古来から親しまれてきた美濃焼。美濃焼は、多治見市、土岐市、瑞浪市で焼かれた陶器類の総称です。湯呑みをはじめとする茶器、平皿や丼まで、素朴で私たちの暮らしに馴染みやすい器全般が数多く産出されており、その出荷量は全国の約6割を占めるとも言われています。
美濃焼は、現代の暮らしにとても身近な存在ですが、意外にもその存在を意識することは少ないかもしれません。特に、土岐市の駄知町(だちちょう)・下石町(おろしちょう)、多治見市の市之倉町の3つの窯場は、良質な陶土と豊富な水資源、窯を作るのに適した盆地などを背景に、古くから陶磁器の産地として発展してきました。こちらの粉引 リム皿は、このうちの駄知町が産地です。
この粉引 リム皿は「土物土器」と呼ばれ、古来より日常的に使われてきた焼き物の代表的な素材です。吸水性が高い場合が多く、目が粗く柔らかいため、欠けやすいなどの特徴がありますが、種類が豊富で親しみやすく、味わい深い質感を有しています。
お皿の縁が一定幅あるリム皿は、使い勝手が良く料理を引き立てる余白を持つ皿です。毎日の食卓で、つい手を伸ばしてしまうほど使いまわしがきくお皿なので、結婚祝いや引っ越し祝いのプレゼントにもぴったりです。
手に取ると、ごつごつとした手触りが素朴。縁に施された模様はシンプルながら、器としての存在感を放ち、落ち着いた白の間にベースの土の色が透けて見えるのがお洒落です。グリーンサラダをこんもりと盛ればカフェ風に、やや深さがあるので、ラタトゥイユのように汁気のあるお料理にもお使い頂けます。イタリアンなど洋食を盛りつけると絶妙な相性ですし、もちろん和食の大皿として使っても様になります。サイズは2種ありますので、お好みのものをお選びください。
「日用品として長く愛用出来る陶磁器」がブランドの持つテーマです。そのためシンプルで飽きのこないデザインが多く、シンプルで使いやすいのもこの粉引 リム皿です。
焼物産地においても昔ながらの技術や職人が急減している中、日本の食文化の歴史とともに歩んできた陶磁器産業の優れた技術や製品を継承していきたいとの想いをもったTOJIKITONYA(トウジキトンヤ)。陶器の産地が多い、東海地方を活動の拠点とし、地域の製造業者やデザイナーとともに新しい陶磁器製品を生み出しています。
使うほどに、素材や産地を身近に感じられる、TOJIKITONYA(トウジキトンヤ)の粉引 リム皿。古くから愛されてきた日本の製品を、毎日の暮らしにおすすめします。
サイズ | 7寸:約22(cm)
9寸:約26(cm) |
重量 | 7寸:約500g
9寸:約790g |
素材 | 美濃 駄知/土物 |
製造国 | 日本 |
箱有無 | 無 |
対応機器 | 電子レンジ:×
食器洗浄機:× オーブン:× |
2007年、TOJIKITONYA(トウジキトンヤ)は、問屋業を営んでいた3社が地域の歴史や文化に育まれてきた素材を活かし、現代の生活に見合う良質な陶磁器製品を伝えていくという使命をもって始まりました。
焼物産地においても昔ながらの技術や職人が急減している中、日本の食文化の歴史とともに歩んできた陶磁器産業の優れた技術や製品を継承していきたいとの想いがあります。
また、TOJIKITONYA(トウジキトンヤ)は、活動目的から逸れることなく自らの製品に責任をもって製造を行うため、公的機関の支援や補助を受けず、生産者と消費者が近い距離に立って、日用品として長く愛用出来る陶磁器を提案しています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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