツ）は、
「100年続くモノコトを」をコンセプトに
ずっと長く使い続けられるモノを作り、
語り継がれるコトを続けていくものづくりを行うブランド。

内部に小銭入れが付いた2つ折りの財布や蓋付きの長財布は
たっぷり入る安心感が魅力ですが、
蓋の部分がパカパカと動いてしまうのがちょっと不便ですよね。
でも、ARTS&CRAFTS（アーツアンドクラフツ）のMIDDLE WALLET、
BILFOLD WALLETには、ぐるりとジッパーが付いているから
すっぽり包み込むように、お札やカードをすっきり収納することが出来ます。

（写真右：一般的なジッパーなしの二つ折り財布
写真左：ARTS&CRAFTSのBILFOLD WALLET）

MIDDLE WALLET（ミドルウォレット）は、一般的な長財布より少し小さく、
一万円札がぴったりのコンパクトサイズ。
手に取ると、光沢は控えめでマットな質感なので、
持つ人や使うシーンを選びません。
内装は3つのポケットに分かれており、内装背面側のポケットにカード入れが2箇所付いています。
また外側にはパスケースとして使えるポケットが1つ付いていて、
痒いところに手が届く仕様になっています。
コイン用のポケットはマチが広いので、大きく開いて
小銭を探しやすい設計が嬉しいですね。

同じくARTS&CRAFTS（アーツアンドクラフツ）の
BILFOLD WALLET（ビルフォードウォレット）は
よりコンパクトな二つ折りタイプ。
コンパクトな設計ながら、コイン用のポケットは
マチが広く、大きく開いて小銭を探しやすいなど
見た目以上の収納力と使い勝手の良さが魅力。
お札とコイン、よく使うカードを厳選して
1つにまとめて持ち歩きたいという方にこそぴったりなお財布なのです。