ふとしたときに気づく、花や木々の香り、フルーツの香り。私たちのまわりには意外とたくさんの良い香りがあります。嗅覚を刺激する香りは、ときに緊張をほぐしてくれたり、リラックスさせてくれたり、と気持ちを落ち着かせる効果もあります。
今年一年も思うように行動できず、ストレスを感じていた方も多いかと思います。そんな方へ、「これで心を休めてね」という気持ちが伝わる香りのギフトをご紹介します。ギフトにするなら、どの香りが良いの?どれが気軽に使えてもらえるの?そんな疑問にもお答えします。
ひとつめはROOTS ROSE RADISH (ルーツローズラディッシュ)の練り香水です。天然の貝殻の中に、無添加の植物由来の素材で作られた練り香水が入っています。見た目が華やかなので、プレゼントにもぴったり。
「口に入れることができないものは、肌へも使用しない」というシンプルな理念のもと、アメリカ・カリフォルニアでスタートしたROOTS ROSE RADISH (ルーツローズラディッシュ)。創業者自身が薬草を扱うハーバリストであり、ナチュラルでサステイナブル、そして体に優しい美容を求めた末に生まれたブランドです。
素材には、未精製コールドプレスのホホバオイルとビーズワックス(ミツロウ)を使用。最高品質の植物原料を厳選し、絶滅危機に瀕した植物種や再生や保護が必要な生態系に配慮する、持続性を考えた取り組みを行っています。
手のひらに乗るほど小さなシェルコンパクトに入った練り香水。香水というとプシュッと吹きかけるタイプをイメージされるかもしれませんが、固めのクリーム状になった練り香水は吹きかける液体タイプに比べて使いやすく、普段香水を使わない方でも挑戦してみやすいというメリットがあります。
一つは香水を付ける部分を限定できること。吹きかけるタイプだと噴射範囲が広いので、うっかり香水を付けすぎてしまうこともありますが、練り香水なら指にとって付けたい場所へ少量のせるだけで香りを楽しむことができます。また練り香水のほうが香りの強さが比較的弱く、ふんわりと広がる優しい香りが好みの方に喜ばれます。
練り香水を付ける部分のおすすめは「首」がつく部分。例えば、指にとった少量の練り香水を手首の裏に付け、もう一方の手首をクロスさせて塗り込むという方法や耳近くの首もと、靴下を履かない夏場なら足首にもおすすめです。クリームに比べると若干固さのあるテクスチャで、シアバターの質感に近いイメージ。ごく少量でもふんわりと香りが広がります。
また、とてもコンパクトなサイズも、練り香水ならではの特徴。例えば自宅のデスクに置いておいて、気分転換したいときにちょっと付けてみたり、バッグに入れてお出かけにも持っていくことができます。
香りは全5種類。植物や薬草ならではの効能のほか、シェルコンパクトの種類もそれぞれ異なるので、好みの見た目で選ぶのもおすすめですよ。※シェルコンパクトは天然の貝殻を使用しているため、デザインには個体差があります。予めご了承ください。
・花や木々、果実をもとにした爽やかな香り。頭をスッキリさせたいときに
→イランイラン&グレープフルーツ・ベチバー&レモングラス
・みずみずしい花々の華やかな香り。やや甘さのある香りが好みの方や緊張をほぐしたいときに
→ジャスミン&クラリセージ・ローズフランキンセンス&パチュリ
・エキゾチックな雰囲気を感じるスパイス系の香り。感情を落ち着かせたいときに
→シダーウッドミルラ&クローブ
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ふたつ目にご紹介するのは、スウェーデン発のフレグランスブランド、TORPLYKTAN(トープリュクタン)のアロマキャンドル(マッサージキャンドル)です。小瓶にはソイワックスを原料にしたキャンドルが入っています。
小瓶を開いたときからふんわりと香るのは、アロマのスペシャリストが北欧の四季をイメージしながら調合した香り。
キャンドルは芯を燃焼させることでロウを吸い上げ、気化させ、空気中に香りを広げていきます。こちらのアロマキャンドルは燃焼する時間が長いほど、より香りを感じられます。その香りとともに楽しめるのが炎のゆらめき。ぼうっとゆらめく炎を見ているだけでも気持ちが落ち着く効果も。また、火を灯さない場合でも香りがしますので、蓋を開けて芳香剤として使うことも可能です。
さらに、こちらのキャンドルは火を灯すだけでなく、溶けたロウをマッサージオイルとしても使うことができる「マッサージキャンドル」です。
「マッサージキャンドル」は聞き慣れない言葉かもしれませんが、海外では注目を集めているスキンケアアイテム。溶けたロウを手肌や爪に塗ることで、保湿や血流促進の効果があります。大豆を原料にしたソイワックスは生物分解性が高く、環境にも人体にも優しい素材なので、お肌に使っても安心です。
使い方はとても簡単。
1. キャンドルを点火し、ロウが溶けるのを待ちます。ソイワックスは融点が低いため、早ければ3分ほどでロウが溶け始めます。
2. ロウが溶けたら火を消し、温度が少し下がるまで1〜2分ほど待ちます。
3. オイル状になったロウを指ですくいます。
4. 優しくなじませるようにマッサージします。
スタッフが実際に使ってみたところ、キャンドルを3分ほど灯した場合だと、その後すぐロウに触れても熱くなく、人肌程度の温度でした。長時間火を付けていると、その分熱くなりますのでご注意くださいね。
手肌に付けてみるとややコシを残したテクスチャで、心地良いキャンドルの香りがたっぷりと広がります。香りがしっかりある分、顔ではなく手や爪に使うのがおすすめです。
手肌の乾燥が気になる冬には、クリーム代わりにも使うことができます。水仕事を終えたあとに香りとともに手肌をマッサージしたり、お休み前の美容時間にキャンドルを灯して、手をマッサージしたら、良い香りとともに眠りにつくことができます。
全7種類あるアロマキャンドルの香りのイメージは以下の通り。ギフトを贈る相手の雰囲気や「元気でいてね」といった願いを香りに込めて、選ぶのもおすすめです。
・すっきり爽やか系で喜ばれやすい香り
→ビューティーサマー・ミッドウィンター・パインフォレスト
・甘くロマンチック香りが好きな方向け
→ミッドナイトサン・ハッピープレース
・シトラス系のフルーツの元気になる香り
→アーリードーン
・やや特徴的なスパイス系の香り
→ノーザンライツ
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