ずっと使いたいモノ、置いてます。

ちょうどいいという気軽な選択

毎日使うカバンは、いつも今以上のものを探してしまいます。365日のように使うことを考えると、使いやすさ、丈夫さ、機能性は愛用してきたものに共通した条件でした。

例えば、仕事へ出かけるカバンの中身というとパソコン、資料、筆記具、財布、化粧ポーチ、スマートフォン、バッテリーに加え、お弁当やマイボトル、ハンカチ、ティッシュ、天候が悪い日には傘も必要です。これらを持ち歩くと、それなりの重さになりますので、バッグ自体が軽量であることが多いです。それを通勤や移動時間で運ぶことを考えるとリュックやショルダーバッグは選びたくなりますが、ものの出し入れがスマートで洋服のシルエットにも邪魔にならない手提げや肩掛けと、交互に使う方もいるのではないでしょうか。そして、街中を見渡せば、多くの方が黒または茶色、グレーのバッグを持ち歩いています。

軽さ、丈夫さ、使いやすさを考慮した素材

どの形であれ、色々な素材、形を試してみてはそれぞれからの学びもあります。トートバッグというとキャンバス生地が主流で簡易で大きな容量が魅力です。老舗アウトドアブランドの場合となると、山で水を運ぶバケツにもなるくらい丈夫で目の詰まったキャンバス生地を採用しますが、長年使ってみた結果、ドライブや一泊程度の旅行、休日のお出かけには最適ですが、仕事用となるともう少し使い勝手よくしたい。日々はおおよその荷物が決まっていることから、それらを整理しやすく少し工夫したいとツールバッグに至りました。

機能性にこだわりました

生地は、ヘビーオンスのキャンバストートにない軽さと実用性でエステル帆布8号生地を採用し、いくつかのポケットと内側に仕切りを用意しました。
ポケットや仕切りは荷物の整理に役立ちますが、その数が多いと仕舞うのに迷い取り出す時もあちこち手を入れてしまうことになるためポケットは内外に1つずつ。
メイン層は3つの層にして、パソコンや資料、長い傘、ボトルなどを分けて収納できるようにしました。大事な書類を分けて入れたり、倒れやすいものを立てておきたいときに仕切りがあるのとないのでは使いやすさが断然変わってきます。しかし、底部分まで仕切ってしまうと使わない層が無駄になるため、3つの層は底部分は貫通させ、荷物が増えても減っても、バッグの内側はある程度柔軟に変化させられるようにしてあります。
また、底部分も大きめの幅でお弁当を横にして持ち運べるようにしました。重い荷物を入れることを想定し強度を高め、ハンドルは手持ちと肩掛けができる長さで、程よい幅で握りやすいようにちょっとした工夫もしました。雨の日にも使える耐水性のある生地にしたのもポイントです。
なお、女性の場合、中身が見えないようにファスナーがあるバックを好む方も多く覆う仕様も考えましたが、そこはトートバッグらしさを残し、取り出しやすさ重視にしユニセックスで使えるようにとパーツをつけておりません。お好みに応じて市販の便利な留め具やクリップなどでカスタマイズして、マイトートバッグを楽しんでください。

派手さもなく高機能なバッグではありませんが、やりすぎずにちょうどいいツールトートです。年代性別、用途を問わず愛用していただけるように、シンプルで飽きのこないデザインにしたツールトートは、スーパーへの食材の買い出しやマザーズバッグにも活用ください。カジュアルなスタイルであれば、合わせられない服はないと思うシンプルなトートバッグですので、オンオフ問わず毎日お使いいただけると思います。

外ポケットの端には、手にした人の日常で役立ち、ずっとそばにおきたいと思える存在になりますようにという気持ちを込めてZUTTOのネームを付けさせてもらいました。丈夫なバッグにしましたが、万が一破れたり何か修理したい時にもこのネームで思い出し、ご相談ください。