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ZUTTOだけの別注あけびのかごが登場しました。

 

ZUTTOでも人気が高い、あけびのかご。春が近づくと少しずつ選ぶ方が増え始め、夏になればワンピースや浴衣に合わせて夏のイベントを楽しみたいなという気持ちになり、冬はもこもこのインナーバッグを入れてコーディネートにバリエーションを持たせてさせてくれます。今回のよみものでは、スタッフが青森県弘前市の宮本工芸に伺い、一目惚れしたかごをご紹介。生産者が少ないこともあり、少量のご紹介となりますが、別注デザインで使い勝手をよくしています。小ぶりなサイズ感、いつもとは少し違う雰囲気で、既にあけびのかごを愛用中の方にもおすすめしたいアイテムです。

 

 

企画スタッフと見る、別注あけびのかごのポイント。

 

【別注】屋根付きあけびバスケット

 

 

宮本工芸にお伺いして、最初に目に入ったのがこの屋根付きバスケットでした。ころんとしたシルエットと、丁寧な手仕事がうかがえるかご。開閉式なのにボタンなどの留め具まで全てをあけびのつるで編み上げていて、なんとも可愛らしい・・。サンドイッチやおにぎり、手作りの焼き菓子を詰めてピクニックに持って行ったり、食器やカトラリーの収納場所にもなりそう。

 

お話を伺うと、屋根が付いたこちらのミニバスケットは、青森県のりんご農家の方がシーズンオフの時期にだけ作る特別なかごであると分かりました。屋根のついたデザインは、まるで小さなお家のよう。インテリアにもなりそうですが、ぜひ暖かくなったらいろんな場所に持っていきたい。そんな思いで別注アイテムを作ることになりました。

 

 

別注1:一部を透かし編み

 

元々、この胴体の部分は、緑色の蔓を編み込んで作っていました。そのままでも可愛らしかったのですが少しかっちりしたイメージだったので、普段使いもできるよう、部分を透かし編みに別注し、涼やかな雰囲気にしました。荷物をそのまま見せるのもいいですし、大きめの巾着ポーチや、お気に入りのスカーフを入れて雰囲気を変化させても楽しめます。宮本工芸さんからも「すごく可愛いですよ!」とお墨付きをいただきました。

 

別注2:レザーのショルダー紐

 

持っているだけで嬉しくなるような屋根付きかごでしたが、一つ難点を上げるとすると、持ち運びがしにくいということがありました。持ち手の部分は細く、日常使いするには少々心許ない。そういうわけで、ショルダー紐を通す場所を作っていただき、レザー職人にかごの雰囲気を壊さないような編み上げのレザー紐を作っていただきました。

 

 

紐はギュッと編まれているので、伸びにくく、一枚のレザーよりも強度があります。先端にはアンティーク調の色合いの金具がついていて、付け外しができるようになっています。(頻繁に付け外すと蔓にダメージが出るので、付け外しするときは金具の部分を目一杯開いて、蔓を傷つけないように気をつけてくださいね。)

 

 

斜めがけならそのままでぴったり。さらに長さを調整したいときは、紐を縛って長さを調整してみてください。

 

 

 

 

【別注】あけびのかご 7寸胴張畝編み

 

宮本工芸の棚にあった9寸胴張畝編みかごをひとまわり小さくした7寸胴張畝編みかごの別注です。先程のりんごのかごとは少し違った凛とした雰囲気で、曲線と直線が絶妙なかご。当日出来上がったばかりのかごを見せていただき、別注制作をすぐに決めて、工房風景の撮影に30分ほど抜けたところ、お店にいらっしゃったお客様が大変気に入って、その場で購入されていました。

 

別注1:サイズダウンして、重さも大きさも持ち運びやすく

宮本工芸にあった9寸サイズ

 

他のあけびのかごと比べても、この重厚感のあるカゴは大きさがあると少々重たく感じます。そこで、ひとまわり小さいサイズに別注を決定。ころんとした形で、とにかく可愛いです。電車の中で膝に乗せていてもストレスがなく、なんだか幸せを感じるようなバッグになりました。美しい工芸品なので、一年中バッグとして使えますが、夏なら是非浴衣や夏祭りに持って行って欲しいかごです。

 

身長162cm

 

ミディアムサイズのお財布やポーチ、350mlのペットボトルならはみ出さずに収納可能です。

 

 

別注2:バージョンアップしたレザーハンドル付き

 

今回のこちらのかごには、フィット感重視&カバー範囲を広げたレザーハンドルカバーがついてきます。重いものを持ったときに手が痛くならないように、また肘にかけて持つ時に肘が痛くないように、かごが持ちやすくなるようにデザインしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お手入れQ&A

 

Q. 天然素材のかごバッグは、ささくれがありますか?

A. かごバッグは、原料を適切な長さに裁断し編み上げているので、裁断処理が表に見えている場合がありますが不良ではございませんのでご安心ください。あけびのかごにおいては裁断処理は目立たず、ささくれも他の素材のバッグに比べて、少ない印象です。こうした裁断処理の部分やささくれは、使っていくうちに徐々に先が丸くなっていきますが、心配な方はやはりインナーバッグを一緒に使っていただくのが良いと思います。

 

Q. 手編みのかごバッグは、緩んできたりするのでしょうか。

A. 宮本工芸のあけびのかごは、全体が手編みで作られており、持ち手と本体を繋ぐ部分も、全てあけびで作られています。天然素材の特性上、使用していくうちにやむを得ず接合部分が緩んでしまう場合がまれにございます。その場合はお直しが可能ですので、ご希望の場合はカスタマーサポートまでお問い合わせください。ZUTTOカスタマーサポート:support@zutto.co.jp(平日10:00-16:00)

 

Q. お手入れのポイントはありますか?

A. 普段のお手入れとしておすすめしたいのが、「拭く」ことです。まるで磨き上げるように、柔らかい布で表面を拭いていき、あけびのような素材自体が太さのあるものの場合、洋服ブラシなどでブラッシングしても良いです。ブラシも天然の動物の毛を使ったものを選ぶと、かごバッグの艶が増す効果がありますのでおすすめです。

 

Q. シーズンが終わったらどのように保管すべきですか?

A. かごバッグにとって、大敵となるのが湿気です。天然素材なので水に濡れることで、カビや虫の発生、さらに編み込みの緩みに繋がる可能性があります。そのため雨の日は使わない、水に濡れた場所には置かないことはもちろん、保管の仕方にもお気をつけください。かごバッグを保管する場合、日陰の風通しの良い場所を選びます。布をかぶせておく、不織布をお持ちの場合はかごをまるごと包んでおくことをおすすめします。

 

Q. あけびのかごバッグを使うのにコツはありますか?

A. 天然素材のかごバッグを育てるにあたって、最適な方法は何といっても使うことです。手に触れることでささくれがなくなり、油分により徐々に色が濃くなり、空気にあたることでホコリを被ることもない。そんな状態がかごバッグにとって最適なのです。もちろん、毎日使うことは難しい場合は目に付く場所へ保管して、時々手で触れてみてください。天然素材の良さは使っていく時間とともに、実感して頂けるはずです。

 

手入れして使えば一生モノとも言われるあけびのかご。実際に自分の暮らしに取り入れるとなると、少しハードルを感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。使うシーンにあわせて、持ち方を変えて、インナーバッグで色も楽しめる今回の別注品は、長くご愛用いただけるはずです。

 

 

▽あけびのかごはこちらから

投稿者: ZUTTO編集部 日時: 2023年05月26日 10:24 | permalink

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