切立(きったて)とは縁の部分が切り立った形をしていること。通常の丸皿と比べると少し深みがあるため、平皿よりも様々な料理に使えます。
温もりのある焼き物を生活に取り入れるとき、気になるのはその扱い方。いわゆる土ものと言われる陶器は繊細で、日常使いに躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。そんな方にはまず、丈夫で扱いやすい磁器から挑戦してみることをおすすめします。陶石から作られる磁器は生成時1200℃以上の高温で焼かれ、食洗機やレンジも問題のなくお使いいただけます。
また、磁器と一口に言っても、色鮮やかな絵付けが特徴の九谷焼、品のある白さが特徴の有田焼と、産地によって様々な種類があります。その中で今回ご紹介するのは、素朴でぽってりと温かみのある磁器、砥部焼(とべやき)。国の伝統工芸品にも指定されている砥部焼の中でも最古の窯元、梅山窯(ばいざんがま)の器たちは美しい絵付けもさながら、150年という長い歴史を生活と共に歩んできた、老舗ならでは独特の趣きをお楽しみいただけます。
多用途な器と美しい絵付け
約24cmの8寸皿は、 メインディッシュのお皿にしたり、ランチのワンプレートにしたり、付け合わせの野菜とメインを料理を一緒に盛り付けるにもちょうどいい、食卓に並ぶ頻度が高い大きさです。その他、深みを生かして煮物などの汁物にも使える優れもの。収納するときも重ねやすく、丸みを帯びた形は手で持つにも持ちやすい形となっています。
和皿というと和食の盛り付けを思いつくかもしれませんが、実は洋食もおすすめ。和皿ならではの素朴さが色鮮やかな洋食と合い食欲をかき立ててくれますので、パスタなどメイン料理の盛り付けてもいいですし、ワンプレートにしてみて朝食のトーストをのせてみるのもおすすめです。
今回ご用意したのは「なずな」「一つ唐草」「十草内呉須花 口紅入り」の三種類。職人により一筆書きで描かれた絵付けは梅山様式と呼ばれる独自の技法で民芸品ならではのダイナミックさを持ちつつも、華美すぎすシンプルすぎず、どんな料理にも調和してくれます。自然をモチーフにした賑やかな絵柄は単色の料理を引き立ててくれますし、磁器の特徴である白い素地と呉須の鮮やかな青色は多色な料理も彩りを引き立てて食欲をよりかき立ててくれます。
伝統が息づく器
安永4年(1775年)に製造の始まった砥部焼と、その長い歴史と共に歩み続けてきた老舗の窯元・梅山窯は明治15年(1882年)梅野政五郎によって開窯されました。砥部焼の窯元で最も古い歴史をもち、太平洋戦争後、砥部焼復興のため「美は生活の中にある」という価値観を提唱する民芸運動を進めていた柳宗悦、浜田庄司、鈴木繁男、河井寛次郎などが梅山窯の制作にかかわり、ろくろから絵付けまで一つ一つ手作業で作られる、独自の技術技法を完成させました。
この運動の流れは「暮らしに寄り添った“かたち”」「自然を感じられる“文様”」「素朴で美しい“手しごと”」として現代まで受け継がれ、「用と美」のコンセプトのもと使い手に寄り添った器を作り続けています。
梅山窯の器は陶石から呉須の顔料まで砥部で取れたものだけを使用しており、生活だけでなく地域にも根ざしたブランド。作り手の使い手へも地域へも深い思いが詰まった器は、いつまでも手放したくない美しさが眠っています。
サイズ | 直径約24.5×高さ約3.8(cm) |
重量 | 約788g |
素材 | 磁器 |
製造国 | 日本 |
対応機器 | 電子レンジ:◯
食器洗浄機:◯ オーブン:× |
砥部焼の歴史と共に歩み続けてきた老舗の窯元、梅山窯は明治15年(1882年)梅野政五郎によって開窯されました。戦争で多くの窯元がなくなった中で生き残った梅山窯に、民芸運動を進めていた柳宗悦、浜田庄司、鈴木繁男、河井寛次郎などが制作にかかわり指導。梅山窯の独自の技法を完成させました。砥部焼の窯元で最も長い歴史を持ち、長年生活に根ざした器を作り続けた梅山窯は「用と美」のコンセプトのもと磁器の特性を生かした、日常使いしやすくかつ美しいものを作り続ける、暮らしに寄り添ったブランドです。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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