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リュックじゃない旅行カバン探し。コンパクトな1泊旅行に最適なCaBas刺し子織りバッグ 

 

私たちの身の回りには様々なモノが溢れていて、無意識の内に自分で取捨選択をしながらお買い物をしています。選ぶ基準は様々あるものの、使い込むことで良さがわかるのは「機能性」に特化したモノ。今回ご紹介する「鞄」もそのうちのひとつです。今回のよみものでは、スタッフが春先の旅行に向けて選んだ CaBas(キャバ)のバッグをご紹介します。

 

 

国内旅行向けの、スマートな旅行カバンを探して。

 

近場の国内旅行に行くときのバッグをしばらく探していましたが、なかなかこれだ、と思うモノに巡りあえていなかったというスタッフ。旅行にはリュックが定番化していて、両手があいて便利という一方で、コーディネートがスポーティーになりすぎる点が気になっていたそう。そこで、これからやってくる春の連休やGWに向けて鞄を色々みていたところ、ふと目に留まったのがガーデニングバッグでした。

 

選んだのはBLACK

 

手持ちの服と合わせることを想像してみたらどんどん気になってきたのだとか。そして、たっぷり容量で、かつたくさん入れてもOKなタフさは選んだポイントになったそう。また、あまり見かけないこの形に強く惹かれた様子。

 

「旅行鞄で持ち手があるものだと、レザーのボストンバッグ、キャンバス地のポケットたくさんでアウトドアらしい形と色々ありますが、その中でこのガーデニングバッグは、クラシックな上品さもありつつ、キャンバス地なので柔らかい印象もあってすごく可愛い!と思って購入を決めました。」

 

スカーフをくるりと巻いても可愛いです。

 

 

気になったのは、コットンとレザーのいいところどり。

 

「お手入れに困らないコットン素材で、使い込めば経年変化も楽しめるなんて、どんなバッグなんだろうと興味もあって。」と言うスタッフ。これは、CaBas(キャバ)がたくさんのリピーターさんに好まれている理由でもあります。コットンのようにお手入れに困らない天然素材で、レザーのように長く使うことで経年変化が楽しめる素材。その両方を叶えてくれるのが、CaBasに使われている刺し子織り。

 

独特な刺し子織り。防火用衣、道着の織り物として日本では昔から伝わってきたものなのです。

 

コットンの優しさと、レザーの格好良さ、どちらも兼ね備えているバッグ。長年日本の暮らしの中で、ある種道具のように使われてきた刺し子織り、その背景にも説得力を感じますね。早速、一ヶ月使ってみたスタッフに愛用品レビューをしてもらいましょう。

 

 

実際に使い始めてみて。

ちょうど一ヶ月ほど前にお迎えしたガーデニングバッグ。新品の頃から少しフォルムが柔らかくなった気がすると言います。

 

 

「ショルダーの紐は使わないときもずっと付けています。結び目が可愛くて、お気に入りです。」

 

✓ 使ってみて新しくわかったことは?

・優しい手触りで、綺麗なフォルム

「生地はぽこぽことしていて優しい手触りです。くたくたはしてきているけど、汚れも特に気にならないですね。あと厚手だからなのか、比較的どんなものを入れてもバッグのフォルムに干渉せず、すっきり持つことができるのが良いです。」

 

・どんな服にも合わせやすい

コート:チェックコート ブラックウォッチ、パンツ:コットンツイル起毛パンツ、スニーカー:スニーカー MARATHON CLASSIC ALL GREY

 

「季節を問わず、ボリュームのあるバッグがあると、全体のバランスを整えやすいなと。特に夏場、薄手のカットソーやTシャツなどのラフなスタイルにリュックだとスポーティーすぎるかな?と思うときもあったんです。ガーデニングバッグは程よく大人の上品な雰囲気を出してくれそうです。」

 

ショルダーにすると、また雰囲気が変わりますね。

 

✓ 何が入る?

「実際に一泊二日の旅行を想定して入れてみました。

 

(入れたもの:着替えのトップス・インナー(オーガナイザー Sにいれて)、折りたたみ傘パスケースお財布お化粧ポーチ、移動時間に読みたい文庫本)

 

国内旅行でホテルに泊まるのであれば、館内着やタオル、アメニティは揃っているのでこれだけで十分かなと。すべて入れてもパンパンにはならず、やや余裕があります。マチがしっかりあるのが便利ですし、型崩れしないよう底板も入っているので、重量があるものを入れても平気なところが頼もしいですね。」

 

携帯やパスケースを少しの間だけ仕舞うなら、フロントポケットへ。

 

✓ 使い始めとあとで変わる?

「使い始めはややパリッとしたハリのあるバッグという印象でしたが、少しずつくったりしてきました。かといって、柔らかくなりすぎない。きれいなフォルムを維持しつつ、柔らかいバッグに育てたいなと思います。

 

 

キャリーケースより小回りがきくので、電車や階段で手間取らないのも便利そうですし、リュックのときとは雰囲気を随分変えられそうだなと。今から春の旅行に持っていくのが楽しみですね。」

 

 

ブランドディレクターに訊く、CaBasの良さ。

さらに、今回のよみものにあたり、ブランドのディレクターをされている金谷さんより実際に使用されているバッグをお借りしました。

 

 

 

フラップ部分の傷も使い込んでいる証。バッグ全体がより格好良く見えます。

 

ブランドディレクターの金谷さん。ブランドについてもお話も聞かせてくださいました。

 

ーー CaBas(キャバ)立ち上げのきっかけはなんだったのでしょうか?

 

金谷さん:刺し子織の老舗メーカーとして歩み続けてきたタネイ工房の刺し子織と出会い、世界に誇れる素材、工房に魅力を感じたことがきっかけでした。今も大切に受け継がれている、伝統的な素材や工房の持つ技術を捉え直しもっと身近に感じられるモノとして新しい提案をしていきたいという思いから、誰にとっても身近で普遍的なトートバッグを始めとしてコレクションをスタートしました。

 

 

ーー 確かに柔らかさもありつつ丈夫で、日本ならではの素材ですよね。刺し子織りの魅力は、具体的にどんなところでしょう?

 

まず、タネイの刺し子織りは肌ざわりが違いますね。裏面に凹凸があると、柔道の試合のときに肌にあたってミミズ腫れになってしまうため、タネイの刺し子織りの裏面は、凹凸を少なくし肌を傷めないように 改良されたものなんです。

 

さらには、経年変化を楽しめる生地だということ。元々、柔道着として直接肌に触れるものなので、バッグとしても使ううちに体に馴染んでいきます。 時間とともに味わいが出てくる革のように、刺し子織りの生地を使用したバッグは、使う人によって刺し子の風合いが変わってゆき、表情が出てくるのが味わい。 職人による手作業の縫製のため、メンテナンスすることで永くご愛用いただけます。 

 

お借りしたオリジナルサイズの1DAYトリッパーバッグ。新品と比べるとハリはありつつも、くったり、柔らかくなっていました。

 

左:新品の1DAYトリッパーバッグ ミニ、右:お借りした1DAYトリッパーバッグ

 

また、他のファブリックとの違いとして挙げられるのは、柔道着にも使われるほどの強靭さ、そして摩擦に強く丈夫なところです。 帆布や綿の生地のバッグは2次元での表現が限界ですが、刺し子織りは3次元の生地として、 綿織物としての新しい可能性を秘めていると思っています。

 

また、リピートして買ってくださるお客様が多くいらっしゃって、その理由は一度使うと使い込む程に馴染み、愛着が湧くからだと思っています。修理をして使い続けてくださる方も多く、また新しいモデルが出るのを楽しみにしてくださっているお客様も沢山いらっしゃいます。

 

ーー 修理も対応してくださるのですね。今までですと、どんな修理をされたことがありますか?

 

ハンドルや、ショルダーストラップの交換ですね。お客様のバッグの使用状況や、レザーを使用有無を加味した上で工房と相談して対応しています。例えば使い込んだバッグのハンドル(刺し子織りでない部分)のみ薄くなってしまった場合、柔らかい刺し子に対して新しい硬いコットンを綺麗に縫い付けるのが難しいため、生地の状況を拝見してから、ハンドルを総変えするのか、部分的に補強するのか等をご提案しています。その他にもお問い合わせいただいた内容は、都度工房と相談しながら、なるべく良い形でお客様へお戻しするようにしています。

 

 

ーー 工房があって、生地をよく知る方がいるから出来る修理方法ですね。ちなみに、デザインはどのように決めているのでしょうか?

 

現在は、日本人のデザイナーを中心にタネイ工房の職人達と一緒にデザインをしています。生地の良さをよく知る人がデザインにも携わっているところは大きいのかなと。

今回選んでいただいたガーデニングバッグは、フロントポケットが他の形にはない機能的なモデルですね。レザーを使用していないので底板を抜けば丸洗いできます。男女問わず人気の形です。

 

 

 

シーン別、刺し子織りバッグを毎日に取り入れる

ガーデングバッグ以外にも、様々な形のあるCaBas(キャバ)のバッグ。シーンによっても使い分けられるので、撮り下ろしコーディネートとともにご紹介します。

 

ミニ 1DAYトリッパーバッグ

「通勤にも、お休みの日のお出かけにも。」

コート:CAVALRY TWILL コート、トップス:ボーダーカットソー BREST ECRU/MARINE、パンツ:マリンパンツ、シューズ:ウイングチップレザーシューズ WHITE

 

こちらは、刺し子織生地とレザーのコンビネーションが特徴的なデザイン。使い込む程に、刺し子織とレザーの味わいが増し経年変化を楽しむことができます。レザーフラップが付いている事で、カジュアルなトートバッグとは異なり、シックなスタイルやオンオフ問わず持てるデザインです。

 

背面のポケットには、携帯や定期等よく取り出す物を入れて。

 

 

 

マイクロショルダー スモール

「身軽に出掛けたいオフのときに。 」

ジャケット:ノーカラージャケット、スカート:チェックティアードスカート、シューズ:ウイングチップ Dark Brown

 

荷物はなるべく少なくしたいときにはマイクロショルダーを。携帯、小銭入れハンカチ、等最低限の荷物を入れて持ち運ぶのにぴったりなサイズです。メインの旅行鞄とは別に、パスポートと携帯、財布等を入れて、旅先で携帯するサブバッグとしても。

 

ランドリーバッグ

「ちょっとそこまでのお散歩に。」

ワンピース:5oz CHAMBRAY ワンピース、スニーカー:SHELLCAP MOULD MID KURO/OFF WHITE

 

ミニトートとしては少し珍しい縦型のランドリーバッグ。ちょっとそこまでという距離のお散歩バッグにちょうど良く、底面が丸く自立するので、使わないときは収納用ボックスとしてもお使いいただけます。ガーデニングバッグ同様レザーを使用していないので、汚れてしまったらそのまま洗濯機で丸洗いできる点も日常使いには嬉しいポイントです。

 

 

編集後記:くったり馴染む様子を、少しずつ楽しむ日々。

 

改めてブランドディレクターの方にお話を聞くことで、ますます自分のガーデニングバッグに愛着が湧いたというスタッフ。金谷さんのお話を伺うに、あえて使い始めから洗濯をしてくったりさせる方もいらっしゃるそうですが、少しずつ変化していく様子を楽しみたいそうのでそれはしばらくお預け。1年ほど経った頃にチャレンジしてみようと考えているのだとか。「まだまだ経年変化とまではいかないですが、ゆっくり自分のペースで楽しみます」と満足気なスタッフなのでした。

 

>>CaBas(キャバ)のブランドページはこちら

 

投稿者: 武田 日時: 2020年02月23日 11:00 | permalink

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