春夏のあたたかな陽気にぴったりのファッションアイテムといえば、ワンピース。服の中を通り抜ける風が心地よく、着るだけでなんだかうきうきとした気持ちになります。
今回ZUTTOがオリジナルで作ったのは、コットン素材のギャザーワンピース「コットンライトポプリン ギャザーワンピース」。「ワンピース1枚だとちょっと物足りないな」とならない、程よい存在感が出るディテールにこだわりました。いつでも気軽に選べる一着として、春夏のお出かけに活躍します。
一番のポイントは何といっても、ウエスト切り替え部分のギャザー。あえてスカート側を上に重ねるようなデザインにすることで、フリルのような愛らしさが加わりました。さらに生地の端はメロー処理をすることで、ひらひらと繊細なデザインに仕上がっています。
紐の縛り具合でシルエットを変えることができるのもギャザーワンピースのいいところ。今回のワンピースは、両サイドから紐を絞って調整いただく作りです。
BLUE
帽子:PROVENCE 12
バッグ:ポシェット
こちらはほとんど絞らずにゆったり、オーバーサイズのワンピースとして着た場合。ストンと落ちたシルエットからはリラックスした雰囲気が漂います。窮屈感がないので移動時間の長いお出かけにもいいですね。
BLACK
パンプス:チャンキーヒール NERO
バッグ:【別注】San Gabriel
こちらはきゅっとしっかりめに絞ってウエストマークした着こなし。スタイルをよく見せてくれることに加え、きちんとした印象もプラスされるので、通勤の一着にもいいですね。絞ることでスカートがふんわりと自然に広がります。
▽デザイナーに聞いてみました。
ウエストギャザーといってもその切り替えのデザインはさまざまですが、今回ちょっとポイントとなるようなデザインを選んだのはなぜですか?
もう一つのポイントは、配色ステッチ。襟ぐり、袖、ウエスト、裾には、どちらの色にも白いステッチを使っています。基本的には生地と同色のステッチで縫製することが多いのですが、今回のワンピースではあえて配色ステッチで白糸を使うことで、ギャザーワンピース特有の甘さを程よく抑えてカジュアルな雰囲気をプラスしています。
▽デザイナーに聞いてみました。
ZUTTOのオリジナルウェアではあまり見かけなかった配色ステッチですが、今回のワンピースに取り入れたのはなぜでしょうか?
響きがなんとも可愛らしいですが、ポプリンとはよこ畝のある緻密な平織り生地のこと。丈夫で耐久性がありながら、柔らかく光沢のある表面を持つ素材です。さらに薄手で軽量な点はまさに春夏にぴったりの素材といえます。着用してみたスタッフも、見た目のボリューム感に比べて軽くストレスがなく着られることが気に入ったようです。
今回使った素材は、長年の経験を経た職人たちが染色方法や風合いにこだわり、手間暇をかけて仕上げたもの。生機(きばた)と呼ばれる染める前の生地の段階で、少しずつ時間をかけて揉みほぐし生地をリラックスさせてから染色することで、天然繊維特有のナチュラルで柔らかな風合いに仕上がっています。さらに染め上がりの生地を乾燥させる際には、テンションをかけずにふんわりと仕上げることで洗いざらしのようなシワ感が生まれ、ヴィンテージのような表情も感じられます。甘くなりがちなギャザーワンピースがよりハンサムな印象になっているのは、生地選びにも理由がありました。
カラーは肌なじみが良く涼しげな印象のBLUEと、すっきりと洗練された雰囲気のBLACKの2色をご用意しました。お出かけ先をイメージしながら、お好みのカラーをお選びください。
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これまでも、お客様の愛用品が壊れてしまったら可能な限りメーカーと協力して修理のフローを作ってきましたが、ウェア類に関してはZUTTO独自の取り組みとまでは至りませんでした。しかし、社内に洋服づくりのためのアトリエを設置したことから「洋服のお直しや修理」が可能になり、お客様への有料サービスとして開始することにいたしました。
「購入したスカートの裾を3cm短くしたい」
「手持ちのニットに穴が空いてしまって、かがって欲しい」
「デニムパンツの裾のエイジングをそのまま活かした裾上げをしたい」
など、ウェア類の修繕・お直しをお受けします。ZUTTOでご購入いただいたものももちろん、他店で購入されたアイテムでも、可能な限りお受けいたします。