お茶を入れる際に、お湯を覚ますための道具である湯冷ましは、日本でのみ古くから親しまれてきました。お湯を冷ますということだけを考えると、大きめのコップで代用することもできますが、湯冷ましを使うことでお湯を移す際にこぼすことがなく効率よくお湯の温度を下げることができます。急須と湯冷ましを使うことで、いつものお茶もまた違った味わいを楽しめます。
質素で自然な土の質感
玉露や上質な煎茶は、50度から80度程度のお湯でゆっくり抽出することで、旨味と甘みを引き出すことができます。季節にもよりますが、お湯を湯冷ましに入れると、10秒ほどで温度が10度から15度ほど下がります。このひと手間が、心に少しの余裕をもたらし、ゆっくりと茶葉の香りを楽しむリラックスした時間を過ごすことができます。
質素で自然な質感を表現するのに重要なのは、使用している「土」です。黒練の陶土は、鉄分を多く含むもので、昔から急須用に配合されている土です。釉薬をかけずに鉄分が黒くなる方法で焼き締めています。
一方、白練の土は、大正時代から昭和にかけて萬古焼でよく使われていた、「白泥(灰色がかった白)」を2019年に復刻した 南景製陶園(ナンケイセイトウエン)のオリジナル配合です。どちらもきめ細かい土をしっかりと焼き締めているので、吸水性はなく、におい移りも心配せずにお使いいただけます。片口なので、お料理の器としても重宝できる道具です。
入子茶器(宝瓶・入子碗)と一緒に、極上のお茶の時間を過ごすための贈り物にもいいですし、キッチンウェアに凝っている方へのギフトにもおすすめです。
新しい発想と授かった智恵を取り入れて
昭和47年に、三重県四日市市で創業した萬古焼の窯元南景製陶園(ナンケイセイトウエン)。三重県四日市市の代表的な地場産業として伝統工芸品に指定されている萬古焼は、今から約300年前に最初の窯が開かれ、「いつの世までも栄える優れたもの」と想いを込めて押した「萬古不易」の印から、萬古焼と呼ばれるようになったのだとか。特徴はその陶土にあり、陶土原料に含まれるリチウム鉱あ石の働きによって耐熱性に優れた焼き物が出来上がるため、土鍋の産地としても知られています。
南景製陶園(ナンケイセイトウエン)は創業以来、主に急須や茶器を作り続けてきました。いつまでも暮らしに寄り添った永いお付き合いができることを願って、日々新しい発想や授かった智恵を取り入れながら、故からの技術を守り、大切にものづくりを続けている窯元です。
サイズ | 幅約11.7×奥行き約11.2×高さ約7.8(cm)
(幅は注ぎ口を含んだ長さ) |
容量 | 約460ml |
重量 | 約326g |
素材 | 炻器 |
生産国 | 日本 |
箱有無 | 有 |
対応機器 | 電子レンジ:o
食器洗浄機:× オーブン:× |
昭和47年に、三重県四日市市で創業した萬古焼の窯元、南景製陶園(ナンケイセイトウエン)。萬古焼は、今から約300年前に最初の窯が開かれ、陶土原料に含まれるリチウム鉱石の働きによって耐熱性に優れた焼き物が出来上がるため、土鍋の産地としても知られています。南景製陶園(ナンケイセイトウエン)は創業以来、主に急須や茶器を作り続けてきました。日々新しい発想や授かった智恵を取り入れながら、故からの技術を守り、大切にものづくりを続けている窯元です。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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