きらめくアクセサリーは、いつものスタイルをより魅力的に見せてくれます。アクセサリーは小さなものでも華やかさがあることやモチーフや使われている素材に特別な意味を持っているものもあり、プレゼントの定番とも考えられていますね。贈りものの相手に喜んでもらえるアクセサリーを選ぶために、アクセサリーの「定番」と「応用」をご紹介します。
数あるアクセサリーの中で、相手に似合うものを選ぶのは至難の技。まずはどなたでも使いやすいと感じるアクセサリーがどんなものかを考えてみます。
大切な人へ何かをプレゼントにする場合、それが相手の好みかはもちろん、サイズが適当かという点は考慮しなくてはなりませんね。ぴったりとしたサイズ感が重要となる衣服や靴をプレゼントとするのは、日頃身につけているサイズを知らないとなかなか難しいもの。
比べてアクセサリーはサイズがフリーで作られているものがほとんどですので、選びやすいという利点があります。アクセサリーの中でも、サイズが固定されたリングやブレスレットといったものもありますので、サイズの調整が効くのか事前に確認しておくことも大事です。
フリーサイズやサイズ調整ができるものを選ぶことで、アクセサリーを受け取った方がいろんな服に合わせられるという良さも生まれますよ。
アクセサリーは肌に身につけるもの、と思うと、服と同じようにコーディネートの一部と考えて良いかもしれません。アクセサリーのみが妙に目立つ形だったり、色味が際立ってしまうと、つい身につけるのを敬遠してしまうもの。そのため、普段の装いに似合うアクセサリーが受け取った方に使いやすいと感じてもらえます。
形を選ぶ際には身につけた際のバランスを考えます。たとえば上半身をシンプルな服でまとめことが多い方なら、やや大きめのモチーフがひとつ付いたネックレスを。大きめの腕時計をされている方なら、小ぶりなモチーフが付いたブレスレットをさり気なく付けてもらえるように、というように。
色味は素肌に馴染むものがもっとも使いやすいといって良いでしょう。ホワイト・シルバー・ベージュ・ゴールドといったベーシックな色のほか、差し色でその方に似合う明るい色が入っているものを選ぶのも素敵です。
アクセサリーを選ぶ際に意外と盲点となるのが、付けやすさ。
実際にアクセサリーを使う方にとっては、金具を付けるのが難しくて身に付けるのに時間がかかる…ということが小さなストレスとなって、毎日づかいは難しくなってしまう可能性も。そこでアクセサリー選びに迷ったら、手にとってすぐさま付けられる形や作りのものもおすすめです。普段使いにしてね、という気持ちを込めたアクセサリーを選ぶなら、このポイントが重要になります。
プレゼントの王道とも言えるネックレスは、アクセサリーの中でもサイズが合わせやすく、合わせる服を選ばない良さがあります。それでいて、プレゼントで受け取ると特別の意味を感じるようなアクセサリーでもあります。パールネックレスのように装いに自然と馴染むネックレスから、目を引くモチーフネックレスまで、様々なネックレスをご紹介します。
ZUTTOが京都のアクセサリーブランド、ARATA(アラタ)に別注して製作した【別注】ベビー和紙パール 7粒しずくネックレス。和紙パールを連なったネックレスは、可憐な印象を作ってくれるアクセサリーです。和紙パールとは特殊な立体加工によって作られています。核を中心に和紙を貼り付けていくのですが、和紙パールが小さくなればなるほど難しい工程となるとのこと。より普段使いしやすいようにと、職人さんにそんな難しい工程を依頼して作ったのが、この4mm直径の7粒パールのネックレスです。目立ちすぎず、かといって地味でもない、とにかく付けやすさが魅力で、二段階の長さ調整もできるので、気兼ねなくプレゼントにすることができます。
ドラジェ・コンビネーションネックレスとは、「砂糖菓子」を意味する名の付いたネックレス。白い糖衣をまとったような淡水パールと、粒を集めると金平糖のようなビーズを合わせた、シンプルなのに華やかなネックレスです。小さな粒が並ぶと、こんなにも愛らしいのかと感じさせるネックレスは、ほのかに光沢を帯びる淡水パールとビーズが子どもっぽさを軽減し、品良くカジュアルにも華やかスタイルにも合わせられるデザインです。
ネックレスのモチーフは、ふと見たときに目に入る大事なポイント。そんなモチーフを重視したネックレスは、定番の次に選びたいものでもあります。I.Ronni Kappos(ロニー・カポス)のネックレス 1664は、ガラスのヴィンテージジャーマンビーズと呼ばれる1920〜40年代にかけて製造されていたビーズで作られています。美しいパープルのモチーフが目を引くネックレス 1664は、温室で育つ植物からインスピレーションを得てデザインされており、ジャーマンビーズと真鍮金具がバランスよく配置されています。印象的なネックレスとはいえ、普段の装いにも、ドレスアップした姿にも似合います。
ネックレスというと、金具を使った作りを連想するかもしれませんが、素材となるのはもちろんそれだけではなく、特徴的な素材が異なる印象を作ってくれます。Vlas Blomme(ヴラスブラム)のニット/スモーキークオーツ ネックレスは、リネンのニットに、水晶の一種であるスモーキークォーツと真鍮が組み合わされたネックレス。ひとつひとつ手編みされたネックレスは、金属のネックレスに比べてどこか温かみがあり、冬のニットにも合わせやすいのが特徴です。グレーがかったスモーキークォーツは派手すぎないのに唯一無二の存在感があります。
ピアス穴を開けている方にとっては、日常的に身に着けるアクセサリー、ピアス。付ける位置が顔に近いということもあって、その人を印象付けるアクセサリーでもあります。サイズが小さめの使いやすいものから、大ぶりで華やかなものまで、豊富に揃っています。
ちょこんと耳元で揺れる姿が、どこか夜にきらめくランタンのような姿をした、ARATA(アラタ)の【別注】ベビー和紙パール ランタン フックピアス。ピアスの中で、普段使いしやすいのは、やはりこれくらい小さめサイズ。それは落ち着いた装いにも華やかなものにも合わせやすいこと、顔まわりをぱっと明るくしてくれること、どんな髪型にも合わせやすいというのがその理由です。先にご紹介した【別注】ベビー和紙パール 7粒しずくネックレスと同じシリーズのフックピアスは、4mmの小さな和紙パールが光に当たると品良く光沢を帯びます。
小さめフックタイプと同様に、スタッドタイプのピアスも重宝されます。一見とことんベーシックな形に見えるbisai(ビサイ)の【別注】白蝶貝ピアスは、蝶貝に漆塗りを施した、職人が時間をかけて作り上げたもの。ZUTTOが特別にお願いした色漆と呼ばれる漆塗りを施しており、朱合漆に顔料を混ぜて色を作ることで乾いた時は茶色だったものが、どんどん透けて飴色に透けたような色になり、色漆の中の顔料の色が綺麗に見える仕様になっています。 蝶貝を削り形を製作、色漆の部分を塗る、乾かすの工程は、実に1ヶ月をかけて行われており、日本古来から続く艶やかで美しい漆の質感を楽しむことができます。
ベーシックなデザインのピアスはすでに揃っている方には、やや形が凝ったものを贈ってみれば、装いの幅が広がるきっかけになります。半月型の I.Ronni Kappos(ロニー・カポス)のピアス 1420は、耳元で存在感を放つやや大きめのゆらゆらと揺れるロングピアス。半月の真鍮に淡い色合いのヴィンテージビーズが付いたデザインで、目を引く存在なのに、装いに自然と馴染む良さがあります。ショートヘアの方はもちろん、ロングヘアの方もアップスタイルでバランス良く決まるピアスです。
アクセサリーの中ではどちらかというと脇役になりやすいブレスレットですが、実は身につければどことなく品のある姿になり、腕時計との重ね付けや、何か物足りないというときにも役立ってくれます。
日本の職人がガスバーナーを使い、ひとつずつ手作りしているHARIO Lampwork Factory(ハリオ・ランプワーク・ファクトリー)のアクセサリー。【別注】ブレスレット ウォーターフォールは、ガラスが交差し、緩やかに流れていく水を表現しています。硬いイメージのあるガラスも、不思議と柔らかさを感じさせるのはこの独特なモチーフによるもの。硬いのに「滑らかさ」を感じさせるモチーフは、手首にそっと沿い、ガラスならではの輝きを放ちます。ガラスなのでどんな色の服にも似合いますし、サイズ調整も可能です。
応用編としてご紹介するのは、様々な形、大きさのビーズが羊革と組み合わされた、ISHI Jewelry(イシジュエリー)のブレスレット。ビーズはガラスと違い、一粒一粒が異なる色の輝きを放ち、静かに浮かび上がるような印象を作ります。サイズとしては小さめのもので、女性の手首に合わせやすい作りではありますが、身につけるとはっとさせるような存在感があります。特別なお出かけやパーティーシーンなど、ドレスアップした際に合わせたいブレスレットです。
アクセサリーは女性だけでなく、男性の装いにもプラスアルファとして活躍してくれます。男性の方にアクセサリーを贈る場合、オンオフのシーンをイメージして、どちらの場面で使えるかを考えながら選ぶのがコツ。きらびやかになり過ぎないけれど、ワンランク上に引き上げてくれるアクセサリーをプレゼントにしたら、きっと喜んでもらえます。
ZUTTOでも定番となったLouis Faglin(ルイファグラン) のタイバーは、ビジネスシーンでふと目を引くアクセサリー。創業は19世紀末と、非常に長い歴史を持つフランスのブランドから生まれたタイバーは、これぞ老舗が手がける逸品と言えるほど美しい形、丁度良いサイズで、スーツによく似合います。重厚感があるものの、若い男性でも身につけやすく、もちろん違いの分かる大人の男性にもぴったり。ビジネスマンの方に贈って間違いのないプレゼントになります。
男性のドレスアップした姿に合わせたいカフスもまた、プレゼントにおすすめ。BENSON&CLEGG(ベンソン&クレッグ)はもともとイギリスのテーラーから生まれた紳士向けアクセサリーのブランド。ブランドを代表するカフスは、本物のアンティークコインを使用し、ひとつずつ着色・塗装・釦まで、手作業で仕上げられています。この技術は今では非常に希少なものと言われています。丁寧な手仕事に裏付けられたカフスは、より魅力的な装いに引き立ててくれるアクセサリーです。
デジタルなものが流通する中でも、愛用者の多い腕時計。Uniform Wares(ユニフォームウェアーズ)の腕時計 M37 BLACKは、ミニマルなデザインでありながら、フェイスとベルトが一体になった仕様や、気軽に身につけられるラバーベルトなど、オフスタイルに合わせやすい作りになっています。オールブラックがとことん格好良く、アクティブな男性に似合う腕時計です。
最後に、自宅でゆったりと過ごす際に役に立ってくれるアクセサリーとして、IZIPIZI(イジピジ)の折りたたみリーディンググラス F-TORTOISEをご紹介します。一見、そうとは見えない作りが人気の老眼鏡、IZIPIZI(イジピジ)。非常に軽くて付け心地が柔らかいポリカーボネイトで作られたフレームで、カラーバリエーションが豊かなリーディンググラスは、読書や新聞を読む際、裁縫など細かな手仕事をする際に重宝します。見た目がおしゃれで、さらに折りたためるという利便性があるので、大切な方へのプレゼントにお選びください。
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