日常使いのTシャツは数枚持っておきたいもの。薄すぎず、厚すぎず、夏にサラッと気軽に着られるTシャツは重宝します。アイテムとして定番すぎるために、じっくりとTシャツを吟味したことがない方も多いのではないでしょうか。気軽に着られるTシャツこそ、カラーやプリント、生地の厚み、フォルムなど様々試してみたいですね。いま、Tシャツ選びをするならばアメリカ生まれの定番ブランド、FRUIT OF THE LOOM(フルーツオブザルーム)のTシャツがおすすめです。
Tシャツ:クルーネックポケット付半袖Tシャツ
パンツ:綿 ロールアップパンツ
サンダル:フリンジクロスエスパドリーユミュール BE
バッグ:ERIC tan
ベルト:【別注】ベルト DOUBLE 3PLY BELT
FRUIT OF THE LOOM(フルーツオブザルーム)は
アメリカ定番のTシャツ・アンダーウエアブランドです。
目の詰まったハイゲージ生地を採用し、
細番手の糸を高密度に編み立てることで、
定番のドライでざっくりした程良い生地を作ります。
実際、アメリカでは大手スーパーの衣料品コーナーでも
見ることが出来、気取らず毎日使ってじゃぶじゃぶ洗う、そんなブランドなのです。
アメリカではこのフルーツのブランドロゴを知らない人はいないと
言われているくらい、人々の暮らしに馴染んでいます。
ー カジュアルウェアならではのドライ感
とろみがあり柔らかで、体に沿う生地に対して、
しっかりと厚みがあり肌離れがよくサラッとしている
着心地が、Tシャツの「ドライ感」。
とろみ生地は上品でエレガントな雰囲気を醸し出し、
ドライTシャツはざっくりとナチュラル・カジュアルなテイストに。
これは好みやその時々のコーディネートのテイストによるものなので、
どちらが良いとは言い難いのですが、
ドライ生地は吸水性と速乾性に優れているため、機能的で実質本位な
品質にこだわる人におすすめです。
ー 着心地を考えた、丸胴編み
一部シリーズはトンプキン編み機を使用しています。
1847年モースメラーが発明した下から上へ向かって編む丸編み機で、
脇に縫い目がなく、ストレスない着心地が特徴です。
トンプキン編み機は普通の編み機と比べてゆっくりとした速度で
毎時1mを編むため、非効率な生産方法なのですが
糸に余計な力がかからず、リラックスしたように編まれ、
糸そのものの柔らかさが生かされたTシャツになっています。
ブランド名、FRUIT OF THE LOOMのLOOMは「織り機」という意味です。
FRUITは食べ物のフルーツだけでなく、実を結ぶ、結実するという
意味もあるのですが、合わせると「織り機の結実、達成」という、
自分達が製造する織物(Tシャツ)に対する心意気や責任を感じることが出来ますね。
Tシャツ:フルーツ染めTシャツ グレープ
パンツ:スリムフィットジーンズ 10D02 Ecru denim
サンダル:レザーストラップサンダル ボルドー
バッグ:DAILY DAYPACK NAVY
バンダナ:バンダナ ペイズリー レギュラーサイズ
ZUTTOでご紹介しているFRUIT OF THE LOOMのTシャツのうち、
黄色やグリーン、パープルなどTシャツに色がついているものはフルーツ染めです。
聞きなれない「フルーツ染め(FRUIT DYE)」とは、
果実から染料を抽出した自然染料97%に少量の化学染料3%を
配合することで、 鮮やかな発色性を実現しながら
一般的な品質基準の堅牢性を得ることが出来る
新しい染色技術によるもので、光が反射することで色合いに
奥行き・揺らぎが生まれ、他にはない独特な色合いが現れます。
DYEING WITH MANGOのシールが貼られています。
フルーツ染めなどの自然染料は化学染料のように一つの構造でなく、
一色の中に何種類もの変化する色素が入っているため、
その変化する色素が光に乱反射することにより、人を安心させたり
心からリラックスすることが出来ると言われています。
カラー名の通り、黄色いTシャツはマンゴー、グリーンはキウイ、
パープルはぶどう、濃いピンクはストロベリー、それぞれの果物から
抽出した染料を元に染めています。
天然染料と聞いて思い浮かべるのは草木染めですが、
草木染めとの違いは、発色の良さです。
草木染めはどちらかと言うと落ち着いた、ほっとさせてくれるような
色味に染まるのですが、フルーツ染めの場合は
鮮やかで、着ていて楽しい気分にさせてくれる色合いが揃います。
まるで果実のいい香りが漂ってきそうな色鮮やかさですね。
<フルーツ染めは、技術力ある日本の工場で>
フルーツ染めは、日本の工場で行われています。
フルーツの染料と化学染料を配合させ、
ボタニカル染め等の製品染めで起こる色落ちを止め、かつ
発色のいい色味で染め上げることが出来る工場は限られた工場のみです。
特許もあるので、他社工場では生産出来ない特別なものなのだとか。
まるで美味しそうなジャムを作っているようですが、
Tシャツ作りのためにフルーツを火にかけ、染料を煮出します。
煮出した果実を濾し、染料を抽出します。
丁寧に抽出された果実染料をブレンドし、希望の色味を出します。
この特別なレシピを元に、量産可能な染め工場で本番工程に移ります。
<無地と、特別なプリント・フルーツパーラー>
フルーツ染めTシャツは着込めば着込む程表面の色が落ち、
熟した色合いが楽しめますので、
味わいのあるTシャツに育ててほしい一枚です。
奥行きある色に染められたTシャツに映える、
ホワイトステッチもまた良いですね。
女性向けはSサイズ、Mサイズ。男性はMサイズ、Lサイズが目安です。
女性がちょっぴり大きめのMサイズを、オーバーサイズ気味に着るのもおすすめです。
その時袖を1、2回まくるとおしゃれな印象になりますよ。
マンゴー
マンゴーで染め上げた、心踊るような鮮やかなイエロー。
オレンジ掛かっているようにも見え、なんともニュアンスのある色合いが素敵です。
Tシャツ:フルーツ染めTシャツ マンゴー
スカート:リネン スウィングスカート ANTHRACITE GREY
スニーカー:ローカットスニーカー White
バッグ:【別注】あけびのかご(並編みグニ手・ショルダーストラップ付)
ネックレス:ネックレス Black rectangle
同じマンゴーのTシャツに、かわいらしいプリントが施されたものも。
これは、国内外から10人の気鋭のアーティストとコラボレートした
エキシビション、「フルーツパーラー」で生まれたデザイン。
Tシャツをキャンバスにしてアーティストたちが思い思いの
フルーツを表現するシリーズで、”FACE”と名付けられた
こちらのTシャツには、FRUIT OF THE LOOMブランドロゴを思わせる
果物がポップに描かれています。よく見るとりんご以外にも目が。
キウイ
キウイで染めたTシャツをベースに、
どこか呪術的、民族的なイラストが描かれています。
ぶどうやりんごなどのフルーツに加え、
木や虫たちもアイコンのように並んでいます。
賑やかなイラストなので、ボトムスはシンプルに、
すっきりとしたコーディネートがおすすめです。
アプリコット
アプリコットは、デニムによく合いそうな元気な色です。
発色は良いのですが、パキッと悪目立ちする色ではないので
普段カラーTシャツを着ない方でも挑戦出来る、そんな良さがありますね。
楽園を着る
Tシャツ:FRUIT PARLOR プリントTシャツ NOWART
スカート:リネンティアードスカート
サンダル:シャワーサンダル P.BLANC
こちらは、フルーツ染めのTシャツではありませんが、
同じフルーツパーラーシリーズで
ハッと目を引く色とりどりの楽しいデザイン。
自然との調和の心地良さをメッセージに、
まるで鳥たちの楽園が描かれているようです。
2枚パックTシャツ
フルーツ染め以外のTシャツの中には、
2枚パックのものもあります。
こちらは、白いTシャツと、
ホワイト×ネイビーのボーダー柄Tシャツのセット。
両方とも左胸にポケットが付いていて、
カジュアルな中にもワンポイントになっています。
パックになったTシャツによくある、肌着仕様ではなく、
純然たるアウターになる定番Tシャツで、何枚あっても困らない、
着回しが効くアイテムです。
Tシャツ:クルーネックポケット付半袖Tシャツ
パンツ:ベルギーリネン タックワイドパンツ
シューズ:Tストラップシューズ DAISY/Marron patent
バッグ:FUKURO2wayサークルショルダーM
帽子:HAT01
・お洗濯時
お洗濯時は、特に気にすることなく
洗濯機でじゃぶじゃぶ洗ってください。
プリント部分の色落ちを防ぐには、
Tシャツを裏返して、プリントを内側にした
状態で洗うのもおすすめです。
・干す時
直射日光にあたらないように、
風通しの良い日陰でハンガー干しをしてください。
乾かしすぎると生地がゴワゴワしたり、
色あせが起きたりしますので、ご注意ください。
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