ずっと使いたいモノ、置いてます。

和も洋もこれ一つ

たっぷり、ゆっくり過ごしたいお茶の時間におすすめのスモールティーポット。Denby（デンビー）の生まれた紅茶文化のイギリスでは、日本の煎茶急須では考えられない大容量のポットが一般的ですが、ご紹介するスモールティーポットは、その中では小さめで日本の食卓に使いやすい大きさです。紅茶同様に茶葉をジャンピングさせて充分に抽出したいほうじ茶やハーブティーにもおすすめで、一人で楽しむお茶にはたっぷりと、二人分にはちょうどよい濃さで淹れることができるティーポットです。

イギリスでは知らない人はいないほど馴染みある食器、Denby（デンビー）は約200年以上も作り続けられてきました。その誕生はイギリスの産業革命の頃で、日本にまだ西洋のものがほとんどない時代から今に至るまで、こんな素敵な食器があり、作られてきたと思うとヨーロッパの産業技術や伝統文化により興味が増します。

「丈夫さ」「万能さ」そして「美しさ」を追求

Denby（デンビー）の食器を簡単にいうならば「丈夫で万能、そして美しい」食器。
例えば、日常使用のために割れにくさにこだわり、最低2回は焼き上げて、表面は傷が付きにいようにスチールよりも強く、落としても床で弾むほどの鉄よりも高い硬度にしています。また、シミなどがつきにくい工夫に、保温・保冷と、オーブン・電子レンジ・食洗機・フリーザーに対応可能という実用性も備えています。
また、5,000種類以上もある独自の釉薬によって生み出される美しい色は、和洋問わず様々な料理を引き立てますので、日常に気兼ねなく使う食器として支持されてきたことに納得です。

こうしたこだわりの食器は、一つを作り上げるのに約25人の熟練した職人の手を介し、手間と時間をかけて完成するそうです。一つ一つ丁寧に、毎日の食事に使い勝手がいいように作られることが、結果使い手が長く大事に使うことに繋がるんだと、その歴史をもって改めて感じさせられるDenby（デンビー）です。

色は神秘的な雰囲気のあるヘイロー。太陽や月に薄い雲がかかった際に、その周辺に現れる光の輪を神秘的にデザインしていて、漆黒のような深く美しいブラックからグレーへのグラデーションが特徴的です。つやつやとした質感と重さがあり、そのユニークなその表情は、Denby（デンビー）特有の釉薬により、職人達の最高峰の技術で生み出されています。

長く使える縁起の良い贈りものにもぴったりです。結婚祝いや、新生活を始める方への引っ越し祝い、就職祝いなどのプレゼントにも、贈りもの選びに迷った時に、ヨーロッパの老舗メーカーのデイリー食器となれば良いギフト選びだと思います。普遍的なデザインで、様々な家庭の食卓、幅広い年齢に愛されています。持ちやすい取手に、寸胴の形は洗いやすく、付属している茶漉しには持ち手が付いているという、毎日お茶を楽しむ紅茶文化の国からやってきた使いやすさがあるDenby（デンビー）のスモールティーポットです。

永くカジュアルに、何十年と食卓に並ぶ食器を

Denby（デンビー）の歴史は1809年に遡ります。イギリスのダービーシャー州で道路建設時に粘土が発見され、 創設者であるウィリアム・ボーン氏がその粘土の調査を行い、品質の高さに確信を持ち陶器の製造を開始しました。設立当初は、薬剤、インク、ビール、ミネラルウォーターなど、多くの日常品を保存するための様々な形状のストーンウェア製ボトルの製造に特化していましたが、第二次世界大戦後に本格的にテーブルウェアの製造へと移行。それから200年と続く長い歴史のあるイギリスを代表する老舗食器メーカーで、現在は35カ国以上で展開されており、確固たる地位を獲得しています。

「永く、カジュアルに」をコンセプトに、飾るため、見せるための華やかな食器ではなく、現代の生活の中に自然となじむ「使うための食器」としてデザイン。様々な料理と相性が良いので、料理を選ばず毎日の食卓に並ぶ食器として活躍します。新しいシリーズを製品化するまでにデザイン設計から製造まで、一年という長い時間を要します。そして完成まで、たくさんの熟練した職人の手を経由し特有の粘土と自社開発の5,000以上もの釉薬を駆使して丁寧に作り上げているのです。また、Denby（デンビー）は工場排水ゼロ放流宣言を行い、水の再利用を実施したり、梱包はすべてリサイクルを使用、そして高い品質基準の粘土を使用するため、貴重な資源を無駄にしないためにと余った分も廃棄せず他の生産に再利用している環境への配慮も徹底しているブランドなのです。