土鍋の蓋を開けたときの、ふんわり立ち上がる湯気、炊きたてのご飯の香り。一口目の優しい甘い味わいは、土鍋ご飯ならではの特徴。その美味しさを手軽に楽しんでもらおうと、およそ200年の歴史を持つ窯元が開発したのが、かまどさん(ご飯土鍋)です。
土鍋への不安を払拭
「土鍋ご飯」というと、その美味しさはわかっていながらも、火加減が難しい、炊飯器と違って目を離しておけない、といった不安点が躊躇するポイントかもしれません。そのため長谷園(ながたにえん)は土鍋をもっと身近に使ってもらおうと、使い手の目線に立ち「簡単に美味しく」炊くことが出来るお鍋、かまどさんを作りました。かまどさんならではの特徴は主に5つ。
・火加減調整が不要。
・二重蓋のため吹きこぼれない。
・お米の芯まで熱が通り、ふっくらとしたご飯に。(遠赤外線効果の高い釉薬を使用)
・伊賀の粗土が木のおひつと同じように呼吸をし、ご飯のべたつきを防ぐ。
・肉厚成形の仕上げにより、熱を蓄えてから穏やかに伝える。
まず、火加減について、多孔質で肉厚のかまどさん(ご飯土鍋)は、いわゆる「はじめチョロチョロ、中パッパ」をお鍋そのものがしてくれる作りになっています。付属説明書には「鍋底の釉薬がかかっていない、白い部分の約半分の高さまで炎が達することを目安にしてください。」とあり、実際にその通り使ってみると、火をかけている途中気にせずとも、ふっくら美味しいご飯が炊き上がります。
さらに「吹きこぼれない」ことについては、かまどさんが二重蓋構造になっている点がポイント。重さのある中蓋と外蓋の相乗効果で中のお米に圧力をかけることで、吹きこぼれを防いでくれます。吹きこぼれてコンロまわりが汚れてしまったり、火が弱まってしまったりといった心配がいらない点は、様々な工程をこなす料理中、とても便利です。
炊きあがったら蒸らして、そのまま食卓へ。土鍋から直接よそるご飯がなんとも美味しそうで、それだけでご馳走になります。具沢山の炊き込みご飯、美味しい新米と、かまどさんから季節の美味しさを是非感じてみてください。
水の量や時間については、お米の量に合わせて浸水させる水の量や時間、炊く時間、火を止める目安まで細かく説明書に書かれているので、まずはそれに従ってお試しください。慣れてきたら、お米の種類や季節(一般的に夏よりも冬の方が浸水時間を長くとります)、お好みの炊き具合に合わせて時間を調節してみるのも楽しいです。
木製の宮島しゃもじも一緒にお届けします。健康を意識して自分の身体に合わせた自炊を心がけるようになった、という方にも試して頂きたい、長谷園(ながたにえん)のかまどさん(ご飯土鍋)。子育てや、他の家事でなかなか料理に時間や手間をかけられない方にもおすすめです。食がもたらす健康を改めて見直すなら、まずは日々のご飯を変えてみてはいかがでしょう。ご自宅用にはもちろんのこと、結婚祝いや引越し祝いのギフトとしてもきっと喜ばれます。
ご使用前の目止めについて
伊賀土鍋は蓄熱性が高くなる粗土を使用しています。そのため、必ず最初に目止めを行ってください。 >>詳しくはこちら
調理に最適な伊賀土
鎌倉時代に生産が始まり、古くは茶陶(茶の湯に用いる陶器)として、現在は日常の器として活躍する伊賀焼。
生産地の伊賀市はかつて琵琶湖の底であったと言われていて、古琵琶湖層と呼ばれる地層から採れる伊賀の土の中には、400万年も前に生息していた有機物が多く存在します。そしてこの土を高温で焼くと有機物が発泡し、土の中に細かな気孔が数多く生まれます。この状態になった土は熱をすぐに通さず、一度蓄熱する性質を持つため、じっくりと熱を伝えられることから、調理に適した土と言えるのです。日本で取れる土の中で、土鍋にできるほどの耐火度を持つのは伊賀の土のみと言われています。
熱に強い特性を活かし、「伊賀の七度焼き」と呼ぶ高温で何度も焼く製法を取り入れていますが、焼きすぎて窯の中で壊れてしまうものも。完成品として取り出せるものはごくわずかで、とても手間のかかる焼き物なのです。こうした工程を経て出来上がった伊賀焼は、力強い形、独特の土の風合いが特徴でもあります。
成形、部品を取り付けるといった、すべての土鍋作りに人の手が入り、その目で判断しながら丁寧なものづくりを続ける老舗、長谷園(ながたにえん)。長く使って頂くためにパーツごとの販売にも力を入れており、一部が壊れたら使えなくなってしまう一過性のものではなく、私たちの暮らしに長く寄り添う相棒となるような道具を作り続けています。
サイズ | 三号炊き:直径約23.5×高さ約18(cm)※蓋含む |
付属品 | しゃもじ:長さ約18cm |
重量 | 三合炊き:約3730g |
素材 | 伊賀土(粗土) |
生産国 | 日本 |
箱有無 | 有 |
対応機器 | 電子レンジ:× 食器洗浄機:× オーブン:× 直火:◯ IH:× |
お知らせ | ※陶製敷板は付属しておりませんのでご了承ください。 |
1832年(天保3年)、三重県の伊賀・丸林の地で長谷源治が初代当主として開窯。長谷園(ながたにえん)は、およそ200年の歴史を持つ老舗の窯元です。
「作り手は真の使い手であれ」「いかに飯をうまく食い、いかに酒をうまく呑むか」といった「使う」目線の器作りが特徴で、その視点と良質な伊賀の土を活かしてプロの味を自宅で簡単に再現できる土鍋を開発。さらに歴史資料館、作陶体験する環境を作り、伊賀焼の魅力も発信しています。近年では炊飯器も手掛けるなど、変化するライフスタイルにも柔軟に対応しながら、常に時代を見据えたものづくりを続けています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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かまどさん (ご飯土鍋) (三合炊き) 期間限定、送料無料キャンペーン中! |
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