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暖かさを纏う、北欧生まれの二つの人気ウールブランケット。KLIPPANとLAPUAN KANKURITのサイズ感と選び方

 

 

冬の寒さ対策に憧れのウールブランケット。その暖かさからオフィスや車内の冷える足元対策としたり、ソファの上でくつろぐひとときやベッドでの安眠にも欠かせません。ウール素材の親である羊の体温は実は約39度程度と人より少しだけ高くなっているそうなのですが、寒さに耐性を持ち氷点下でも当たり前のように生活できているのも、もこもこで複雑に絡み合った毛を纏っているおかげ。そうした羊毛の特性もあって、特に冷え性の方にはウール素材はおすすめです。

 

今回はウールブランケットの人気もの2ブランド、KLIPPANLAPUAN KANKURITをサイズ別の使い分けと一緒にご紹介します。どちらも北欧生まれのデザインが印象的でお部屋をおしゃれに変えてくれるブランケット。高機能な天然素材であるだけに安価ではありませんが、大切に使えば何年も愛用できて一生物、毎年訪れる冬を暖かく楽しいものにしてくれますよ。

 

 

 

 サイズ感と、使い分けは?

 

ブランケットの大きさは、膝掛けに使えるものからベッドで使うものまで様々あります。サイトを巡って見ているとたくさんのサイズがあって悩んでしまいますよね。贈り物であると相手の方のことも考えて悩むのもなおさらのこと。

 

ブランケットにはある程度一般的なサイズがあり、使い道で選びやすくなっているものがほとんどです。サイズを見てイメージしようと思うと悩んでしまいますが、商品名から判断できる大きさごとにこのような使い分けが一般的となっています。

 

※目安としてお考えください

 

 

・スロー(130×200cm前後)

ZUTTOで扱っているブランドでは主に「KLIPPAN」が展開しているサイズです。ベッドや人をすっぽり覆う大きさのもので、シングルよりやや大判サイズがこう呼ばれることが多いのだそう。特にKLIPPANではスローはブランケットより薄めにできているので、持ち運びも可能で羽織ったりもしやすいのが特徴です。例えばソファーベッドにかけておいてソファーでリラックスする時に包まったり、お昼寝にはそのまま寝たりということもしやすいブランケットです。

 

>> KLIPPAN のスローブランケットはこちら

 

 

・シングルブランケット(140×180cm前後)

寝具として使用する一般的なブランケットのサイズ。スローよりやや小さめとなりますが、ベッドや布団で寝るのにベストなサイズ感です。ものによりますが基本的に持ち運びは想定しないものが多く、夜ぐっすり暖かく眠りたい時に使うブランケットサイズです。サイズの合うソファーであれば、ソファーカバーのように使用することも可能です。

 

>> KLIPPAN のシングルブランケットはこちら

>> LAPUAN KANKURIT のシングルブランケットはこちら

 

 

・ハーフブランケット(90×130cm前後)

ソファーで膝掛け・羽織として使ったり、子どもの毛布としてもちょうど良いサイズです。ソファー周りで使いやすいことからインテリアとして活躍するシーンが多く、お気に入りデザインを選びたいアイテム。大きさでいうと車内に持ち込める最大サイズといえそうですので、冷え性の方はこのサイズのブランケットを車に乗せて出かけるとしっかり暖かく移動できます。

 

>> KLIPPAN のハーフブランケットはこちら

>> LAPUAN KANKURIT のハーフブランケットはこちら

 

 

・ミニブランケット(65×90cm前後)

持ち運びやすく膝掛けにぴったりな大きさ。車内・オフィス・アウトドアなど、幅広いシーンで手軽に使え、寒がりな方だと手放せない存在となります。小さめサイズであることから収納にも困らず、ギフトにも選びやすいサイズ感です。

 

>> KLIPPAN のミニブランケットはこちら

>> LAPUAN KANKURIT のミニブランケットはこちら

 

 

 

 寒さなんてへっちゃらなKLIPPANのブランケット

 

 

まずは、スウェーデン国内では知らない人がいないといわれているほどの人気を誇るブランケットブランド、KLIPPANの製品から大きい順にご紹介します。KLIPPANは素材には「エコウール」を使用した体に優しいナチュラルなウールが特徴です。ウールには羊を害虫から守るために殺虫剤を使用しているものもありますが、こちらは使用せずに体に危険を及ばす有機物質を含まないことを保証していることから小さな子どもにも安心。

 

どれだけナチュラルかというと、ブランケット生地に藁が混じっていることがあるほどで、手に取ると羊たちの暮らしまで想像してしまいます。

 

KLIPPANのブランケットには、クリスマスらしい楽しい色柄のものも揃っていますので、「クリスマスプレゼントらしさが欲しい方」や「インテリアに色柄を取り入れたい方」には特にぴったり。送っても届いても嬉しいギフトになりそうです。

 

 

スウェディッシュウールスロー(130×200cm) フレイヤ

 

 

スウェーデン各地の牧羊農家から集めた羊毛を紡いで作った「スウェディッシュウール」のスロー。厚すぎない生地なので、羽織ったりくるまったりするのにも軽くて肩が凝りにくいのが特徴の一つです。KLIPPANのブランケットはジャガード織であるのに対し、スローはドビー織機を使ってゆるく空気をたっぷりと含ませて織り上げているので、30~40%軽い仕上がりになっているのです。

 

 

 

② リサイクルウールスロー(130×200cm) ウェーブ

 

 

残糸や糸くずなどに注目し、これらを無駄なく活用することを目指して開発されたリサイクルウール。製品の製造工程、例えばカーディングの際に落ちた繊維や織り機に残った糸、未使用の糸を集め、特殊な機械によって紡がれた無駄のない素材です。ただリサイクルウール100%となると繊維が短く耐久性に欠けるため5対5の割合で新しい毛糸をブレンドし、美しく耐久性のある生地を生み出しています。どんなインテリアにも馴染む落ち着いた色味とじっと眺めたくなる波形の模様が、北欧らしい温かい雰囲気を演出してくれますね。

 

 

 

③ リサイクルウール スロー(130×200) スクエア

 

秋冬にぴったりなブラウンを基調として、他の鮮やかな色も取り入れた可愛らしいチェック柄のスローケット。インテリアにもよく馴染む落ち着いたカラーで、老若男女問わずお使いいただけるデザインですので、離れて暮らす家族やお世話になった方へのクリスマスプレゼントとしてもおすすめです。

 

 

 

 

④ スロー(130×200) ヴィンガ

 

こちらはシンプルな格子柄。ヴィンガとは、スウェーデンのイェーデボリの島にある灯台の名前で、その近海の海を思い描いてデザインされたのだとか。お部屋の中でも主張しすぎず、どんなインテリアにもしっくりと馴染んでくれます。

 

 

 

 

①  シングルブランケット(130×180)HOUSE IN THE FOREST ネイビー

 

 

KLIPPANは、世界にファンの多いmina perhonenとのコラボレーションを展開していることでも有名です。こちらのブランケットはKLIPPAN×ミナペルホネンの人気コレクションである「アートブランケットシリーズ」の中の一つで、一作目より継続して販売されているデザイン。「森の静けさ」「月の輝き」「私の家」そして「深い冬のこと」を表現したこちらのシリーズには、スウェーデンの豊かな森を連想させる木々の中に小さな家が一軒垣間見え、その上には広々とした夜空、そしてその中で光り輝く月が描かれています。

 

 

 

 

【NEW!】

②  シングルブランケット RABBITS PLAY BIRDS REST FOREST

 

 

ブランケットを一枚の大きなキャンバスに見立ててデザインされた「アートブランケットシリーズ」の新作は『輝く森に遊ぶウサギたち、羽を休める鳥たち』を描いたシングルブランケット。mina perhonenの皆川さんは、深く輝く森の中を楽しそうにはしゃいでいるウサギたちと、木々にとまり羽を休める鳥たちが描かれており、温もりの中で安堵する気持ちと日々の喜びを謳歌する気持ちが共存する世界を表現しているのだそう。

 

「心は、安心と高揚の気持ちを携える時に幸福感を感じるのではないか」そんな思いから空想された景色です。大きなシングルサイズのブランケット全面に細かく描かれた森の様子を眺めていると、それだけで日々の喧騒から離れて心が自然と落ち着くような不思議な魅力があります。

 

 

 

 

③  シングルブランケット(130×180)TRIP

 

鳥達がいっせいに同じ方向を目指し、雪景色の中を飛んで行く、まるで絵画のようなブランケット。色のコントラストが美しく、ソファやベッドの上に置くとインテリアのポイントになるデザインです。人に媚びず毅然とした目で前を見つめる鳥の表情を見ているとなんだか不思議と癒されます。

 

 

 

①  ハーフブランケット(90×130) ムース

 

お腹からつま先までをしっかり包んでくれるサイズ。ソファで本を読んだり、カーペットに寝転がってお昼寝したり。そんなリラックスタイムにちょうど良い、大きすぎず小さすぎないサイズ感。オフィスでは2つに折りたたんで、ひざ掛けとして使うのも暖かくておすすめです。ダブルフェイスで、裏と表で色味が反対になっているのでその日の気分やお部屋の雰囲気で使い分けるのも楽しそうです。

 

 

 

②  ハーフブランケット(90×130)ヒツジ グレー

 ヒツジ グレーは、優しいグレー地に、互い違いに並ぶヒツジが可愛らしいブランケットです。

 

 

 

 

 

① ミニブランケット(65×90) birds in the snow

 

雪がはらはら舞う空を、寒さを感じさせない逞しさで翔る鳥の姿。どこへ向かって飛んでいるのだろうと、思わず情景を感じたくなるこのミニブランケットも、KLIPPANとmina perhonenのコラボレーションにより誕生しました。雪のデザインがドット柄にも見え、グレーと山吹色の暖かな色と相まって、使っていないときにはインテリアとしても映える可愛らしさです。

 

 

 

②  ミニブランケット(65×90)CHOUCHO ブラック

③ ウールミニブランケット(65×90)CHOUCHO ゴールド

 

 

 

④ ウールミニブランケット(65×90)ムース ダークグレー

⑤ ミニブランケット(65×90) ヒツジ

 

 

 

 

 LAPUAN KANKURITの愛らしいブランケット

 

 

次に、フィンランドからの贈り物、LAPUAN KANKURITのアイテムを大きい順にご紹介します。ハイクオリティな天然素材にこだわったテキスタイルで、ブランケットシリーズはどこかお茶目な愛らしさが漂うデザインが特徴です。落ち着きのある色使いですので、ギフトで選ぶ場合には「贈る相手に毎日気軽に使って欲しい方」や「動物や自然が好きな方」などにおすすめです。

 

厚手ながら軽いウールを使用していて、目を詰めた重いウール織物から想像されるような違う軽さが特徴です。

 

 

 

① ブランケット KOIRAPUISTO BLACK-WHITE (※ハーフブランケットサイズもあります)

 

生地を起毛させて作るフェルトタイプのブランケットは、程よく厚みがあり、暖かさも格別。毛布の代わりにしたり、天気の良い日は芝生に広げて寝転がるのも気持ちよくおすすめです。フィンランド語で「犬の公園」を意味します。フィンランドのイラストレーター、マッティ・ピックヤムサが描くマイペースで親しみやすい絵が織られたブランケットは、どこかひょうきんな表情の犬たちに心が和みます。落ち着いたモノトーンカラーなので、大人の方にも使いやすい一枚です。

 

 

 

 

② ブランケット KISSANPAIVAT

 

 

気ままにお昼寝したり、時にかまってと遊んだと思ったら、急にお澄まししたりと自由な行動をとるネコが描かれたブランケット。KISSANPAIVAT (キッサンパイヴァット)は直訳すると「ネコの日」。またはフィンランドのことわざで〈穏やかなくらし〉や〈快適に過ごす〉といった意味があります。

 

 

 

③ ブランケット AINO

 

ふかふか柔らかでコットンのような優しい肌触りのブランケットは、フィンランドの伝統工芸、リュイユ・タペストリーからインスピレーションを受けて生まれたデザインです。その昔は毛布として使用していたというリュイユですので、ブランケットのテキスタイルとしても相性抜群。冬の寝具の上に広げてかけるだけで、インテリアとしても活用できる上、就寝中はあったかい。使わないときには、椅子やソファなどに無造作にかけるだけで装飾の役割に。薄手で軽いですが、しっかりウール100%のブランケットです。

 

 

 

 

 

① ブランケット(90×130)KUUSI

 

LAPUAN KANKURITのウールブランケットの中でも生地を起毛させて作るフェルトタイプのブランケットは、程よく厚みがあり、暖かさも格別。毛布の代わりにしたり、天気の良い日は芝生に広げて寝転がるのも気持ちよくおすすめです。冬の寒さにはもちろんの事、肌寒くなる季節の朝夕のお部屋時間に一枚あるとすごく便利で、じんわりと体を温めてくれるブランケットです。

 

 

 

 

① ブランケット(90×65)LAMMAS KILI

 

冬の室内で過ごす夜や休日、お風呂上がりの就寝前のリラックスタイム。車の中で、職場でと、あらゆるシーンで便利なミニブランケットサイズの羊のブランケット。こちらも厚みのあるフェルトタイプなのでしっかりと冷気を遮り膝下を温めてくれますよ。

 

 

 

 

 ウールブランケットのQ&A

 

Q:「ニオイ」は気になりますか?


A:開封時、自然な獣毛特有のニオイがすることがあります。これは、ウールが調湿機能を持つ呼吸をする素材であることが理由です。ウールは通気性がよく、湿度30%まで空気中の水分を吸ったり吐いたりしながら身につける人が快適になるように調節しています。

 

ウールの表面には「ラノリン」と呼ばれるろう状の羊毛の脂が表面を覆い、そのおかげで自然下で汗や汚れが毛につきにくくなっています。このラノリンは羊毛の優れた特徴そのものなのですが、一方で湿気を吸収し続けたとき、ラノリンのニオイが感じられる場合があります。

 

これが「ニオイ」に感じる原因なのですが、湿気を出してあげることでこの匂いは軽減します。ニオイが気になる際には2、3日陰干しなどで通気性をよくして十分に乾燥させると匂いが取れますのでご安心ください。

 

 

 

Q:お手入れ方法は?


A:基本的には汚れにくいので、普段のお手入れはぱんぱんと叩いて干すだけで十分です。丁寧にお手入れしたい方は、ウールコームで毛並みを整えるのもおすすめです。羊毛に必要な成分「ラノリン」はお洗濯によって流出してしまいますので、ウールのふわふわした風合いをキープさせるためにできるだけお洗濯はお控えください。ラノリンの減少に限らず洗う回数が増えるほど、縮みや色落ちウールの良さが失われてしまいます。

汚れた場合は、固く絞ったタオルで軽く叩いて汚れを落としてください。それでもどうしても気になる場合には、シーズン終わりの保管前にドライクリーニングをしてください。

 

 

▼KLIPPAN はこちら

 

▼LAPUAN KANKURIT はこちら

投稿者: 福井 日時: 2023年11月29日 10:50 | permalink

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