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HORITSUKE(ほりつけ)

馬の目皿

瀬戸の馬の目

幕末から明治初期にかけて瀬戸で作られてきた馬の目皿。周囲に描かれた渦を描くような渦巻模様が馬の目に似ていることからその名が付いたと言われています。インパクトがありながら、和風とも洋風とも一概には言えない唯一無二の印象を残すうつわは、さまざまな料理と相性が良く、食卓で主役の皿として役に立ちます。

大胆でモダン

通常、うつわにかける釉薬によって模様が描かれてきた馬の目皿ですが、HORITSUKE(ほりつけ)では模様を彫刻刀で彫ることで大胆で重厚感のあるデザインへと仕上げています。100年以上も前から受け継がれてきた模様でありながら、古さを感じさせないモダンな雰囲気が現代の食卓にぴったりです。

瀬戸の伝統の色、古釉は、灰釉・鉄釉・黄瀬戸・古瀬戸・志野・織部・御深井があげられます。
その中からご紹介する3種類の異なる釉薬も、その見た目を魅力的にしています。一点一点が少しずつ異なる色を発するのも焼き物ならではの特徴です。

・織部(おりべ):深い緑色を発する釉薬。その名前は戦国武将であり茶人でもあった古田織部に由来しています。
・黄瀬戸(きぜと):中国の青磁の色合いを出そうと試みた結果できたのが黄瀬戸と言われています。その柔らかな黄色は珍重され、織部・志野と同じく、桃山時代から伝わる代表的な釉薬です。
・志野(しの):桃山時代から、京都の志野で作られてきた日本最初の白い焼物の釉薬。温かみのある白さに加え、うっすらと緋色や表面に小さな穴が表れることがあり、志野の白は磁器とは違う美しさがあります。

いずれも白磁とは異なり、落ち着きを感じさせる趣ある見た目になっています。6寸のサイズは一人前の取り皿に、8寸はメイン料理の盛り付けにぴったり。平皿ですので様々な盛り付け方ができます。一点ではもちろん、ペアにしてお祝い品に選ぶのもおすすめです。

「彫り」で表現する

焼き物は形や柄、色、質感、光沢など、様々な特徴から多彩な表現が可能です。1300年の歴史を持つ瀬戸焼は、長く日本の人々に親しまれた焼き物で、「瀬戸に作れない陶磁器はない」と言われるほど高い技術力が受け継がれてきました。そんな瀬戸の地で長年うつわの原型となる型作りを手がけてきたHORITSUKE(ほりつけ)は、「彫り」による陰影を生かすことで、現代の食卓に似合ううつわを提案しています。

彫りが最たる特徴のHORITSUKE(ほりつけ)とはいえ、うつわの形は昔から日常的に使われてきた古典的なものをリデザインし、使いやすさが重視されており、派手すぎずそれでいて個性を発揮する柄は和洋を問うことなく食卓に馴染んでくれます。

型屋の技術

愛知県瀬戸市は瀬戸物で知られる陶磁器の一大産地。HORITSUKE(ほりつけ)はその地方に伝わる製造技術と陶磁器文化を現代の暮らしに伝えています。

瀬戸・美濃地方の陶磁器生産は、特に戦後コストを抑えながら大量生産が求められたこともあり、窯、釉薬、素地、型など、工程に応じて担当が異なる分業制が一般的でした。HORITSUKE(ほりつけ)の母体となるメーカーはその中で約50年もの間、うつわの型作りを担ってきました。HORITSUKE(ほりつけ)は型の製造で培った技術を活かし、上絵や染付など、出来上がったうつわに加飾をする方法ではなく、うつわの原型の段階から模様を彫り込むことで、素地の良さを活かした繊細で洗練されたうつわを作り出しています。

食器を量産するにあたり、型はなくてはならないもの。そこへ先人たちが積み上げてきた高い技術力が付加価値と感じられるようなうつわを作り、陶磁器文化を伝えていくブランドです。

HORITSUKE


馬の目皿(6寸 織部)
   

 

  • 馬の目皿(6寸 織部)
  • 馬の目皿(6寸 黄瀬戸)
  • 馬の目皿(6寸 志野)
  • 馬の目皿(8寸 織部)
  • 6寸 織部
  • 6寸 織部
  • 底面(6寸 織部)
  • 6寸 黄瀬戸
  • 6寸 志野
  • サイズイメージ(6寸 織部)
  • サイズイメージ(8寸 織部)
  • 上:6寸、下:8寸
  • 江戸時代から瀬戸で作られてきた馬の目皿
  • それぞれの釉薬の違いをお楽しみください
  • アップ
  • それぞれの釉薬の違いをお楽しみください
  • 3色ご用意しました
  • イメージ
  • 箱入り
サイズ 6寸:直径約18.2×高さ1.7(cm)
8寸:直径約24.6×高さ2.1(cm)
重量 6寸:約361g
8寸:約752g
素材 陶器
生産国 日本
箱有無
対応機器 食器洗浄器:×

商品特徴

  • ◇江戸時代から作られてきた馬の目皿を現代的にリデザインしています。
    ◇釉薬によって異なる色味を発します。
    ◇取り皿として、メインディッシュの皿として便利なサイズ。

注意事項

  • ◇一点一点が手作りのため、サイズや重さ、色などに個体差があります。
    ◇表面に細かなひび(貫入)が見られる場合がありますが、焼き物の特徴でご使用には問題ありません。

ブランド紹介

HORITSUKE(ほりつけ)

HORITSUKE(ほりつけ)

瀬戸物で知られる愛知県瀬戸市。HORITSUKE(ほりつけ)はその地方に伝わる製造技術と陶磁器文化を現代の暮らしに伝えています。HORITSUKE(ほりつけ)の母体となるメーカーはその中で約50年もの間、うつわの型作りを担ってきました。HORITSUKE(ほりつけ)は型の製造で培った技術を活かし、上絵や染付など、出来上がったうつわに加飾をする方法ではなく、うつわの原型の段階から模様を彫り込むことで、素地の良さを活かした繊細で洗練されたうつわを作り出しています。

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馬の目皿

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馬の目皿

馬の目皿(6寸 志野)

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馬の目皿

馬の目皿(8寸 織部)

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馬の目皿

馬の目皿(8寸 黄瀬戸)

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馬の目皿

馬の目皿(8寸 志野)

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