ずっと使いたいモノ、置いてます。

持ち運んで、机に置いて

いろんなことがデジタルで済むことが多く、筆記具の使用頻度は格段に減りましたが、やはりバッグにペンを1本でも忍ばせておくといざというときに安心です。しかし、ペンをそのままバッグに放り込むと失くしがちです。大事なお気に入りの筆記具から100円のボールペンでも、きちんとケースに収納する習慣にすると大事に使います。

大きく開いて置けばペンを探しやすいペントレーに、閉じればペンケースとしてそのまま持ち運べるのが魅力の2WAYペンケース。開いてみるとわかりますが、その構造はいたってシンプル。ボールペンや鉛筆なら3、4本入り、15cmほどのミニ定規や消しゴムも収納できるペンケース。スリムで端正なデザインが大人のペンケースと表現するのに相応しい佇まいです。

伝統あるレザー「リスシオ」

このペンケースを作るために、ART BROWN（アートブラウン）が選んだレザーは、イタリアの伝統的レザー「リスシオ」。使いやすい形状からも厚みのあるレザーの良さが際立ちます。

リスシオはイタリア語で滑らかという意味を指しますが、まさにその意味の通りしっとり滑らかな風合いが手に馴染むような触り心地が魅力です。約1000年前という昔から受け継がれ、一度は継承が途絶えてしまったタンニンなめし製法をイタリアの老舗タンナー「バダラッシー・カルロ社」が忠実に再現したもので、時間と手間暇をたっぷりかけて作り上げた伝統あるレザーです。非常に希少価値の高い部位を使用し、職人が一枚一枚丁寧になめしたあと、牛脚油というオイルを浸透させて仕上げていきます。たくさんのオイルを時間をかけてじっくりと浸透させることで、使い込むほどに深みのある艶が出てくるという特徴がうまれます。自分だけのエイジングを楽しむことができるという、レザーならではの醍醐味をじっくり味わえるペンケースです。

一生モノの革製品

ART BROWN（アートブラウン）は、1974年、日本でジーンズが徐々に定着しつつも、それに合うベルトがまだ無かった時代、ジーンズに合う堅牢なベルトを作る工房としてスタートしています。創業から革製品全般の生産ノウハウを積み上げ、素材・デザイン、製法の全てを厳選し、10年20年と使い続ける事が出来るものを生産してきた中で、お客様と直接向き合いたいという思いから、お店立ち上げと同時に自社ブランドART BROWN（アートブラウン）を設立。

現在、ベルトづくりで45年の工房は世界各地から良質なレザーを探し、各国の有名タンナーのレザーを取り扱います。品質が良く、多くの著名ブランドの製品を手がけている実績のある工房で、その製造技術や品質の特性、こだわりは、挙げきれないほど。
例えば、革素材。イギリスのJ＆FJ Baker社製のサドルレザー、アメリカのホーウィン社のクロムエクセルレザー、ヌメ革の王様とも呼ばれているイタリアのワラピエ社のブッテロ、また、プレターニュ社のセルバッジョは日本でアートブラウンのみ取り扱っているという専業メーカーならではの豊富なバリエーションです。その調達網と、20工程を経て厚くて頑強な部位を材料とします。また、優れた技術のタンナーによって伝統的なタンニンなめし製法で行われ、製品は、日本の丁寧な手仕事で仕上がります。

使い手と向き合う

また、ART BROWN（アートブラウン）は、「機械的な大量生産ではない、使えば使うほど味わいの出るモノ作り」をコンセプトに、植物性のなめし、天然染料等のタンニンレザーにこだわり、国内製造で、専門ブランド、手仕事で作られるゆえに、使い続けて困った時には、修理も可能という安心も使う人にとっての安心を第一に考えた嬉しいサポートです。

大切に使えば使うほど、革の表情が変わり、たとえ傷がついたとしてもそのまま使えば傷さえも製品の風景となるART BROWN（アートブラウン）の製品。デジタル化の進む現代では、文房具を持ち運ぶということはないがしろにされがちです。一方で、文房具は仕事をする中でなければならない存在でもあり、間に合わせのペンケースを持っている方は少なくないはず。「文房具を持ち運べること」「デスクに置いてすぐ使えること」この二つが同時に叶い、それ以外の機能を削ぎ落としたシンプルな2WAYペンケースは、仕事ができる大人にぴったりの贈り物です。友人、恋人、家族など、大切な方の誕生日プレゼントや入学祝い、就職祝いなどに選び、レザーのエイジングを慈しむ時間をプレゼントしてはいかがでしょうか。