楽しみにしていた予定のある日の朝は、いつもより丁寧にお化粧をしたくなります。その日選んだ洋服、行く場所、会う人にあわせてアイシャドーやマスカラの色を変えたり、頑張りたい日に選ぶリップを決めていたり。誰かのためにではなく自分のためにするメイクは、魔法やおまじないのように気分を変えてくれるものです。
今回のよみものではヘアブラシやメイクブラシが揃うビューティーアクセサリーブランド、BACHCA(バシュカ)をピックアップ。色や質感、成分など好みがわかれるコスメに比べて、肌当たりの優しいメイクツールは贈りやすく、また自分自身へのご褒美としてもおすすめです。実際に使ってみたスタッフのレビューもご紹介します。
「1日の始まりを輝くワンシーンに」。これはBACHCAが掲げているブランドの想いです。メイクをするのは一日の始まり。その始まりをより心地よく、輝くようにと作られた製品は美と向き合う時間へのこだわりが溢れています。
それは、素材の美しさを引き出すような滑らかな曲線美と機能性を融合させたデザインであったり、手に取るだけで嬉しくなるような見た目や確かな実用性だったり。
2016年、カミーユ・ド・バシェールによりパリで誕生したBACHCA。高揚感を高めてくれるようなパッケージは、贈り物としても選びたくなります。環境にも配慮されたものづくりは、今の時代にも即したものです。本国フランス、パリでは「Merci」「Le Bon Marche」など多くの百貨店、セレクトショップで展開され、多くのファンに愛されるブランドとして認知されています。
品質がよく、安心して使えて、プロダクト、パッケージにわくわくするような可愛さがあること。それがBACHCA(バシュカ)を贈り物としてもおすすめしたい理由です。
開けるのが楽しみになるパッケージ。
プロダクトデザインはインテリアと調和する一体感を意識されていて、いつもの部屋、空間に自然と馴染みます。
例えば、メイクブラシやヘアブラシの持ち手にはブナ材を採用。一般的に黒であることが多いため、ナチュラルな木目が新鮮に映りますね。さらにブナ材は汚れにくく頑丈でひび割れに強いため、長く愛用できる素材です。「良質な製品を長く愛用して欲しい」というブランドの想いが感じられます。
またBACHCAのメイクブラシが合成毛を使っている点もZUTTOでお取扱いを始めた理由のひとつです。天然毛のメイクブラシは、食用でない動物の毛を使うことが多く、詳細な情報が分かりにくいのですが、BACHCAのメイクブラシは合成毛のため生産背景もクリアで、安心してお使いいただけます。倫理的な観点からも、いま合成毛が注目されているのです。
ヘアブラシとチークやハイライト、アイシャドーに使えるメイクブラシ2本、バレッタ、持ち運びできるコットンポーチがセットになったエッセンシャルセット。その名の通り、身支度を整えるのに必要なアイテムが揃った便利なセットです。
ブランドの代表的なアイテムでもあるヘアブラシは、猪毛とナイロンピンのコンビネーションブラシです。【髪のダメージが気になる方】【指通りが気になる方】【静電気が気になる方】【頭皮マッサージが好きな方】におすすめ。猪毛に油分と水分が適度に含まれていることから髪にうるおいを与え、静電気が起きにくくなりますし、使うたびに艶が出て指通りが滑らかになります。
また、柔軟性のあるナイロンピンは、髪の絡まりをほぐしながら頭皮をマッサージできるので、心地よく身支度できます。
パリらしい淡いトーンのカラーリング、滑らかな曲線美で、置いてあるだけでも華のあるアイテムです。
【ヘアブラシのお手入れ】
ヘアブラシに絡まっている髪の毛を取り除き、マイルドなシャンプー、洗髪用石鹸などを適量使用し優しく洗ってください(※熱いお湯は毛を傷める恐れがあります)。その後シャンプーをしっかりとすすぎ、ヘアブラシの毛先を下にして、清潔なタオルや布の上で乾かしてください。
こちらは5種類のメイクブラシがセットになったものです。それぞれの用途は主にこちら。
・パウダーブラシ:パウダー、チークに。
一番ボリュームがありふわっと広がります。毛量があるためさっと滑らせるだけで顔の細部までカバーします。
・ブラッシュブラシ:チーク、ハイライト、シェーディングに。
パウダーブラシの次にボリュームがあります。斜めにカットされているので滑らせやすいです。
・ファンデーションブラシ:クリームファンデーションに。
パウダーブラシ、ブラッシュブラシに比べ密度の詰まったブラシ。コシがあり、スムーズに美しい曲線を描けます。
・アングルコントロールシェダーブラシ:パウダー&クリームタイプのアイシャドーに。
斜めにカットされたコンパクトなブラシ。やや広がりがあり、アイシャドーがムラなく付けられます。
・アイブロー&アイライナーブラシ:アイブロー(眉)やアイライナーに。
5本のブラシの中で一番薄いブラシ。ラインをひくのに向いています。
先にご紹介した通り、持ち手には長く愛用できるブナ材が採用されており、毛部分は合成毛が使われています。
メイクブラシに使われるのは、大きく分けると天然毛と合成毛の2種類で、使う人の肌質や好みのメイクによって適したブラシは変わります。ただ誰もが使う上で大きく違うのは天然毛のメイクブラシはお手入れがやや大変という点。専用クリーナーでのお手入れが必要なものもあり、洗いすぎると傷んでしまうことも。そのため洗う頻度や洗い方にも注意を払う必要があります。
一方、BACHCAのメイクブラシは合成毛を使っていることから専用クリーナーを持つ必要がなく、持っている石鹸で気軽に洗うことができます。
獣毛アレルギーの方でもお使いいただける点もメリットです。
使っているのは合成毛の中でも最高級のタクロンのため、合成毛であってもとても優しい肌触りなのです。実際に敏感肌であるスタッフの愛用レビューをご紹介します。
「小さい頃から乾燥しやすい敏感肌で、数年前、パウダー用のブラシを購入したんですがチクチクが気になって使わなくなってしまいました。その経験からブラシは自分に合わないのかもと思っていましたが、今年からZUTTOで取り扱い始めたBACHCA(バシュカ)のブラシが、思った以上に柔らかくてびっくりしたんです。
その柔らかさに感動して、もしかしたら前回は素材があわなかっただけかも?と思い、ホリデーコレクションが出る時期に購入。パウダーを付属のパフで付けていてブラシで試してみたかったので、パウダーブラシが入っているメイクブラシセットにしました。」
「もともと素材のチクチクが気になる体質で、肌に直接触れるものはあまりウールを選びませんし、以前使っていたメイクブラシを肌にすべらせると痛みを感じるくらい。そんな私でも、こちらのメイクブラシは大丈夫でした!感じ方はその人によるとは思いますが、ふわふわというよりは毛先がしっかりまとまっている感じの感覚で、私が感じたチクチク感はゼロです。」
パウダーブラシ
「もともと持っていたのもパウダーブラシですが、肌当たりが優しいですね。力を入れず、ふわーっと顔全体につけています。薄付きで自然な感じに仕上がるなという印象です。あとは持ち手が木製というのも好きです。持ち手はさらっとした肌触りで、汚れにくそうというのが触ってもわかります。」
「自分の持っているコスメと相性がよく、これからたくさん使いそう!と思ったのは、【パウダーブラシ】と【アングルコントロールシェダーブラシ】と【アイブロー&アイライナーブラシ】の3つでした。
(左から)パウダーブラシ、アングルコントロールシェダーブラシ、アイブロー&アイライナーブラシ
「中でも感動したのは、アングルコントロールシェダーブラシでアイシャドーを塗ったとき、とても自然に色がのったことです。手持ちのコスメは単色アイシャドーが多いんですが、パレットと違って付属ブラシがないので、今までは手でぽんぽんとつけていました。そのため結構ムラになってしまったり、濃く発色しすぎたりして右目と左目の印象が違うことも(笑)。それでもいいかなという気持ちではいたんですが、メイクブラシを使うと均一につくので、今日は丁寧にメイクしたいなという気持ちのとき、失敗したくないという日はブラシを使うようになりました。
左:アングルコントロールシェダーブラシ、右:アイブロー&アイライナーブラシ
「アイブロー&アイライナーブラシも好きです。今までアイブロウは付属のブラシでつけていたんですが、このブラシは幅があるのでささっと描けて時短になる気がしますし、発色も安定します。持ち手が長いというのも、顔全体が見やすくていいのかもしれないです。」
「私の場合は洗面の鏡裏が定位置で、市販のボックスを使って立てて収納しています。購入して1ヶ月なのでしっかりとしたお手入れはまだしていないですが、毎回使ったあとに少しだけ気をつけていることが2つあります。
・使用後はティッシュで優しく撫で、化粧品を軽く落としておくこと
・仕舞うときは、毛をまとめるようにしてから戻すこと
汚れを極力蓄積させないためにというのと、ブラシがなるべく広がらないようにです。ちなみに、定期的なお手入れはこのような流れ。
【メイクブラシのお手入れ】
ブラシ先端の毛の部分を水(熱湯はNG)に濡らし、石鹸やマイルドなシャンプーを少量手のひらにとって小さな円を描くように手のひらで優しく洗ってください。
※台所用の中性洗剤(合成洗剤)の使用はお止めください。毛がバサバサになってしまう恐れがあります。
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すすいだ水が透明になるまで、石鹸やシャンプーを洗い流し、毛を引っ張りすぎないように指で優しく絞り、水気を切ります。
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平らなところにタオルやペーパータオルを広げ、ブラシを寝かせて乾かしてください。この際、ブラシを立てた状態で乾かさないようご注意ください。
こういったお手入れは、季節の終わりに一度するのがわかりやすいかなと思っています。使う頻度や使うコスメの種類によって、気になったときにお手入れできるのが合成毛のいいところですね。」
敏感肌のスタッフも日々愛用しているBACHCA(バシュカ)のプロダクト。使うことで、毎日の身支度の時間が今より心地よいものになると思います。
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