子供の健やかな成長を成長を願って飾る雛人形。人形の幸せそうな愛らしい表情は、見ているこちらまで自然と笑顔にしてくれます。雛人形というと出す時期が決まっていたりと堅苦しく考えてしまいがちですが、元々は紙や木で作られた簡素な人形で、邪気を払い災厄を避けるために用いられていたもの。自分や周りの人たちの健やかな暮らしを願って、季節のインテリアとして気軽に飾ってみるのはいかがでしょうか。
雛人形は以前のような段飾りで複数のお人形や小物を飾るスタイルから、暮らしの変化に合わせて、大きさや素材など様々なお雛様が登場しています。今回ZUTTOでご紹介するのは、上出長右衛門窯(かみでちょうえもんがま)の九谷焼の雛人形。九谷焼の伝統を受け継いだ美しい絵付けに、1点1点職人さんが丁寧に仕上げていることがよくわかる繊細な作り、そして何よりもその愛らしい姿が、見ている人を魅了します。
今年初節句を迎えるお子さんやお孫さん用にはもちろん、パーツが少なくお手入れも簡単なので、お子さんが小さなうちは毎年飾っていたけれど大きくなって出す機会が減ってしまっている方にも気軽に飾っていただける雛人形です。ご自宅用に、季節の訪れを告げるインテリアとしてもぜひお楽しみください。
伝統を現代に
上出長右衛門窯が毎年桃の節句に合わせて作る「桃染(つきそめ)のひな」。男雛(おびな)と女雛(めびな)だけを平置きで飾る、親王飾りの雛人形です。「桃染」とは日本の古い色の名前で、薄い桃色を言い、桃染のひなはほのかに桃色に色づいた頬が特徴です。目を伏せて扇子や笏で口元を覆う、少し恥ずかしがっているような姿がなんとも愛らしく、眺めているだけでこちらも自然と笑みが溢れます。
繊細な絵付けが美しい、桃染のひな 松に梅・松に藤。女雛の着物には松と梅の柄、男雛の着物には松と藤の柄が描かれています。一点一線丹精込めて優しく描かれており、後ろ姿も魅力的です。親王盃付は、長く割烹食器を作ってきた上出長右衛門窯らしく、台のかわりに盃に入れて飾ることもできます。
桃染のひなは木箱に入り毛氈がついており、木箱を飾り台として使用することもできます。小さなサイズなので場所を取らずに飾れますので、季節のインテリアとして玄関など小さなスペースに飾ることもできます。手に乗る小さなサイズですが、頭上の飾りなど細部まで丁寧に作られています。その分、冠や扇、笏(しゃく)などは非常に壊れやすいので、お取り扱いは優しくお願いいたします。
伝統を現代に
明治十二年、石川県能美郡寺井村(現石川県能美市寺井町)で創業した上出長右衛門窯(かみでちょうえもんがま)。135年余の歴史を持つ九谷焼窯元で、磁器の成形から絵付までを一貫生産する老舗です。その手作り・手描きで作られる製品は、彩り鮮やかな上絵付けと深い発色の染付け、何より丈夫で美しい生地が魅力的です。6代続く歴史ある老舗は、近年新たな取り組みを始め、現代に合わせた九谷焼を手がけます。それは、明治12年の創業以来ずっと守り続ける窯元らしく、伝統工芸「九谷焼」の製法を生かしつつも現代の暮らしに合う色、形、手書きによる一つ一つ愛着がわくデザインで、たとえ九谷焼を知らなくても、見る人使う人を惹きつけるような不思議な魅力を持っています。
日本を代表する九谷焼
九谷焼は他の焼き物と同じように、人が手で形作り絵付けをすることから始まりました。
江戸時代、加賀藩主前田家が陶石を発見し磁器の製作を始め、その後備前有田で陶磁器の技術を学び、お茶を楽しむための器などへと広がったと言われる日本の伝統工芸です。白く澄んだ素地に様々な文様を添えて食器として使いやすく目も楽しませてくれるのがその特長で、磁器の硬いガラス質素材の白地に映える色絵が魅力です。
上出長右衛門窯(かみでちょうえもんがま)は、主に美術工芸品、割烹食器、日用食器を製造、販売致してきた窯元で、九谷焼の伝統を今も守り続けたものづくりをしています。
手描きだからこそ同じものがない。手掛けた職人、製造の時期によって絵が変わることもそれぞれの価値となるもの。
上出長右衛門窯(かみでちょうえもんがま)が手描きにこだわるのは、人の手には大きな可能性があると信じているからだと言います。手作りの物に人は温もりや親しみ、味わい、または技や緻密さに圧倒されるもの。「どのような時代でも人が生み出すものには心動かす大きな力がある」という思いで、上出長右衛門窯(かみでちょうえもんがま)は丁寧に手描きの焼き物をつくり守り続けています。
サイズ | 男びな:幅約7×高さ約7.4×奥行き約4.5(cm)
女びな:幅約7×高さ約7.3×奥行き約5.3(cm) 盃:幅約9×高さ3.3(cm) 盃に乗せた男びな女びなの高さ:8.9cm |
箱サイズ | 親王盃なし:幅約22.4×高さ約12.5×奥行き約11(cm)
親王盃付:幅約29.7×高さ約12.4×奥行き約10.7(cm) |
重量 | 男びな:68g
女びな:88g 盃:97g |
素材 | 陶器 |
生産国 | 日本 |
上出長右衛門窯(かみでちょうえもんがま)は、九谷焼きの伝統を守りつつ、斬新な発想を楽しむ老舗窯元です。 石川県を代表する伝統工芸である九谷焼は、元禄時代の1655年加賀国江沼郡九谷村で初めて焼かれたと言われています。
上出長右衛門窯(かみでちょうえもんがま)は、明治12年(1879年)に現在の能美市寺井町で創業しました。
生活用品であった伝統工芸が趣味的なものに捉えられるようになった今の時代、歴史あるものを一度整理して、 現代の人々に向けて伝統を守りつつも、新しい取り組みが必要だという考えで、現代的な製品づくりに取り組むメーカーです。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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