毎年届くのを心待ちにしているスタッフも多い、LAPUAN KANKURIT (ラプアン カンクリ)のウールアイテムたち。今年も可愛いカラーリングが届いたところで、2023年に創業50周年を迎えた迎えたラプアン カンクリの歩みとともにご紹介していこうと思います。
その誕生秘話は約100年前にまで遡り、廃材と手よりの毛糸を使ったフェルトブーツを作る会社の設立から始まります。息子や兄弟へ代々技術や知識が引き継がれ、ブランケットのクリーニングから毛布の製造まで、時代のニーズに合わせたテキスタイル家業へと形を変えていきました。
その後1973年、テキスタイルの手仕事が盛んな町ラプアにLAPUAN KANKURITという名で会社設立。ジャガード機を導入し、フィンランド伝統タペストリーを作ることに始まり、「質の良い物を」と手間暇を惜しまず特別なテキスタイル製品を世界に届けて今に至ります。音を聞いただけで機械の調子がわかるという経営者。多くの人には騒音に聞こえる音も、彼にとっては音楽のようなのだそうです。
また、LAPUAN KANKURITは、地球の未来とエコロジーに焦点を当て、素材をいかに無駄なく使うかを考えています。使うものの数が減れば、無駄な資材を生まず、洗濯回数も減らせ、物流トラックのエネルギーの節約にも。通常なら捨ててしまう余った生地や糸もランドリーバッグやウォッシュミトンなどに再利用したり、イベントなどで販売もしています。このような考えのブランドが作る製品は、一つのものを長く、たくさんの用途で使えるよう計算されつくしたものばかりなのです。
美しい自然と共に紡がれた北欧フィンランドのテキスタイルは、ナチュラルな風合いと少しのユニークさが高い品質で表現され、どんなインテリアにもよく馴染むもの。室内でも屋外でも重宝するLAPUAN KANKURITの防寒アイテムの新作。
室内では、就寝時に湯たんぽ、ソファで寛いだりお出かけの羽織りに使えるポケットショール。フィンランドの知恵が詰まった、温もりある冬の過ごし方をご提案いたします。
左からORANGE、MINT、LT BEIGE、SAKURA
秋の夕暮れを思わせる美しいオレンジの限定色などアウターに使いやすい綺麗な色が新色で登場!北欧の自然をテーマにした美しいポケットショールは、ダークトーンが多くなる秋冬のコーディネートを軽やかにしてくれます。
厚い重ね着の動きにくさが苦手なので、車や電車に乗るとアウターは脱ぐ派です。しかし冷え性で冬は辛く、膝掛けにハンドウォーマー、マフラー、レッグウォーマーと、あらゆる防寒グッズと過ごしています。日々は、車通勤で重ね着が苦手な私にとっては、家から肩にかけて温めておける「ポケットショール UNI」は暖房が効き始めるまでの時間にもちょうどいいのです。
コートの場合、洋服との色や丈などコーディネートが悪くないか悩んだりするところ、アウターより楽な気持ちで肩に羽織って出かけられるのが便利です。家から車、スーパーやお店などから車の距離も、アウターいらずでこれだけ羽織るだけで十分あったかいのです。
運転は羽織ったままでもいいですし、膝掛けにするのも良かったです。車の中に荷物をあまり置きたくない方もいると思いますが、そんな方には特に最適だと思います。
ポケットはふらっとお出かけに重宝します。ちょっとそこまで出かけるのにポケットに財布とスマートフォン、鍵だけいれて出られますし、手袋がなくても暖かい。肌寒い気温差がでる秋から活躍して、真冬にはアウターの上に大判マフラーのように使います。
ZUTTOでもクリスマスギフト定番人気の納得の使い勝手の良さです。フリーサイズで誰でも使え、しっかりとした温かさと何年も使える確かな品質。一石二鳥な使い勝手のポケットショール UNIでした。
今年も暖冬傾向が予想される中、コート代わりとして大活躍のポケットショールは、コート代わりにまたは、コートの上からも羽織れて温度調節もしやすく、装い全体をスタイリッシュにまとめてくれます。
今シーズンは全13色をラインナップ。昨年の人気カラーに加え、新たに4色が仲間入りしています。優しい色調で揃えた豊富なカラーバリエーションの中から、普段のアウターでは選びづらい色にもぜひチャレンジしてみるのもいいですね。
じんわり暖かい、ウールの湯たんぽ。
去年の冬、湯たんぽを使い始めました。今まで使ったことがなかったのでその実力は半信半疑の中、可愛いデザインに惹かれて手に取りましたが、これが大正解。毛布と布団で十分と思っていた冬に革命でした。湯たんぽで温めておいた布団に入った直後の幸せ、ぬくぬく気持ちが良くて眠りにつくのも早くなり欠かせないものになりました。
毎夜、癒しの存在でしたが、特に冷えでお腹が痛い時には重宝しました。じんわり体の内側まで温めてくれて、尖った気持ちまでリラックス。厚手のウールのふかっとした柔らかさが体に触れるのもまた心地よく、特別なお手入れもなく長持ちしそうなのでまだ使ったことのない方にはおすすめしたい湯たんぽです。
ウールのカバーを取り外せば氷枕にもなり、夏にもクローゼットの奥に眠らせることなく活躍させられるのも気に入っています。使わない時にはフックにかけて保管することもでき、インテリアにも可愛らしいのが良いです。そんな湯たんぽをギフトの選択肢にしたとき、贈った相手が抱きしめて温まる姿を想像すると、ついつい選びたくなるアイテムの一つで、使う人も贈る人も心まで温まるLAPUAN KANKURITの湯たんぽです。
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