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奈良生まれ、TOUNのスニーカー。70年のノウハウを詰め込んだ、革靴とスニーカーのハイブリッドシューズ。

 

奈良は履き物作りが盛んな地域だということをご存知ですか?

雪駄や革靴など様々な履き物メーカーが活躍している場所だということはあまり知られていないかもしれません。

歩き心地と耐久性の高さが両立されたTOUNのスニーカーもその一つ。

歴史と文化を繋ぐ奈良の地に相応しい、時代を経ても変わらない、けれど新しい履き物作りがしたいという思いで生まれたTOUNのスニーカーをご紹介します。

 

 

 

 

ベースにあるのは70年の革靴作り

 

TOUNのスニーカーは、紳士向けの革靴メーカーであるオリエンタルシューズで作られています。70年に渡る革靴作りのノウハウがあるからこそ、革靴とスニーカー、双方の良いところを取り入れた唯一無二のTOUNのスニーカーが生まれました。

そんなTOUNならではの特徴はどこにあるのでしょうか。

 

 

 

1. 革を熟知するからこそできる素材選び

外側は牛革のスエード(ベロア)生地、内側には豚革が使われています。

柔らかな手触りとシルキーな質感で、スニーカーの印象を決める牛革のスエードは、できるだけ素材を無駄なく使えるように、起毛感の強いものをあえて使用しています。

吸湿性が高く、蒸れやすい靴の内側に適している豚革は、牛革と対照的に柔らかく滑らかな肌触りで、足の形に馴染みやすいです。

 

 

 

2. 柔らかい履き心地の秘密

表革、裏革、補強材を使ってしっかりとした硬さで作られる紳士靴に比べ、TOUNはほぼ表革のみで構成されているので、革靴にもキャンパス地のスニーカーにもないような柔らかい履き心地になっています。この柔らかさが疲れにくさにも繋がるのですね。

 

 

 

3. 柔らかくてもしっかりホールド

靴の形のベースとなる木型は革靴と同じ型。職人の手で一足一足丁寧に革を木型にそわせていきます。タイトな革靴の木型を使うことで、柔らかい生地でもしっかりと足をホールドしてくれているそうです。

 

 

 

4. 歩きやすさは靴底に

一般的なスニーカーにはない最大の特徴は、足裏につけられた「靴の背骨」と呼ばれるシャンク。本来はヒールのある革靴を支えるために使われるものですが、スニーカーにシャンクを使うことで、安定感のある捻れにくい靴になるのです。

 

 

最後に、サイドマッケイという製法でアッパー(靴の底を除いた上の部分)とソール(足を支える土台部分)を直接縫い付けることで耐久性が増し、壊れにくいスニーカーが完成します。

 

 

 

5. グラフィックデザイナーと職人の手で作りあげるスニーカー

TOUNのスニーカーはグラフィックデザイナーがデザインしたものを革靴メーカーが製造するといった、ちょっと変わった組み合わせによって生まれています。プロダクトデザインを専門としていないからこそ、違った角度からストーリー性を持たせ、シンプルで分かりやすいデザインを作り上げることができているのです。人の温もりを感じられるようなクラフト感のあるTOUNのスニーカー。そのありそうでなかったデザインが他のブランドにはない存在感を放っています。

 

レディーススニーカー Five Camel

 

 

 

TOUNの特徴を知ったところで、お気に入りの一足を見つけてみましょう

 

TOUNスニーカーのデザインは2種類あります。アイレット(靴紐の穴)の数によって名付けられた"Three"と"Five"です。それぞれどんな違いがあるのでしょうか。

 

レディース スニーカー Three

▲履き物の原点と言える足を「包む」靴から着想を得たレディーススニーカー Three Green

 

一枚の革に切れ込みを入れたようなシンプルな構造のThreeは、甲の部分にふっくらとしたシワが寄り、柔らかい履き心地です。ゆったりとした印象ですが、タイトな革靴の木型を使用して作っているのでホールド感がしっかりあるのも安心ですね。

 

レディース スニーカー Five

▲スニーカーの始まりと言われているデッキシューズをモチーフにしたレディーススニーカー Five Green

 

スタンダードなスニーカーを思わせるデザインですが、素材やカラーの組み合わせに新しさも感じるFiveは、TOUNのコンセプト「NEW NOSTALGIC」にぴったりなデザインです。

 

 

カラーラインナップ

奈良の原風景である芝や植物の緑をイメージしたGreenは主張や意味を含まないニュートラルなカラー。ネイビーと組み合わせたCamelは、暗くなりがちな秋冬の服装を足元からパッと華やかにしてくれます。

 

▲左:Three Green 右:Three Camel

 

TOUNのスニーカーは、足元をしっかりと見せたスタイリングと相性が良いです。GreenもCamelもコーディネートを引き立てるようなカラーですので、シンプルなコーディネートのスパイスとして取り入れてみてください。

 

スウェット:GG SWEAT CREWNECK BUTTER(近日販売予定)

パンツ:別注CTX-010L 12オンス セルヴィッチ ストレート ジーンズ ホワイト

シューズ:レディーススニーカー Three Camel

 

パンツ:NAJA デニムパンツ

シューズ:レディーススニーカー Three Camel

 

様々なコーディネートに馴染んでくれる万能さのある一足。スエード生地によって洗練された落ち着きを感じるスニーカーになっているので、カジュアルになりすぎないスニーカーを探していた方にもおすすめです。

 

パーカー:後付けルーズフィットパーカー

スカート:コットンスラブ パイピングスカート(近日販売予定)

シューズ:レディース スニーカー Five Green

ポーチ:【別注】HORSE LEATHER WAIST POUCH

 

シャツ:BANDCOLLAR SHIRT(近日販売予定)

パンツ:コットンバルーンパンツ

シューズ:レディース スニーカー Five Green

バッグ:バルバストート HALLIE

 

パンツ:NAJA デニムパンツ

シューズ:レディース スニーカー Five Green

 

 

サイズ選びもお任せください

 

素敵な靴に出会ったけれど、どのサイズを選べば良いかわからない、サイズ選びに失敗したくない方もいらっしゃるかと思います。

特にTOUNのスニーカーは革靴をベースにして作られているので、普段履くスニーカーとの違いが分かりづらいかもしれません。サイズ選びに自信のない方は、自分に合うサイズが見つかるTOUNのインソールゲージシートをご使用ください。

 

 

使い方はとっても簡単。

 

 

1. TOUNのインソールゲージシートをA4・実寸サイズでプリントアウトします。

2. Heelラインにかかとを合わせます。

3. つま先に手の親指1本分を足したサイズが適したサイズです。 

※プリントの状態によって、計測シートの目盛に誤差が生じる場合がありますので目盛りに物差しをあてて寸法に狂いがないか確認してください。

※普段履いている靴下を履いて、フローリングなどの硬い床の上で測定してください。

※ガイドラインからはみ出した横幅のラインの合計値が20mm以上になる場合は、足長に関係なく0.5cmのサイズアップをおすすめします。

 

 

こちらのシートを使って、実際にZUTTOのスタッフもフィッティングをしてみました。

 

【 スタッフH 】

 測定結果:23.0cm

 試着商品:レディース スニーカー Three Green

 

TOUNのインソールゲージシートで調べた結果23.0cmとなり、実際の着用感と一致しました。印刷をする手間はありますが、ぴったりサイズを選べるので便利だと思います。計測自体は3分ほどで終わり、スムーズにできました。シートに印刷されている親指の目安が男性の親指くらいの太さでしたが、ご自身の親指で計測して問題ないと思います。
普段のスニーカー:22.5cm/普段のパンプス:22.5-23.0cm
足長21.5cm/足幅8cm/足囲20cm/甲の高さ6cm(やや高め)

 

 

 【 スタッフT 】

 測定結果:24.0cm

 試着商品:レディース スニーカー Five Camel 

 

インソールゲージシートで調べところ24cmでした。実際に履いてみたときも24cmがぴったりだと感じていたので、一致していたことに安心しました。自分が思っているぴったり感と足にとっての快適なサイズが異なると、足への負担につながると思うので、ご不安な方はこちらのシートを使うのがおすすめです。
難しいことはなく、3分ほどあれば両足分を簡単に測ることができます。
足長サイズから親指1本分の長さが最適なスニーカーサイズというのがユニークですね。
実際にスニーカーを履くときを想定して、素足ではなく、靴下を着用して計測すると良いと思います。
普段のスニーカー:23.5-24cm/普段のパンプス:23.5cm
足長23.5cm/足幅9cm/足囲21cm/甲の高さ6cm(やや高め)

 

TOUN独自のリサーチではインソールゲージシートを使った測定で、9割以上の方のサイズが合致したそうです。今回測定したZUTTOのスタッフ二名も実際に試着して合わせたサイズと一致する結果になりました。自分に合ったサイズを選ぶことは足への負担も軽くし、履き心地の良さをより実感することができます。ご自宅で簡単にできますので、サイズ選びに迷った際はインソールゲージシートをお試しください。

 

 

 

長く使っていただくために


最後に、TOUNのスニーカーをいつまでも愛着を持って使っていただくために、お手入れや修理についてご紹介します。

 

お手入れ方法について

スエードの靴は、染みになりやすく雨の日には履けないと思っていませんか?

実はスエードは天気を問わず使える素材なのです。スエード生地は繊維が起毛してできたもの。水に濡れると、この繊維が倒れてしまい染みのように見えていました。

 

 

雨に濡れて繊維が倒れてしまった時は、少し硬めのブラシで優しくブラッシング。これだけで繊維を起こすことができるそうです。砂埃もブラッシングで取ることできるので、簡単なケアで時期を問わず履けるのは嬉しいですね。

 

 

修理について

アッパーとソールを直接縫い付けるサイドマッケイという製法は、シンプルな構造なので、糸を外すことで、新しいソールと交換が可能です。足を包み込むような柔らかい履き心地はそのままに、もう一度TOUNを生まれ変わらせることができます。

 


オリエンタルシューズのファクトリーには、リペアに必要なソールなどの材料が常にストックされてます。作り手による純正のリペア(修理)ですので、品質も安心していただけます。

 

リペアをご希望の方はZUTTOカスタマーサポートまでご連絡くださいませ。

※チャットサポートも行っております。サイト左下の緑のアイコンをクリックしてください。(平日9:00から16:45)

 

>>お問い合わせフォームはこちら

 

 

▼ TOUNのアイテム一覧はこちら

投稿者: 井上 日時: 2022年09月29日 11:45 | permalink

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