「今日は夕方頃から雨が降るでしょう」と告げる朝の天気予報や、台風が接近して風が轟々吹いている夜。それでも学校やお仕事など、外出しなければならず、気分は少し憂鬱になってしまいますね。気分が落ち込む雨の日を、スマートに過ごせるようなアイディアをご紹介します。
雨の日を一日中ストレスフリーで過ごすためには、前日の夜の準備が欠かせません。明日は雨と分かったら、こんなことに気をつけてみましょう。
・持ち物に防水スプレーをかけておく
靴やカバン、お洋服。お気に入りのワードローブが雨でダメージを受けてしまうのは最小限に抑えたいですよね。お気に入りを長く綺麗に使うためには、【予防】が必須です。明日使いたい靴や衣類に防水スプレーを一振りしておけば、泥はねやシミなどの汚れを付きづらくしてくれますし、付いてしまった汚れも後から取りやすくなります。バタバタ忙しい朝ではなく、夜のうちにさっと全体に振って乾かしておくのがポイント。防水スプレーは、防水加工してあるレイングッズにも効果があるので、追加でスプレーを振るのもおすすめです。特に傘やレインコートなどに使うと、雨粒を良く弾いてくれ、水切りも良くなるので、電車に乗る時にもびっしょり濡れた傘でカバンや洋服が濡れたり、他の人のお洋服を濡らしてしまうのでは・・と言う心配も少なくなります。例えば、しとしと小雨が続く日なら、いつものバッグに防水スプレーをかけるだけでも良いですよね。
※ご使用の防水スプレーと素材を確かめてからお使いください。
・スケジュールにゆとりをもたせておく
「雨の日は早めに家を出て、ゆとりを持って行動する」そんな風に意識している方も多いと思います。例えば、いつもより早く会社の最寄駅に到着できたら駅前のコーヒーショップで温かいカフェラテを買うこともできますよね。1日の終わりに明日のスケジュールを眺めておくだけでも、心持ちが変わるものなのです。
・ヘアはアップスタイルにする
じっとり湿気を含んだ空気だと、折角セットした髪の毛は崩れやすくなります。いつもよりしっかりとブローでセットすることで、多少は広がりやうねりも抑えられるといいますが、こんな日は思い切って、アップスタイルにするのがおすすめ。イタリアから届いたjaneke(ヤネケ)のヘアアクセサリーは、シンプルで大人の女性に似合う魅力があります。ロングヘアの方は一つに結んでみたり、短めの方はバレッタでハーフアップにしても素敵です。
・朝ごはんの時間をゆっくりと
雨の日は普段より随分と疲れやすいように感じる。そんな方にはいつもより時間をかけて朝ごはんでエネルギーチャージを。しっかり噛んで、ゆっくり時間を過ごすと、不思議と心が落ち着きます。例えば、トースト専用の飴色プレートにハムやチーズをたっぷり乗せたトーストを乗せて、お気に入りのマグカップにミルクのたっぷり入ったコーヒーを入れて。
・極力荷物は減らす
バッグ:【別注】帆布バッグ SCCV002 NATURAL/CAFÉ AU LAITT/SAXE
折り畳み傘:折りたたみ傘 X1(Ethno Earth)
その他スタッフ私物
雨の日の外出は、荷物は必要最低限にするのがストレスフリーに過ごせるコツ。タオル、スマートフォンに、軽量で小さなお財布。降ったり止んだりを繰り返すなら、コンパクトな折り畳み傘も。肩にずっしり乗ったバッグは電車や人ごみの中で邪魔になりますし、いざ使おうと思った時に手に傘を持っていてなかなか取り出せない・・というのもストレスになります。いつものカバンの中身を少し見直して、すっきりさせてみてください。
・レイングッズに見えないレイングッズで備えて
秋の長雨とはよくいったもので、9月下旬から10月上旬にかけてのこの季節は、夏の夕立やゲリラ豪雨などの一時的な大雨は減るものの、じめじめとした曇り空や小雨が増えるように。レイングッズを身につけて外に出る機会も多くなります。そんな時には、一見レイングッズに見えないようなスマートなグッズを揃えるのがポイント。ライダースのように羽織ることができるコンパクトなレインジャケットと、秋冬のブーツとしても活躍するサイドゴアブーツも活躍しそうです。
ジャケット:レインコート Testrup Jacket BLACK
トップス:ハイ・モックネック・セーター GREY
モデル身長167cm 着用サイズS
・ブルーライトをカットして、リラックス
雨の日に限ったことではないですが、時に視覚の刺激は、偏頭痛の原因になります。特に低気圧の影響で、体に不調を感じやすい時には、ブルーライトをカットして刺激を減らしましょう。外部からの刺激をできるだけ避けることで、予防や痛みの軽減につながります。IZIPIZI(イジピジ)のスクリーングラスは、入ってくるブルーライトの約40%をカットしてくれます。テレビやパソコン、スマートフォンは生活と切っても切り離せない存在ですが、適度な距離を置きながら賢く付き合っていきたいですね。
・ゆっくりと湯船に浸かる
雨に濡れると体が冷えてしまい、不調の原因にもなります。そんな時には浴槽にたっぷりのお湯を張って、贅沢なバスソルトを入れてみるのはいかがでしょうか。塩分とミネラル成分が豊富で、発汗作用が高いエモリエントバスソルトなら、保温効果と肌がしっとりする様子を感じられます。天然成分がバランスよく配合されており、強い匂いもしないので贈り物にも選ばれることの多いバスソルトです。湯船に浸かりながらゆっくりしていると体の隅々から1日の疲れをじんわりほぐしてくれるような、そんな気がします。
・体を冷やさずゆっくりと寝る
お風呂から上がったあとは、体を冷やさないように工夫を。KLIPPANのコットンブランケットなら、季節の変わり目や、室温調節の時にも重宝します。肌触りなめらかなコットンのブランケットは、お風呂上がりの肌にも気持ちよく、一年中使えます。目の詰まった程よい重さのブランケットが心地よく、mina perhonenのデザインのものなら、使わない時にベッドに掛けておいてもその可愛らしさに胸が高鳴りそうです。
・明かりをシャットアウトして
さて、いよいよ今日1日の疲れを癒す、睡眠。寝る時に部屋は真っ暗にしているから、アイマスクなんて必要ないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、カーテンの隙間から月の光や街灯の灯りが漏れてくることもあり、部屋を真っ暗にするだけでは不十分なこともあるのだとか。人間の脳は、光による刺激を受けると活動時間だと勘違いし、眠りが浅くなってしまうので、そんな時にはアイマスクが効果あり。ぐっすり眠るために、とっておきのアイマスクを見つけてみてください。
【番外編】
さて、最後に番外編として予防しても起こってしまう、突然のお洋服トラブルも知っておきましょう。
・デニムの色移りが起きてしまったら
雨の日のお洋服への汚れトラブルの一つとして、ジーンズからの色移りが挙げられます。デニムの多くは繊維の表面をインディゴで染色して作られているので、色移りを確認したらまずは衣類が乾いて染料がそれに定着してしまう前に洗うのがポイント。家庭で洗える素材であれば、弱アルカリ性の液体洗剤で付け置き洗いすると、落とせる確率が高くなります。家庭で洗えない素材のものはできるだけ早くクリーニング店に相談しましょう。
・お気に入りの靴が雨で濡れてしまったら
パンプスやブーツ、スニーカーなど、雨で濡れてしまった靴は、まず型崩れしないように水分をとることが大切です。外側は柔らかい布やタオルを押し当てて水気を切り、内側は紙を丸めて靴の中に入れて形を整え、紙が湿ってきたら取り替えるようにする、を繰り返しましょう。素材によっては靴専用のドライヤーなどを使うのも効果的です。革素材の靴は濡れたところが硬くなるのを防ぐために、濡れているうちにデリケートクリームを塗っておいて、ある程度乾いたら、木製のシューキーパーで形を整えてください。木は湿気を吸収してくれる効果があり、特にシダーは消臭・防虫効果もあるのでおすすめです。
ヒール靴に合わせて形を変えられる、木のシューキーパーがあると便利です。