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バルカナイズドスニーカーのパイオニア、コルチェスターラバーカンパニーの魅力

 

 

クラシカルなスニーカー。

一見するとそのような印象を受ける、COLCHESTER RUBBER CO.(コルチェスターラバーカンパニー)のスニーカー。

 

ハイカットスニーカー Black

 

アッパーのキャンバス地、トウキャップやソールのラバーなどローテクスニーカーの魅力がぎゅっと詰まった一足。ハイカットもローカットも馴染みのあるデザインのスニーカーですが、何を隠そうこれがその「馴染み」スニーカーの原型モデルなのです。 

 

馴染みのキャンバススニーカーと言うとCONVERSEやKEDSのことを思い浮かべますが、あまりに定番すぎて敬遠してしまう、という人もいると思います。「キャンバススニーカー」は欲しいけれど、人とは違う、でも履きやすく、奇をてわらず、そっとファッションに寄り添ってくれるデザイン。そして願わくば何かしらのブランド背景があるもの。

 

実はこのCOLCHESTER RUBBER CO.(コルチェスターラバーカンパニー)こそが、その答えです。

 

 

スニーカーが生まれた背景

 

ハイカットスニーカー White

 

そもそも、「スニーカー」の定義とは何でしょう?

・靴底がゴム製である

・アッパーが布地(またはレザー)

 

靴底がゴム、というのは用途に応じた摩擦性を追求するための素材使いが根幹にあるからで、アッパーに布地が多いのは軽さと柔軟性を求めるから。英語の「スニーカー」という名称は、sneak(忍び寄る)が元となっています。音を立てずに忍び寄れる靴=静かな靴、というキャッチコピーで販売されたものがその後アイテム名として定着したのだとか。

 

素材からも分かるように、スニーカーは元々はファッションアイテムではなく、スポーツ用品。昔はファッションアイテムとしての靴は革靴が定番だったのですね。そのため、より動きやすくスポーツがしやすい靴として発展したのがスニーカーです。ゆえに、スポーツ用のスニーカーは各競技の動きやプレー環境に応じた特徴があり、それぞれのスタイルに合わせた進化を経ているのがほとんどなのです。 

 

ローカットスニーカー Navy

 

 

バッシュの原型ブランド

 

そんな中でバスケットボールシューズ(バッシュ)の原型となったのがこのCOLCHESTER RUBBER CO.(コルチェスターラバーカンパニー)。1892年、バスケットボール誕生の翌年に、バスケの生みの親・ネイスミス氏が考案したバッシュを基にバスケットシューズを開発したのです。

 

 

 

こちらが1892年(125年前!)に作られた最初のモデル、National Treasure(ナショナル・トレジャー)。

現在のキャンバススニーカーと比べても遜色ないほど、当初からスタイルが確立されていたことが分かります。

 

 

COLCHESTER RUBBER CO.(コルチェスターラバーカンパニー)の創業者の息子であるIrvingがデザインしたものとされていますが、彼自身がバスケットボール創設に関わった人物として知られているため、その点でもバスケットボールのためのスニーカーであることへの説得力がありますね。

 

CONVERSEやKEDSの創業者がCOLCHESTER RUBBER CO.(コルチェスターラバーカンパニー)の出身で、COLCHESTER RUBBER CO.が考案したNational Treasure(ナショナル・トレジャー)を元に作られたのがコンバース「ALL STAR 1917」と言われているのです。

 

ハイカットスニーカー Olive

 

ローカットスニーカー Beige

 

世界初のバスケットボールシューズを復刻するにあたり、こだわったことは当時のデザインを忠実に再現すること。ですが、履き心地は現代の技術に合わせて当時よりも良いものに。スニーカーとしての良さを、具体的に見ていきましょう。 

 

 

製法と履きやすさ、込められた想い

 

ー バルカナイズド製法

ローカットスニーカー Navy

 

履いた時のしなやかさと丈夫さを追求したバルカナイズド製法です。バルカナイズド製法とはスニーカーのアッパーとソール部分の圧着方法のことを指し、1840年代に確立されました。

 

アッパーとソールを、まだ固まっていない生ゴムで成型し、専用の釜で高温の圧力を加えながら、硫黄(いおう)などの加硫剤で反応させてゴムを硬化・圧着させていく方法です。これにより帆布のアッパーとゴムのソール、異なる素材を強力に圧着させ、しっかりと一体化させることが出来ます。

 

アッパーとソールの結合が強く、底はがれの心配が少ない。接着と成型を同時に行うため、柔軟性があり歩いた時に曲がる部分が無理なく曲がる。つまり、強くて履きやすい・動きやすいスニーカーになるということです。

 

ー 滑り止めを考えたアウトソール

ハイカットスニーカー Black

 

汗が飛ぶバスケットコートで滑りにくいようにアウトソールには適度なスリットが入っています。さらに、くるっと瞬時に向きを変え相手をかわすプレーもあるように、コートの狭いバスケットボールは常にスピードが求められます。アウトソールには独自配合のラバーを採用し、よく曲がり足に違和感なくくっついてくる感覚を実現させています。

 

特徴的なアウトソールのデザインはターキーの羽をモチーフにしたものです。これは、約400年前にコネチカット州で存在した、ジャンプ力が優れていたという逸話のあるネイティブアメリカンにあやかり、バスケットボールの選手が羽をつけたようなジャンプ力を授かるように、という想いが込められています。

 

ー 足首をサポートするハイカット

ハイカットスニーカー Olive

 

デザインは、ハイカットモデルとローカットモデルがあります。いまでこそ、ハイカットスニーカーは足元にボリュームを持たせたり、ソックスとの組み合わせを楽しむおしゃれのためのデザインとして捉える方が多いですが、もともとは動きの激しいバスケットボールのプレー中に足首を守り、捻挫しないようサポートするための形状だったのです。くるぶしの上まで覆う高さを持たせ、足首にフィットするようなデザインが当時として革新的でした。

 

ー 職人7名で作る特別なシューズ

機械では出来ない作業は、厳選された職人が手作業で仕上げます。アッパーのミシン、サイドのホクシングテープ、トゥーキャップ、トゥーガード。パーツ圧着の際には基本手作業だというから驚きです。

 

ー 耐久性と履き心地へのさりげないこだわり

ローカットスニーカー Black

 

アッパーサイドには、一部生地を重ねて補強し、耐久性を追求した、スポーツに適したスニーカーとしてこだわります。

 

ハイカットスニーカー Navy

 

また、1892年に作られたモデルから存在したBUILT-IN ARCH CUSHIONも健在です。土踏まずをサポートし、疲れにくく歩きやすいよう考えられています。

 

ー イラストで示す、敬愛

ローカットスニーカー Brown

 

COLCHESTER RUBBER CO.(コルチェスターラバーカンパニー)スニーカーのタンの裏側には、バスケの生みの親でバッシュの考案者ジェームス・ネイスミス氏のイラストが。茶目っ気に加え、ネイスミス氏への愛情が現れたデザインですね。 

 

 

ハイカット、ローカットモデル

 

ZUTTOでは2型のシューズ、各6色のご紹介です。 

サイズは23cm〜25cmの3サイズ展開です。

 

【ハイカット】

ハイカットタイプは、足元に存在感を持たせるため、シンプルなコーディネートにも活躍します。

パンツスタイルだけでなく、スカートやショートパンツとの合わせでは可愛さが増しますよ。

ハイカットスニーカー White

 

ハイカットスニーカー Brown

 

 

【ローカット】

使いやすいローカットタイプはジーンズやスキニーパンツに合わせて、足首を見せて履くと細く綺麗に見える効果もあり、また、ゆったりワイドパンツには足元まで馴染んだおしゃれなまとまりになります。スカートやパンプスを合わせた女性らしいコーディネートもローカットスニーカーに変えてみると大人の綺麗目なカジュアルスタイルを楽しめます。 

ローカットスニーカー Navy

 

ローカットスニーカー Black

 

 

 

長く愛用するためのお手入れ

 

・ブラッシングで日々ホコリや砂を払う

→付いてしまった汚れはその日のうちに対処することで汚れが定着することを防ぎます。家に帰ったらブラッシング、をスニーカーでも実施してください。

 

・防水スプレーで汚れ防止

→防水スプレーは水だけでなく汚れが付くことも防いでくれます。定期的にスプレーして、水ジミや汚れが付かないようにしましょう。

 

・ゴム部分は消しゴムで

側面のゴムテープ部分についた汚れは、消しゴムでこすってみてください。軽い汚れなら薄くなりますよ。 

 

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今ではスニーカーはスポーツ用品の枠を超え重要なファッションアイテムの一つとしてコレクターが存在するほどですが、こうした誕生背景があることを知るとものへの見方がまた少し変わってきますね。全てのものには生まれた理由があり、それを活用した生活や環境にさらに適応するようにアップデートされていく、そんな仕組みがあるモノが、長く愛され続ける秘密なのかもしれない、と感じました。

 

 

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COLCHESTER RUBBER CO(コルチェスターラバーカンパニー)

 

記事更新日:2019年11月8日

投稿者: 丸山 日時: 2019年11月08日 11:00 | permalink

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