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かごバッグの面持ちに編みバッグのしなやかさ。レザーメッシュバッグの魅力

 

 

ZUTTOでは数多くのバッグをご紹介していますが、その中で断トツで人気が集まるバッグが、実は2種類あります。一つは「レザーバッグ」、そしてもう一つは「かごバッグ」。

日々触れるほどに色艶を増し、柔らかく風合いを変えていく革のバッグは「長く大切に使う」という点で他のどの素材に勝るといっても過言ではないほど。一方のかごバッグは職人技によって生み出されてる美しい編み目の模様や、素材によって異なるエイジングが楽しめることが人気の理由になっている様子。

レザーバッグと、かごバッグ。それぞれにファンを集める理由を数えれば切りがありませんが、是非ご紹介したいのが「レザーメッシュバッグ」の存在。というのも、レザーバッグを編むことで生まれるしなやかさやエイジングの風合いと、かごバッグならではの美しさという、いわば2つのバッグの良いところを併せ持つバッグだから。レザーが好き、かごバッグも好き。つまりどっちも好きという欲張りを満たしてくれる、レザーメッシュバッグの魅力をたっぷりとご紹介していきます。

 

 

かごバッグに躊躇してきた人にも、ぜひ。

 

 

 

夏のファッションというのは不思議なもので、ショーウィンドーにリネンのお洋服やジュートサンダルが並び始めると、一気に頭の中に夏の風が吹き始めます。ストローハットやガラスのアクセサリーなど、同じ立ち位置のアイテムは他にもたくさんありますが、その何番目かに「かごバッグ」があるのは、きっと誰もが頷けるはず。何もない砂浜にビーチパラソルを立てるとたちまち夏の景色になるのと同じで、昨日までと同じ服装でもかごバッグ一つ持つだけで、装いは一気に夏模様。

ところが、そういったアイテムは「長く愛用したい派」にとっては、選びにくいという難点もあります。つまり、持てる期間が限定されやすい季節アイテムはクローゼットの中に眠らせる期間も長くコストパフォーマンスが低く見え、お買い物リストの優先度も相対的に低くなってしまうのです。

でも毎年夏はやってきますし、そう思っている間に日本列島は夏真っ盛り。そう、そんな時にこそレザーメッシュバッグの出番です。

 

 

 

レザーメッシュバッグがおすすめな理由

 

 

夏の気配を感じるこの季節。夏らしいカゴバッグを手に入れたいものですが、今から新しく手にいれるならやっぱりより長い期間で愛用出来る、つまり季節感の少ないものの方が良いのでは?という気持ちが頭をかすめます。ラタンやあけびといった硬い素材のかごバッグは形を変えることが出来ないために収納力が制限されたり、本体だけで重量があってちょっとしたストレスを感じたりと、悩みが生じてしまうことも。

 

実はレザーメッシュバッグは、そんな悩みにもぴったり寄り添ってくれる優秀なアイテム。「編み」の技術による透け感が夏らしく涼やかにも使えるけれど、もとはレザーバッグなので、例えばあけびやラフィアといった季節感のある素材と比較すると、真夏以外に持っても違和感がないのが特徴です。繊細な編みの工程を経ているので、女性らしくエレガントなフォルムももちろん魅力。さらに経年変化を楽しめる素材なので、シーズンレスという意味でも、タイムレスという意味でも、長い期間で重宝します。

 

 

レザーメッシュバッグのメリットとは

 

それでは実際に、レザーメッシュバッグならではのメリットを見ていきましょう。

 

 

しなやかで、中身が取り出しやすい

 

 

いわゆるかごバッグに使用される木製の蔓(つる)やラタンはしっかりと硬い繊維を編み上げて形づくるため、その形を変えながら使うことは難しい素材です。例えば、あと少しマチの幅が広ければ全ての荷物がぴったり収まるのに...ということもある訳です。その点、レザーメッシュバッグは中に入れるもののサイズや容量に合わせてしなやかに対応してくれるので、硬いかごバッグにありがちなストレスは感じずに使うことが出来ます。

 

 

フルレザーバッグでありながら、フラットな革とは異なる風合い

 

 

本体だけではなく、持ち手を含む全体がレザーで作られた鞄のことをフルレザーバッグと呼ぶことがあります。今回ご紹介するレザーメッシュバッグも、素材という視点ではフルレザーバッグに分類されます。ただし、この写真を見ても分かるように細長くカットしたレザーを繊細に編み上げているため、その違いは一目瞭然。こちらのタイプでは、ヘリンボーン柄が見事に表現されているのが見て取れますね。

 

 

 

こちらの写真は、REN(レン)が手がけるレザーメッシュバッグと、そのもととなる革コード。実は、同じ表面積でも革と革が重なる部分が生まれるため、何枚かのピースを縫い合わせたレザーバッグと比べると必要な革の総量は多くなります。「メッシュ」と名前にありますが、しっかりとした重厚感も併せ持っているのは、そうした理由からなのです。この点でも、他のフルレザーバッグとの違いが見て取れます。

 

 

エイジングのスピードが速い

 

 

革好きの理由の筆頭といえば、エイジング。ラタン、あけび、葦といった植物系の繊維ももちろんエイジングはするのですが、やはり革と比較するとそのスピードはおだやか。日々手で触れることで色艶が変化したり、中身を入れることで負荷がかかって革そのものが柔らかくなったりと、エイジングのスピードが早いというのもレザーメッシュバッグの魅力の一つです。

 

 

中でもRENは特に素上げの特徴を見ることが出来ます。上画像の右側は1年ほど使用したバッグ。左側は同色の新品のコースター。1年使用したバッグのほうが格段に色が濃くなっており、その違いは一目瞭然です。

 

 

色だけでなく、使用することで艶が出てくるのも素上げによる特徴。光に当たると柔らかい光沢が見えるようになり、また、しなやかさが印象的なゴートレザーがややくったりと柔らかく変化していることが分かります。色を革までしっかりと通したBLACKもまた、時間とともに艶を見せていきます。

 

 

REN(レン)が手がけるゴートレザーメッシュ

 

 

 

 

『GOAT MESH / ゴートメッシュ』とは、タンニン鞣しの山羊革を石畳編みという手法で編み上げたRENオリジナルメッシュレザー。 革を「編む」ことに精通した職人のいるインドの工房で1点ずつじっくりと時間をかけて生み出された逸品です。丈夫で型崩れしにくいという特性を持ち、使い込むほどに柔らかく馴染み、艶が増し深みのある色合いに変化していきます。通常の5倍の革の量を必要とする編み目は、重量感がありながらも大人っぽい透け感があり、どこかレトロな表情も魅力。 

 


レザーのメッシュバッグは、荷物を入れた時の強度が心配ですが、RENのメッシュバッグは持ち手が本体にしっかりと編み込まれているので、手に持った時に安心感があります。持ち手は肩掛けできる長さなのでウィンドウショッピングやお散歩のお供にも使いやすく、しなやかな山羊革はコンパクトに畳むことも出来るので海外旅行でのバカンスに持って行くサブバッグとしても良いですね。春夏はレザーメッシュの素材感に似合う帽子やストール、サンダルを合わせて涼しげに、そして秋冬は手持ちのインナーバッグやファブリックを入れて使えば、様々な印象を楽しむことが出来ます。

 

 

>>GOAT MESH ミニショルダーバッグ

 

>>GOAT MESH ドロップトートバッグ

 

>>GOAT MESH ランチバッグ S

 

>>GOAT メッシュバッグ L

 

さらにこちらのREN(レン)のGOATシリーズは、カラーバリエーションの豊富さも魅力。同じサイズ、同じ編み方でもこうして並べてみると印象がかなり違って見えますね。ブラックなら重厚感ある大人な風合いで、他ではなかなかお目にかかれない真っ白な革、シルバーの革は、どこかモードな印象。レザー定番のベージュ〜ブラウン系の色味もございますので、合わせるお洋服や用途によって選択肢がぐっと広がります。

 

 

 

 

水牛の革とデザインの力で、唯一無二の存在感

 

 

 

Dragon Diffusion(ドラゴンディフュージョン)は、40年以上メッシュレザーに特化し生産を続け、ヨーロッパやアメリカの名だたるメゾンブランドにも素材を提供してきた高い技術力を持ったファクトリーです。ベジタブルタンニンで鞣した革素材を、ハンドメイドで編んだバッグは世界のファッションブランドからオーダーが入るという品質と技術を持ちながらも、コストパフォーマンスに優れています。 

 

素材の革は、日本ではあまり馴染みのない野生の水牛の皮を使用し、洗いをかけることで独特の風合いを出しています。手触りは牛革に似ていますが、何年も使い込んだような柔らかい感触で、さらに使い込むに従い色味が増し艶が増します。 

 

 

 

 

 

またDragon Diffusion(ドラゴンディフュージョン)のバッグを一般的な革バッグを想像して手にすると、その軽さに驚くほど。一方で籐素材のバッグと思って手にすると、その艶やかな趣きに革であることに納得できるはず。先にご紹介したような、「革の編みバッグ」と「かごバッグ」両方の利点をぎゅっと凝縮したようなレザーメッシュバッグの特徴がよく現れているバッグです。

コーディネートには半袖やノースリーブといった夏の装いにはもちろん、肌がすっぽりと隠れる長袖の装いにもしっくりと馴染みます。春夏はもちろん、コーディネートによっては秋冬まで幅広く対応できる革バッグならではのメリットを存分に感じられそうです。

 

 

 

 

使わない時にはインテリア収納としてもお部屋に馴染むのがレザーメッシュバッグの嬉しいところ。こちらのレザーメッシュマルシェバッグは、まあるい形になっていて口が広くなっているのが特徴で、置くとこのようにおもちゃや雑貨の収納としても活躍するバッグです。バッグとしての手に持ちやすさというのももちろん考慮されています。

 

 

 

「マルシェバッグ」という名の通り、お買い物に連れていきたい大容量のバッグ。置くと丸い形だったバッグは手に持ってみると口が横に広がり、このような形になります。持ちやすく中身も取り出しやすいという嬉しい使いやすさのレザーメッシュバッグです。

 

>>レザーメッシュトート SMALL

 

 

>>レザーメッシュトート LARGE(※左はSMALLサイズです)

 

>>レザーメッシュマルシェバッグ

 

 

 

 

馬革ならでは、驚きの軽さ

 

 

 

今まで「編む」レザーメッシュバッグを紹介してきました。こちらは一風変わったパンチングレザーという革を使ったメッシュレザーバッグです。細かい穴を開ける抜き型を使ってレザーに穴を開けたもので、手に取るとまず驚くのはその軽さ。馬革はそのものが軽いという特徴を持つのですが、パンチング加工を施すことでより一層軽く、通気性もよくなっているのです。

 

使用するのは姫路の新喜皮革の馬革。通気性の良さから衣類にも扱われている馬革は牛革の3割程軽いと言われており、この軽さを残すためオイル等は使用せず、ワックスやラッカーによって艶と透明感を出す工夫が施されています。また馬革は繊維のキメが細かいので手触りがかなりしなやか。肌馴染みが良く、使い始めから柔らかくしっとりとした革の素材をお楽しみいただけます。

 

 

 

 

穴を開けているということは、編むレザーメッシュバッグよりシースルーデザインであるということ。中身は見えてしまわないの?ということで、実際に荷物をいれてみて検証していきます。

 

入れてみたのはこちら。

 

 

 

スマホ、ポーチ、マイボトル、ミニ財布と、お出かけに必須アイテムはきちんと入るサイズ感です。

 

 

 

 

荷物を入れてみると、形は見えにくいですがボトルらしい色がわずかに見えるのが確認できます。ほかのものはあまり判別しにくいですね。今はシースルーデザインといって荷物を見せられるようになっているクリア〜半透明なバッグもあり、それはそれで夏らしく涼しげであったり、お気に入りポーチをバッグのデザインとして取り入れてしまうという面白さがありますが、そこまでは・・・という方へおすすめできるくらいの、ほんのり透けて見える爽やかさではないでしょうか。

 

 

ときどき手入れをしながら、育っていく

 

REN(レン)の荒井さんによると、レザーバッグは遠慮せずに使うことがバッグにとっても一番良い、とのこと。使わないとレザーが硬くなってしまい、環境によってはカビの原因にもなるという懸念があります。一方で、使えば使うほど、手触りも柔らかく変化していき、色艶を増していく。だからこそ気兼ねなく手に取って使ってもらうのが、バッグにとっても最良なのだそうです。

 

クリームで油分の補給

使うことが一番のお手入れとなるメッシュレザーバッグ。もし乾燥が気になる場合は、少量の乳化製クリームが良いのだそうです。メッシュレザーバッグは素上げをしていることもあり、一般的な革用オイルを使ってしまうと油分が入りすぎてシミの恐れがあります。そのため乳化製クリームを柔らかい布に少量取り、目立たない場所でお試し頂いてからご使用ください。

 

防水スプレーと雨の日のこと

使い始める前に、まずは防水スプレーを軽くふるのもおすすめです。こちらも革によってはシミになる可能性がありますので、目立たない部分からお試しください。スプレーすることで、水分と汚れを寄せ付けにくくします。また、雨の日など、水に濡れてしまった場合は即座に柔らかい布で水気を拭き取り、乾燥させてください。

 

 

▼革本来の魅力を引き出すデザインセンス ーREN(レン)

 

 

▼かごバッグの概念を変える技術力 ーDragon Diffusion(ドラゴンディフュージョン)

 

▼ずっと長く使い続けられるモノ作り ーARTS&CRAFTS (アーツアンドクラフツ)

投稿者: 福井 日時: 2023年06月08日 15:57 | permalink

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