夏にウール。一見馴染みのない組み合わせで、汗をかいてしまうのでは?と心配してしまいそうですが、ウールは季節と体温の状況に合わせて保温効果や吸水効果を発揮し、常に丁度良い体温を保つことが出来る優秀な素材。そうした特徴から「天然のエアコン」と言われるほどで、冬は暖かく、夏は涼しく快適に過ごせるのです。ウールの機能性の高さは聞いたことはあるけれど、「夏でも本当に快適なの?」という疑問にお応えすべく、あえて今、joha(ヨハ)のウールインナーを購入したスタッフにも話を聞いてみました。
チクチクするからウールは苦手、という方もいらっしゃるかと思いますが、チクチク感は素材に起因するものではありません。太めの繊維が多いウールが肌を触れるため、刺すようなチクっとした感覚につながります。今回ご紹介するjoha(ヨハ)のウールインナーは18~19ミクロン(0.018mm〜0.019mm)の最高級の極細メリノウールを使用しているため、ウールと言われて思い浮かぶ「チクチク感」はほとんどありません。一般的に、チクチク感じるウールの太さは30ミクロン以上と言われていますから、joha(ヨハ)のウールインナーがいかに刺激が少ないものかお分かり頂けるかと思います。
近づいてみると、とても細いウールで編まれていることがわかります
もともとjoha(ヨハ)は、1963年にデンマークで創業した赤ちゃんと子ども向けの肌着ブランド。体温調節がうまく出来ない子どもたちを寒さから守るには、アクリル混合や綿素材の衣服よりもウール製が適しているとし、初めて子ども向けのウール製肌着を開発したことが始まりでした。joha(ヨハ)のウールは化学薬品を使わず、数少ないEUエコラベルの認証を得ているので、赤ちゃんはもちろん、大人も安心して着られます。
また、ウールには抗菌・免疫機能があり、臭いの原因となる細菌の繁殖を抑えてくれる効果も。お肌を清潔な状態に保つ事が出来るため、汗をかきやすくなるこれからの季節に適した素材と言えます。一方で、秋冬に気になる乾燥肌は、外部からの刺激を受けやすい敏感な状態。その皮脂膜が傷付く事で肌荒れが起こるとされています。乾燥する季節ならではの肌荒れも、ウールの下着を身につける事で肌が再生される研究結果もあるのだとか。
ただ、こういったことを知ってはいながら、やはり気になるのは実際の愛用者の声。論より証拠ということで、今回の新作アイテムを早速愛用しはじめたスタッフに話を聞いてみることに。
今回の愛用品:ウール・シルクショートスリーブ(キャメル)
今回の商品は購入から2週間程度とのことですが、実は以前からjoha(ヨハ)の商品は気になっていたのだそう。
スタッフM:
実は、秋冬だけではなく夏にも着られる、ということは知っていながらも自分では持っていなくて。実際に買うのは秋冬かなとも思っていました。ただ先日、実際にjoha(ヨハ)のインナーをスポーツ時に着用されている方のお話を聞いて、joha(ヨハ)のウール製品の良さを十二分に感じられるのは、これからの季節が最適なのかもしれない、と思ったんです。
というのも、お話を伺った方が以前車を使うスポーツ競技をされていて、そのレース時にjoha(ヨハ)のメリノウール100%のインナーを着ていたとのことで。たくさん汗をかいても、肌はさらさらで快適だから選んでいたそうです。激しいスポーツをされている方が選び取った製品の良さを、汗が気になる夏にこそ試してみたいなと。まずは夏のウールインナー初心者として、シルク混の【ウール・シルクショートスリーブ】を。あえて汗のかきやすい脇部分をカバーしている形を選びました。
もちろん気温が高い時はどのインナーでも同じように汗はかきますが、ウールのインナーは汗で生地が湿っても少し時間が経つと乾いていることに驚きました。脇の汗はどうかな、とも思っていましたが、やはりずっと湿っていることはなく、着ていて本当に快適です。
生地が湿っても肌はさらさら、ってこういうことなんだと実感しました。梅雨の時期も、夏も、本当に年中活躍してくれそうです。
気にならなくて驚いたくらいです。生地に触れても、シルクが混紡されているということもあって、本当にウール?と思うほど滑らかな肌触りで。素材を知らずに触れたら、ウールインナーとはわからないかも(笑)。ウールインナー初心者の方へはシルク混紡の、ウール・シルクシリーズは是非おすすめしたいです。
汗でじっとり湿った感覚が長く続かないことが、一番違うところかと。汗をかくと身体も湿り、そのまま体温を奪われて冷えてしまう・・・なんてこともありますが、joha(ヨハ)のインナーはいつでも快適に着られる安心感があります。特に夏は冷房があるので、外と中で気温差が大きく、また冷房が強すぎて身体が冷えてしまうこともありますが、joha(ヨハ)のインナーは肌から熱を奪わず、ほどよい温度を保ってくれて便利ですね。コットンや化学繊維のインナーも持っていますが、このウールのインナーも愛用品インナーとして大活躍してくれそうで、今から楽しみです。
今回、ZUTTOでは新しいラインアップとして加わった【ウール・シルクショートスリーブ(キャメル)】。柔らかなキャメルカラーが、レディースインナーの中でも1年を通して人気のウール・シルクキャミソールとメリノウール タンクトップ、ウール・シルクショーツにも仲間入りしました。
左から、ウール・シルクキャミソール(キャメル)、ウール・シルクショーツ(キャメル)
メリノウール タンクトップ(キャメル)は、シルク混です
キャミソールとタンクトップは、どちらも胸元からお腹までしっかりとカバーしてくれるので、夏の冷房が苦手、など冷えが気になる方には特におすすめしたい一枚。腰回りの冷えをしっかり守ってくれるウール・シルクショーツも、今の時期から秋冬まで1年を通して活躍してくれます。
キャメルカラーのアイテムは、すべて【シルク15%・メリノウール85%】の割合の混紡素材。既にお取り扱いしていたメリノウール タンクトップのホワイト、ライトグレーが【メリノウール100%】であるのに対し、今回入荷したキャメルはシルクが混紡されているので、ウールインナー初心者の方におすすめです。
左:シルク混紡のウール・シルクキャミソール(ネイビー)、右:メリノウール100%のメリノウール タンクトップ(メリノウール ライトグレー)
シルク混とウール100%。実際にそれぞれの生地の触り心地を比べてみると、シルク混の生地はとても滑らかな触り心地。ウールのインナー、と思って触れると驚いてしまうほどです。一方で、メリノウール100%の生地はシルク混と比べて滑らかさは劣るものの、まるでコットンのような優しい触り心地。実際に着てみても暑さは感じません。夏の冷房が苦手という方に、おすすめしたいインナーです。
6月のイベント、父の日。日頃の感謝の気持ちを込めて、普段なかなかこだわってインナーを選ぶことが多くないであろうお父さんに、お肌に優しいインナーを贈ってみてはいかがでしょう。平日に着るスーツのインナーとして、休日のお出かけに着るカジュアルウェアのインナーとして。毎日直接触れるインナーこそ、着心地の良いインナーを選んでほしいですよね。
動きやすさを重視したい方にはタンクトップ、薄手のシャツなどに合わせることが多い方へはTシャツを。どちらも襟ぐりが広いので、春から初夏にかけてはシャツやカットソーの下に着るインナーとして、秋から冬にかけては長袖のセーターを重ねても、着込み過ぎた感じがなく、ちょうどよいフィット感です。
また、今回ZUTTOオリジナルの組み合わせで、ママと赤ちゃんがお揃いのインナーで心地よく過ごせるセットをご用意しました。お母さんにはタンクトップ、赤ちゃんにはボディースーツを。使う素材はメリノウール85%、シルク15%の混紡。赤ちゃんも大人も安心して着られるjoha(ヨハ)だから実現出来たセットです。
タンクトップは本国ではキッズシリーズの150cmのもの。個人差はありますが、160cmくらいまでの日本人女性には問題なく着用頂けるサイズ感です。ボディスーツのサイズは80cmで、1歳〜2歳くらいの赤ちゃん向けになります。
展開はネイビー、グレーの2カラー。同じカラーをセットにしてお届けします
カラーは選びやすいネイビー、グレーの2種。出産祝いのプレゼントとしても、もちろんご自分用としてもおすすめしたいセットです。
こちらは赤ちゃんのためにご用意した、ウエアとハットのギフトセット。この素材も同じくシルク混紡で、すべすべとしたメリノウールが赤ちゃんを優しく包みます。オフホワイトのレース使いが愛らしく、小さく無垢な赤ちゃんの存在をより際立たせてくれますね。
サイズはこちらも80cmで、1歳〜2歳くらいの赤ちゃん向け。暑い時は一枚で着させても良いですし、上に他のウェアを重ねて襟のレース部分だけを見せてもかわいらしいです。
湿度が気になるこれからの梅雨。そして梅雨があけると、外の気温と室内の温度差も気になる夏本番がやってきます。日本特有の湿気が気になる夏にこそ、joha(ヨハ)のウールインナーはぴったりなのかもしれません。
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