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イタリアメイドのエレガントなかご。レザーと籐が魅せるCANDRIA TOMMASOの別注かごが登場。

 

イタリア生まれのCANDRIA TOMMASO(カンドリア・トマソ)のカゴバッグは、よく見るカゴとは違っていて、どこかエレガントで、手仕事の暖かさも感じる不思議なバッグ。"カゴバッグ"と言うと、いい意味でカジュアルダウンしてくれてほっこり見えるアイテムが多いので、普段街に出かける時はどちらかと言うと少し良いレストランやブティックにも気にせず入れるお洋服を選ぶと言う方だと、カジュアルなカゴバッグは出番が少ないと思ってしまうのではないでしょうか。

 

その点、CANDRIA TOMMASOのカゴはブランドもののバッグの代わりに持っても全く問題ないくらいの凛とした美しさ。籐とイタリアレザーを美しく編み上げ、都会的な表情が魅力です。今回はそんなCANDRIA TOMMASOのカゴをより身近に、もっと楽しんでいただきたく、ZUTTOで別注した4アイテムを含む5アイテムが登場。まずはCANDRIA TOMMASOというブランドから見てみましょう。

 

 

手仕事の極み、イタリアメイドの端正な編みバッグ

 

端正でハンサム、そんな印象を受けるCANDRIA TOMMASOのかごバッグ。編み目は美しく揃い、フラップのレザー使いや異素材のハンドルとの組み合わせによる上品で風格のある見た目です。イタリアでハンドメイドされるCANDRIA TOMMASOのかごバッグは、その土地ならではの技術と、ものづくりへの情熱がギュッと詰まったものでした。

 

 

 

地域に根ざす技術を用いて

 

CANDRIA TOMMASOは1974年、イタリアのマルケ州モリアーノという地で、籐を用いた家具を製造するメーカーとして創業しました。1990年以降は、編みバッグと革製品小物の生産を拡大し、その独創的なデザインと、きめ細やかな仕上がりと強度を持たせたものづくり、手作りでしか成しえない美しさで、2012年にはマルケ州より芸術的な革製品の名匠」と称されるほどに。

 

 

モリアーノは、アドリア海にほど近い、人口約4800人の小さな町。丘の上の中世都市を多く残す地域で、要塞のような町の眼下には丘陵地帯が広がり、オリーブの栽培が盛んです。モリアーノは、イタリア国内はもちろん、国外からも籐を使った編み細工職人の町として知られる土地です。 それは古くから編みかごを日常的に使用する土地柄だったためで、古来より製織技術が深く根付いていることが関係しています。籐の編み細工以外にも皮革製品や帽子などの伝統工芸も多く、それぞれに特色を持った職人が連携しながらものづくりを行っている地域なのです。

 

 

 

CANDRIA TOMMASOの工房はファミリー経営で、実際にかごバッグを編むのも家族達です。バッグの金型製作や、ハンドル部分を編む、など外部の職人にお願いすることもあるようですが、基本的には同じコミュニティで、目の届く範囲での製作を行うことで品質を保っています。中には、籐のバッグを磨くための職人もいらっしゃるのだとか。籐や竹など様々な素材が使われ、それらで作る独特のラインや曲線が取り入れられています。これは、モリアーノの地に古くから根ざす、木型を使って編む家具作りの手法からヒントを得てバッグ作りに反映しています。家具もバッグも、完全な手編みで作られるなんて驚きですが、籐を使った編み細工職人の町として知られる土地にあるノウハウなのですね。

 

 

美しいかごバッグが出来上がるまで

 

歪みのない、端正なかごを編むには、ブランドの命とも言える木型が要となります。

 

 

バッグのデザイン一つ一つに専用の木型があり、木型に沿って籐や葦、革を編んでいきます。これにより曲線も綺麗に出すことが可能で、かつ個々の仕上がりが美しく均一になります。一定の力加減で編まなくては整った形にならず、かつ持った時の柔らかさも変わるというもので、熟練した職人が成せる技。全てを手作業で行い、一日に出来上がる数は4〜5個程だと言います。

 

 

 

CANDRIA TOMMASO・ZUTTO別注アイテムは4種。

 

今回の別注アイテムはシンプルなワンピースやTシャツを華やかにしてくれるようなラインナップを目指しました。毎年ご紹介している基本のラインナップとは少し違う、ブラウンラタンやレザーにステッチの入ったカゴたちです。

 

NEW! ブラウンラタン×ブラックレザーの辛口ハンドバッグ

 

 

 

木型で成型し、マグネット式ボタンで開閉するタイプのハンドバッグ。内側は使いやすい生地張りで、鍵などの収納に役立つ小さなポケットが一つ付いています。開いた時には、マチ部分が底面同様に大きく開くことができ、使いやすさにも定評があります。

 

これまでご紹介していたナチュラルラタンのボディと比べて、ピリッと、どこかモードな印象にしてくれるのが今回ZUTTOが別注したブラウンラタン×ブラックレザータイプ。バンブーハンドルと合わせて、3種類の異素材がこうもナチュラルにマッチしているのは、流石のイタリアのお洒落のバランス感ではないでしょうか。真っ黒なバッグではないから重たくならないのに、ナチュラルラタンと比べてシックな雰囲気で街歩きにもぴったり。

 

 

あえてクロコの型押しは付けずプレーンなレザーをフラップに使ったのは、カジュアルにも使えるよう、エレガントさを控えめにしたかったから。普段カゴバッグを使い慣れていない方にお勧めしたいデザインです。

 

 

サイズ展開は「スモール」と「レギュラー」サイズの2種類。スモールサイズのみレザーショルダーが付いてきます。

 

スモールサイズ

 

レザーショルダー付きで使い勝手の良いのが、スモールサイズ。見た目よりもたっぷり入るのですが、どちらかというと「ミニバッグ」に近い用途になると思います。休日のお出かけや、身軽で良い日の平日バッグに。

 

レギュラーサイズ

 

しっかり荷物を入れられて持ち運びができるレギュラーサイズ。厚みのある単行本も難なく入る大きさです。フルメイクができるコスメを入れたボテッと大きいポーチや、長財布、大きめのハンドタオルを一緒に入れても問題ないくらいの大きさで、ガバッと開くので中身を探しやすいのも嬉しい。レギュラーサイズはショルダー掛けするには縦横に少し大きいこと、またハンドルも大きいこともあり、そのまま手持ちしていただくのが楽です。(ショルダーは付いていません)後ほどご紹介しますが、ストールとのコーディネートもとても素敵です。

 

 

NEW! ナチュラルラタン×キャメルレザー×ステッチ

 

バンブー素材のハンドルと、かっちりとしたボディにレザーが往年の女優のような上品さ。フラップまで全て籐素材のものは春夏らしく爽やかな印象で、かご好きの方などは、やっぱり暖かい時期のカゴバッグと言ったらこれ!と思われるかもしれません。こちらはハンドルとショルダーどちらもレザーでできていて、全てホワイトのステッチを入れてもらうように別注しました。

 

 

 

まるで「あっかんべー」をしているようなベロも、ステッチでよりデザインポイントに。

 

 

夏空によく似合いそうな、ブラウンレザーとステッチの組み合わせ。自立するので移動の際の使い勝手も良く、週末や連休の旅行に連れて行くのも良いですね。

 

 

 

NEW! 軽さが魅力の、ラタン×ステッチレザーのボックスミニトート

 

こちらはZUTTOがフルオーダーしたミニトート。無駄な部分を削ぎ落として軽くして、ステッチや金具が映えるデザインに。

 

 

 

お財布やハンカチ、文庫本などポンポン入れて、取り出しやすいのが嬉しいです。

 

 

 

定番のこちらのカゴも登場します!籐ハンドバッグ バンブーハンドル

藤ハンドバッグ バンブーハンドル(レザーフラップ)

 

藤ハンドバッグ バンブーハンドル(レザーフラップ)

 

クロコの型押しのレザーフラップのかご。ベストセラーアイテムです。シンプルな装いにも、こうしたこだわりのバッグを一つプラスするだけでグッと自分らしさを出せるもの。お気に入りのいいバッグは一つ持っておくと良いですよ。

 

籐は、熱帯雨林地域のジャングルに自生するヤシ科の植物の総称で、他の植物に巻き付いて上へ上へ成長し、とても長い繊維を持つので編み加工をする上でも適している素材です。籐は軽く、柔らかく加工しやすい特徴を持ちますが、それに相反するような「強さ」という一面も持ち合わせています。型くずれしにくいので、日々持ち歩き衝撃を受けやすいバッグにしても安心の素材という訳です。そんな籐をメインに使用したハンドバッグは、持つだけで装いを一変させてくれるようなそんな存在感があります。デニムにTシャツというラフなコーディネートに合わせるとバッグが引き立ちますし、綺麗めなブラウスとヒールに合わせると全体的に上品でまとまった印象になります。

 

 

使い勝手はどう?

 

今回後紹介している別注シリーズは全て普段使いに適したものになるように考えました。細かな点を見て行きましょう。

 

・ガバッと開くので、見た目以上に物を出し入れしやすい

籐ハンドバッグ バンブーハンドル 別注 ブラック レギュラー

 

籐ハンドバッグシリーズは、かっちりしたボディなので使い勝手が悪いのでは?と心配になってしまうけれど、ここまでガバッと開くので、意外と物が入ります。出し入れもしやすく、ポーチやタオルなど、柔らかい物ならあまり気にせずポンポン入れてもちゃんと閉まります。内側に1つポケットがあるので、ごちゃ混ぜにしたくないものはこちらへ。

 

 籐ハンドバッグ レザーハンドル 別注ステッチ

 

・籐ハンドバッグスモールサイズにはショルダー付属で2WAY仕様に

籐ハンドバッグ バンブーハンドル 別注 ブラック スモール

 

 

ミニサイズのハンドバッグには、同色レザーのショルダーを付けてもらいました。籐ハンドバッグ レザーハンドル 別注ステッチは、ショルダー紐までステッチを入れてもらっています。肩掛けや、短めの斜めがけもできて、両手をあけたい方には便利です。

 

・荷物を厳選しなくても大丈夫、レギュラーサイズはやっぱり便利。

籐ハンドバッグ バンブーハンドル 別注 ブラック レギュラー

 

ミニバッグは手軽で見た目が可愛いのでついつい選んでしまいがちですが、実際に使ってみると、少し大きめのサイズがあるとすごく便利だなと感じることも。レギュラーサイズのハンドバッグは、ポーチやお財布、タオルや手帳、単行本まで、普段使いしているもののサイズを気にせず持ち運べるのが嬉しい。平日休日問わず、いろんな場面で使っていただきたいサイズです。

 

 

・スカーフを使って、見た目の変化を楽しんで

 

 

CANDRIA TOMMASOのバッグは、華やかなスカーフと相性が◎。特に今回別注で作った「別注 ブラック」タイプにとても相性が良いのです!お気に入りのスカーフでも良いですし、少し派手すぎてクローゼットで眠っていた一枚をまた活躍させてみてはいかがでしょう。オールレザーのバッグほど気取っていないのに、品があってキュンとする可愛さ、絶妙な塩梅の見た目になります。

 

籐ハンドバッグ バンブーハンドル 別注 ブラック スモール

 

籐ハンドバッグ バンブーハンドル 別注 ブラック レギュラー

 

籐ハンドバッグ バンブーハンドル 別注 ブラック スモール

ここまで使用したスカーフ:シルクスカーフ E840008/E840009(※同柄は完売)

 

籐ミニトート 別注ステッチ

スカーフ:コットンリネンネッカチーフ(ドット5)

 

 

▼CANDRIA TOMMASO(カンドリア・トマソ)ブランドページ

CANDRIA TOMMASO(カンドリア・トマソ)

投稿者: 村上 日時: 2023年03月28日 15:59 | permalink

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