リングやピアス、ネックレスにブレスレット。アクセサリーはファッションの一部として楽しんだり、時にはTPOに合わせて装いをグレードアップさせる役割もあったりと、単に「可愛いから」という理由だけで着けるものではないですね。
アイテムの幅の広さ然り、素材の豊富さ然り、選択肢が多い中でどうしても増えていってしまうアクセサリーは、その時々によってお気に入りも変わってくるもの。いまヘビロテしているアイテムも、少し休憩中のアイテムも、どれも大事な存在には変わりないので、日常的なササッとケア&定期的なしっかりケアが必要です。直接肌に触れ、皮脂や汗、お化粧などの影響も受けるものだからこそ、気にしてメンテナンスをすれば美しい状態を長く保って、愛用することが出来るのです。
とはいえ、アクセサリーに限らず「もののケア」に対してハードルを感じてしまうこともあります。レザーグッズのように複数ステップがあったりと全体的に時間がかかるイメージがあり、時には億劫に感じてしまうことも。
ただ、今回ご紹介するアクセサリーケアに関してはささっと終わるものがほとんどです。日々アクセサリーを外した時に行う数十秒のケアが、後々時間がかかる面倒なケアが必要ないようにしてくれるのです。
シルバーやゴールド、パールなど素材によって異なる溶剤を必要とするアクセサリーのお手入れですが、TOWN TALK(タウントーク)のケアアイテムを使った適切なお手入れ方法を知ると、「この素材はこれで磨いていいのかな?」と心配することなく安心して使うことが出来ます。
アクセサリーケアについて悩みを持っていたスタッフが実際に使ってみて、その使い勝手をレポートしていきますよ。
まずは、どのアイテムにも気軽に使えて、ササッと終わる日常的なケアに必要なのは、「柔らかい布」です。お手入れグッズによく出てくるこの「柔らかい布」ですが、実際にどういうものが良いの?と感じたことはありませんか。TOWNTALK(タウントーク)のマイクロファイバークリーニングクロスは、細かな繊維で埃や汚れ、指紋や油膜、ミクロの微粒子をきれいに拭き取ってくれる万能クロスです。
どんな素材のアクセサリーでも、「使った後は拭く」が綺麗に愛用するための秘訣です。ピアスのポスト、ネックレスのチェーン、指輪の内側など、気がつくと汚れている箇所は、汚れが蓄積されていく前に除去しておいた方が、くすみが取れ、輝きを持続しながら色の変化も少なく済みます。
アクセサリーを仕舞う場所にクリーニングクロスを置いておいて、外したらさっと拭いてから仕舞う、を習慣にしてしまいましょう。
そしてここからは、シルバーとパールの素材に特化したケアアイテムで、しっかりしたお手入れをご紹介。
シルバー素材のピアスを2つ見せてくれたスタッフ。ここ数年あまり使っていなかったとのことで、シルバーは黒ずんでいます。
「また使いたいなと思って出してみたら、結構黒くなっていて、このままでは着けられないので磨きたいと思っていました。つるんとしたティアドロップ型のピアスと、もう一つはシロツメクサの花びらが細かいデザインのピアスです。」
ZUTTOでご紹介しているTOWN TALK(タウントーク)のシルバーケアアイテムは、乳液タイプとウェットティッシュタイプがありますが、その使い勝手の違いを比較してみましょう。
まずは、プレーンデザインのピアスをウェットティッシュタイプでケアしていきます。
シルバーケアキット(缶タイプ)に、専用ウェットティッシュ8枚とシルバーポリッシュクロス1枚が入っています。
ステップとしては、これだけです。
「ウェットティッシュにポリッシュが染み込んでいる感じで、少し除光液のような匂いがしますが、そこまでキツくはないです。磨いていくとみるみるうちに黒ずみがなくなっていくのが分かります!シルバーポリッシュで仕上げると、beforeとの違いが歴然でシルバーの輝きを取り戻しました。」
続いて、複雑なディテールデザインのピアスを乳液タイプでケアしていきます。
「乳液タイプはピンクの液体なんですね。ウェットティッシュでは花びらの内部は磨けなかったけれど、乳液は中まで入っていくのでより綺麗になったと思います。水で流しただけでは中に入ったポリッシュは取れなかったので、気になる部分は爪楊枝で取りました。
こちらも、磨いた布が真っ黒になるくらい、黒ずみが取れました!before/afterを比較してみると、気持ちがいいくらいの違いでスッキリしました。」
フラットなデザインのアクセサリーならお手軽なウェットティッシュタイプ、複雑なディテールを持つデザインならば乳液タイプが使いやすいですね。持っているシルバーアクセサリーのデザインで使い分けるのが良さそうです。
二十歳になる時に、両親からパールの一連ネックレスとピアスをもらったというスタッフ。基本的には冠婚葬祭用で、特にパールネックレスはそこまで出番が多い訳ではなく、年に2、3回着けるか着けないかくらいとのこと。
「使わない時は桐箱に入れていて、これまでずっと何のお手入れもしてこなかったんです。でも、パールはケアしないと徐々に色が変わっていってしまうと知って、何かケアしたいなと思っていて。」
パールは生き物(貝)から取れるので、鉱物である石や金属とは異なる性質を持っています。美しいツヤやてりは汗や汚れに弱く、また表面に傷が付き易いのだとか。また、普段使い用ではないデザインだと特に、使ったら仕舞い込んで、次使うまでに時間があるので、徐々に色やつやが変わってきてしまっても気が付きにくいのだと、以前真珠メーカーの方から聞いたことがあります。
TOWN TALK(タウントーク)のパールケアはこちらの2つ。
「パールケアキット(缶タイプ)」と、今回スタッフが選んだ「スプレータイプ」です。
パールの場合は手順もより簡単。
「パールに直接吹きかけるとのことですが、やってみるとほとんどが手に付いてしまうので(笑)、途中からは布に吹きかけて磨いてみました。初めてのお手入れだったので、サーっとやるのではなく、一粒一粒丁寧に磨くように意識しました。」
パールのネックレスを拭く時は、同時に糸の緩みを確認しましょう。また、一方向に引っ張りながら拭いてしまうと糸が伸びたり、緩んでしまう恐れがあるので、ネックレスの中心から左右に向かって順番にお手入れしていくのが良いそうです。
拭き終わったパールは、色やつやの顕著な違いは見て取れませんでしたが、お手入れを実践したスタッフは満足そうでした。
「やはりパールのネックレスやピアスって、自分が普段買うカジュアルなものとは違うので、ちゃんとケアが出来たことで安心出来ました。これからも、日々使うものではないとは思いますが、使ったらさっと拭いて仕舞う、そして定期的に状態をチェックして磨く、というのをやっていこうと思います。」