家庭でも、料理屋でも和食作りの鍋には行平鍋(ゆきひらなべ)がよく使われます。煮物やお味噌汁など、水を多く使う和食のための形と使いやすさがその理由です。
行平鍋=アルミ製で軽い、と思いがちですが、元々、行平鍋は銅で作られてきました。中村銅器製作所の銅製の行平鍋を持つと、ずっしりとした重み。ですが銅のその重みは美味しい料理と使い勝手には欠かせないものだったのです。
銅製が美味しい理由
その理由としては、
1.銅は熱伝導が非常に高いため、一か所に熱が留まらず、焼きムラ、焦げ付き、片煮えしにくい。
2.銅板に蓄熱された熱で食材を調理するため、卵はふんわり、肉は肉汁を逃すことなくジューシーに仕上がります。
3.優れた抗菌性があります。
4.ある程度の重みで、五徳の上で安定します。(持ち手の重みに負けて空の鍋がひっくり返ることがありません。)
素材は、剥げやすい錫メッキではなく、銅に熟練した職人技で、表面に錫を焼き付けています。そのため油が馴染みやすいのが特徴で、使用すればするほど鍋の状態が良くなり、程度の良い使い勝手になります。
また、中村銅器製作所の行平鍋(ゆきひらなべ)は、銅板の厚み1.5mmという数字もこだわりの一つ。熱伝導率の高い銅製の鍋は、厚みを持たせると保温性が良くなるそうです。逆に薄いと焦げやすくなるため、重さとのバランスを見ながら1.5mmに決めています。
行平鍋(ゆきひらなべ)の特徴として、鍋表面のポコポコとした凹凸があります。これは、銅板を槌で打ち出し表面積を広げるための「槌目」と呼ばれるもの。表面積が広がるとその分熱の入りがよくなり、効率良く水や食材に熱を伝えます。また、打ち出すことで強度も増し変形しにくく長く愛用可能となるのです。中村銅器製作所ではこの打ち出し作業も、職人が一つ一つ手で行っています。
人数とサイズ感
ZUTTOでご用意している中村銅器製作所の行平鍋(ゆきひらなべ)のサイズは15cmと18cmの2つの大きさです。
<15cm>
・卵4−5個が入る大きさです。
・1−2人分のお味噌汁作りに最適。
<18cm>
・2-4人分のお味噌汁や煮物作りに最適。
・使いやすい大きさです。サイズ選びに迷ったらこちらをオススメします。
取っ手と本体の接合部分の鋲の出っ張りが少ないのでヘラでの作業時も気になりません。 もちろんお手入れしやすい、職人のこだわりの逸品と言えます。始めはピカピカとしている表面も、使い込むほどに鈍い色に変化していくのも、長く愛用する楽しみに。
銅製品への想いを込めて
中村銅器製作所は、現在、先々代よりの創業で現在は3代目が製品づくりを行っています。一つ一つ手作りなので、一日に作る事が出来る量は30個ほど。一生物として買い求める方が多いキッチン用品です。
あると便利で、食べる家族にとっても嬉しいことに繋がる製品は、一度使うと、その良さを実感する製品で、お友達や離れて暮らす家族にと製品の良さを広げたくなる中村銅器製作所の銅製の行平鍋(ゆきひらなべ)です。結婚式の引き出物やお返し物のギフトとしても喜ばれるのではないでしょうか。
和食文化には必要な日本独自の銅製行平鍋(ゆきひらなべ)、中村銅器製作所の製品でぜひ一度お試しください。
サイズ | 15cm:直径13×高さ16.5×持ち手17.5(cm)
18cm:直径18×高さ17.5×持ち手18(cm) |
重量 | 15cm:約580g
18cm:約800g |
素材 | 銅(本体)、純錫(表面に焼き付け)、木(持ち手) |
生産国 | 日本 |
箱有無 | 無 |
対応機器 | 食器洗浄機:×
IH:× |
中村銅器製作所は、現在、先々代よりの創業で3代目が製品づくりを行っています。
先々代は、戦前より物造りの職人の道を歩み物が無い時代にこういう物が有ったらいいなと言われて商品を作っていました。料亭や寿司屋向けのプロ用の鍋でしたが、口コミでその評判が広がり、今では一般のお客様が大半という暮らしに愛用されるキッチン道具を作ります。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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¥12,485(税込) |
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残り1点 |
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¥15,862(税込) |
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残り2点 |
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