その日の天気や行く場所、シーンによって変わる私たちのファッション。その中で、ファッションに寄り添うように存在するのがバッグです。
バッグといっても、荷物の多い日に活躍するトートバッグもあれば、かしこまったレストランにお供してくれるミニバッグもありますし、アクティブに動く日に両手が空くリュックという選択肢もあります。
沢山のバッグを持つ中でもリュックというのは、スポーティーな印象があるためにどことなく上品さから離れたシーンに使うもの、というイメージも。
大人が、例えば仕事でも使えて、落ち着いた雰囲気を壊さないようなリュックがあれば、という願いを叶えてくれるのが今回ご紹介する、REN(レン)のレザーリュックです。
まずはリュックの良さを考えてみると、
・背負うことで荷物の重さが軽減される
・両肩でバランス良く持つことが出来る
・両手が空くので長時間の移動が楽、または他のものも持つことが出来る
ものを持ち運ぶための入れ物とすると、リュックは他のバッグに比べ抜群の機能性です。持ちやすさや体への負担を考えると、リュックが一番良いように感じますよね。
ただ、そうした機能性があるからこそリュックは「旅行や大荷物の時に使うもの」「アウトドアで重宝するもの」というイメージがあり、そうしたシーンに対応するスポーティーなナイロン素材や無骨なデザインのものが多いのもまた事実です。
そんなリュックを、より幅広い場面で活躍させてくれるのが、レザー素材のリュックなのです。
レザーのリュックなら、スーツ姿にも合いますし、大人の女性でも洋服とマッチし、幼い雰囲気にならずに持てるのが嬉しいところ。
現在ZUTTOでご紹介しているREN(レン)のレザーリュックは2型、それぞれ2色展開です。
サイズや使用しているレザーの違いによって印象が少し異なるこちらの2つのレザーリュック。
使用するレザーにこだわりを持つREN(レン)らしく、こちらも上質なレザーをたっぷり使って重厚感ある雰囲気になっています。似ているようで異なる、この2つのリュックの違いを解説していきましょう。
デイリュックミッドは荷物がたっぷりと入り、男性や背の高い女性も使いやすいサイズです。
角が当たることなくA4サイズも入り、15インチのノートパソコンも入ります。やぎ革は耐久性が高いので重いものを入れても型くずれしにくく、7kgの荷物にも耐えてくれますし、いつも荷物の多い方や仕事用のリュックをお探しならこちらをおすすめします。
使用しているREN(レン)オリジナルのレザー、BARE(ベアー)はやぎ革の天然のシボを活かすために最小限の染料とオイルでシンプルになめされています。少し大きめのこのリュックには表面の自然なツヤと下に落ちる美しいドレープが見て取れるこのレザーが最適。
【デイリュック ミッドのポイント】
・男女兼用しやすいデザインとサイズ
・高さがあるので大きいファイルや15インチ以上のPCも入れやすい(PC用ポケットはありません)
・内側は布貼り、ジップ付きのポケットあり
・両サイドにリュックの厚みを調整できるベルト付き
・使いはじめからツヤがあり柔らかいやぎ革使用
一方、デイリュック シティは女性が持ちやすい小さめサイズのリュックです。シティという名の通り、どこか洗練された都会的な雰囲気がありますね。それはこのリュックのサイズ感やフォルム、そしてきらりと光るジップや金具などの細部から醸し出されるもの。大人の女性にぴったりのリュックです。
使用しているレザーは、こちらもREN(レン)オリジナルのHALLIE(ハリ−)というピッグレザー。ツヤが抑えめで、触れてみると一般的なレザーとは異なるマットな質感です。水彩絵の具で染めたような自然な色調はコーディネートに馴染みます。
【デイリュック シティのポイント】
・女性の背中にフィットする小さめサイズ
・マチが広いのでお弁当も入れやすい
・内部に大きなポケットあり(13インチのPC)
・内側はレザーの床面(スエード調)
・外側両サイドにポケット付き
・両サイドにリュックの厚みを調整できるベルト付き
・マットな質感と自然な色合い
ミッドとシティ、高さはミッドのほうがありますが、実はマチはシティのほうが広いのです。
両方ともベルトで厚みを調節出来ますが、底面のマチ部分はシティ「18cm」に対して、ミッドは「16cm」。お弁当を持ち運ぶなら、シティのほうが安定して入れやすいですよ。
レザーを愛用する楽しみの一つはエイジングです。一言にエイジングと言っても、レザーの種類によっても違いますし、ましてや使用頻度や使い方にも大きく左右されるので一概に「こう変化します」とは言いがたいところ。ただ、購入する前の新品の状態からは想像するのが難しいその数年後の姿を、REN(レン)のレザーリュックを愛用しているスタッフに、見せてもらいましょう。
まずは、【DAY TRIPデイリュック ミッド BLACK】を愛用中のスタッフ。
愛用歴:3年(1年ほどはほぼ毎日愛用)
REN(レン)オリジナルのやぎ革、BARE(ベアー)で作られたミドルサイズリュックです。
まずはレザー表面のエイジングについて、新品と比較してみると、その色が大分変わっているのが分かります。もともとのレザーの色の個体差ももちろんありますが、3年もの月日を一緒に過ごすとツヤが増し、色が薄くなっていますね。(ジップの色が異なるのは、仕様変更です。)使い始めから柔らかく持ちやすいやぎ革ですが、3年経つとよりしっとりとしている感覚。リュック前面に革のドレープがより見てとれて、持ち主と過ごしてきた時間が表れているよう。
次に、レザーならではの心配事である「革が伸びてしまわないか?」という点について。
ついつい重いものを入れてしまうリュックですが、ベルト部分を見てみると、こちらも使い込んだエイジングは見てとれますが、革が伸びてしまっている様子はありませんでした。
続いて、デイリュック ミッドの色違い、ecru beigeのエイジングも。こちらは5年愛用して、まだまだ現役。ecru beigeの色味は特に色の差が出やすいので、新品と比べた時の色の濃淡はものによって異なります。ですが、愛用者いわく、「最初に比べてツヤが全然違う」とのこと。特にお手入れはせずに過ごしてきた5年間、それでも革の乾燥や割れがないのはREN(レン)の革のクオリティの高さでしょうか。
よくよく見ると細かいキズやシミはありますが、どちらのリュックも本当に素敵にエイジングしています。長く愛用してくったりしてきても、それをダメージとして感じさせないのが、レザーのすごいところ。
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