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ここは守りたい、紫外線対策。「日焼け・暑さ」和らぐポイントアイテム

 

「紫外線対策」。この時期になると決まってテレビ、雑誌、街中の広告でも見かけるようになる言葉ですが、日々過ごしている中で紫外線以外にも気になるのは、これから本格的になる暑さ。

 

日々の紫外線の蓄積で気になるお肌の【日焼け】対策と、疲れを少しでも和らげるような【暑さ】対策。その対策には守りたいポイントを定めたアイテム選びがおすすめです。

 

日差しから肌や目を守りたいのはなぜ?

そもそも、日本人女性にとって白い肌は奈良時代からの憧れでした。それは白粉(おしろい)で顔を白く塗るという化粧が当時から流通していたことが証明しています。肌の白さが美しさを象徴するものになるのは平安時代と言われており、「紫式部日記」や「源氏物語」にも白肌の美しさを称える表現があるほど。私たちのご先祖様たちもお肌の色を気にしていたのだと思うと、何百年前に遡ろうとも「女性の憧れ」は変わらないことを感じます。そして日焼けしたときについてくるお肌のヒリヒリ感、お風呂に入ったときのぴりっと染みる感覚は、夏ならではのお悩み。出来ることなら白い肌を保ちたいものですね。

 


さらに気になるのは暑さです。通勤、ちょっとした外出、休日のレジャー。少し歩いただけで疲れてしまうような酷暑は、日焼けとはまた別の視点で、身体を疲れさせる原因でもあります。日焼けだけでなく暑さへの対策も、夏を過ごす上では重要なポイント。日焼け対策アイテムの日傘やサングラスは、結果夏の暑さを和らげるためのアイテムでもあるのです。
 

 

ここ十数年では特に紫外線による体への悪影響も懸念されています。肌のハリ・潤いを奪ったり、肌の老化を進行させたり。その問題意識は、素肌に塗る日焼け止めだけでなく、サングラスやUV効果のあるヘアスプレーがあることからも垣間見えることです。

 

 

目的別、夏アイテムの条件

それでは実際に、アイテムごとにポイントをみていきましょう。

 

【さすだけで体感温度が下がる。肌を守る”日傘”の条件】

・サイズ感と日傘そのものの形

日差しから身体全体を守ってくれる日傘。選ぶ形や素材にもよりますが、一般的に日傘を指すことで体感温度が5℃〜10℃下がると言われています。紫外線から守ってくれるだけでなく、夏を涼しく過ごすためのアイテムでもあるのですね。

 

そんな日傘を選ぶときのポイントは、身体をしっかり守ってくれるようなサイズであること。サイズを考えると、必然と折り畳みのタイプよりも長傘タイプの方が身体全体を覆ってくれるので効果は高くなります。そしてもうひとつのポイントは傘そのものが【ドーム状】であること。太陽があがりきっていない朝の時間帯や、夕方など横からの日差しを防ぐには、丸みのあるドーム状の日傘がおすすめです。

 


ゆるやかな傾斜でなく、ドーム型が機能的であり、かつ可愛らしいのは、北欧デザインらしい賑やかさと日本の丁寧なものづくりが出合い、うまれた槙田商店(まきたしょうてん)の晴雨兼用傘。メインの利用でおすすめしているのは日傘としてですが、夏の変わりやすい天気の中、いきなりの雨にも対応出来る心強いアイテムです。夏のシンプルなコーディネートに華を添えてくれるような、レトロで可愛らしい柄は北欧デザインの巨匠、スティグ・リンドベリのデザイン。上品な甲州織が高級感を感じさせます。

 

光が当たると表面が光沢を増し、描かれた草花がくっきりと映し出されます

 

・1日中持っていても疲れない軽量感

しっかりと日差しから守ってほしいと思う反面、いつでも持ち歩けるようにと考えると日傘そのものの重さも、アイテムを選び取る上で重要な視点のひとつです。

 

 

 

美しい印象にこだわるwakao(ワカオ)の晴雨兼用折りたたみ傘はZUTTOでお取り扱いしている日傘の中で最も軽い【244g】。日傘として飛び抜けて軽量ではありませんが、道具としての傘ではなく、生涯大切にしていただけるような傘を目指し、軽さ・丈夫さ・広げても閉じても美しいフォルム、全体がバランスよく調和することが重要視されています。 親骨の長さ47cmと小ぶりですが、女性が街中でサッと取り出して使用するシーンにぴったりなサイズです。

 

 

【頭を守る、夏帽子の条件】

・汗で湿気ても、すぐ乾く速乾性

帽子をかぶっていると、どうしても熱がこもって汗をかいてしまいがち。そんなときは速乾性のあるリネン素材の帽子を選びましょう。

 

 

こちらは特に春夏に人気のあるリネンブランド・ fog linen work(フォグリネンワーク)のハット。リネンの原産国としても有名なリトアニアのリネンを使用しています。大きめのブリムが首元も隠してくれるので日焼け対策もばっちりです。ワンピースやスカートに合わせれば女性らしくエレガントな印象になり、カジュアルなジーンズやチュニックに合わせても良く似合う、選びやすい形です。

 

 

・アウトドアや旅行にもOKなコンパクトさ

夏、屋外で楽しむ予定を心待ちにしている方も多いのでは。賑やかなビーチ、マイナスイオンを身体いっぱいに浴びたいハイキング、大好きな音楽を夏ならではの開放感の中で楽しむ音楽フェスなど。どれも太陽の下で思い切り楽しみたいイベントですね。

 

ただ、髪や頭皮が受ける紫外線量は顔に比べて3〜5倍と言われているのだそう。顔やお肌の紫外線ケアをしている一方で髪や頭皮へのケアが出来ていないのはもったいないですよね。お出かけだから、なるべくコンパクトにしてレジャーを思い切り楽しみましょう。

 

 

HELEN KAMINSKI(ヘレン カミンスキー)の帽子は、麦わらより柔軟性に富み、折り畳んでも形が崩れにくいという天然のラフィア素材を使って作られています。フロント部分を少し折り曲げて使ったり、全体を折り曲げて使ったりと、つばを変えて色々な雰囲気を楽しめる帽子は、ひとつあるとそれだけで重宝します。言い換えればコンパクトに畳むことも出来るので、荷物を最小限にしたい旅行に最適と言えます。

 

 

使い続けていくと味わい深い色へと変化していく、HELEN KAMINSKI(ヘレン カミンスキー)の帽子。もし使っていくうちにシミや汚れが気になってきた場合は、化学洗剤などは使わずに少量の水を使って落としてくださいね。


 

【薄手羽織ものの条件】

・ムレない素材であること

夏、気になるのは衣類に触れたときのじっとりした汗の感覚。そんな夏は、速乾性のあるリネン素材のストールをさらりと羽織って紫外線からお肌を守りましょう。

 

Linen リネンストール (右:003、左:019)

 

優しい色合いが特徴的なSADHU(サドゥ)のリネンストールは、インド・ラダック地方で、2000年の伝統技術を持つカシミールの職人が織っているハンドメイドのもの。製品の完成まで全てが手作業で、職人の妻や娘が丁寧に紡いだ糸を一家の男性が織り上げます。有害な染料や化学物質を含めずに織り上げることから、天然繊維本来の柔らかさはそのまま。時間をかけた丁寧なものづくりが、気持ち良い肌触りを実現しています。

 

・覆いたい箇所を想定した服選び

紫外線から守りたい場所を自然とカバーしてくれるのは、選ぶお洋服。ディテールにこだわれば身につけるだけで日焼け対策になります。足までカバーしたいなら、さっと羽織ることの出来るシャツワンピースがおすすめです。

 

フィールドウォッチ ステライル デザートタン手提げバスケット008ハーフパンツMACI クロッグサンダル BLACK

 

ZUTTOオリジナルのシャツワンピース。夏の紫外線対策としてだけでなく季節の変わり目のちょっとした温度調整にもぴったりな1枚。襟を抜いて着た時に綺麗な形が出るように、ほんの少し大きめに作った襟や、後ろ身頃のボックスプリーツが立ち姿をすっきりと見せつつリラックス感のあるスタイルを叶えてくれます。

 

 

 

襟付きのシャツなら、気がつくと日焼けしてしまっている箇所・首周りもカバーしてくれるのが嬉しいところ。さらに日焼け・紫外線対策としてだけでなく、夏の冷房が苦手という方も、温度調節するための1枚として持っていても便利ですよ。


 
【眩しさ軽減だけじゃない、サングラスの条件】

・グラスの色の濃さだけで選ばないこと

夏の日差しから目を守ってくれるサングラス。選ぶ上で覚えておきたいのは【紫外線透過率】と【可視光線透過率】の考え方。紫外線透過率は、その数値が低いほど紫外線をカットし、一方で可視光線透過率は数値が低いほど眩しさをカットします。たとえば、「紫外線透過率1.0%以下」は、つまり紫外線を99%をカットしていると同じことになります。

 

サングラス、というと色の濃いものほど効果があると思いがちですが、それは【可視光線透過率】は低いものを差し、必ずしも紫外線をカットしているとは限りません。サングラスを選ぶ際はそれぞれの数値をチェックしてみてください。

 

可視光線透過率:15% 紫外線透過率:0.1%以下

 

BANTON FRAME WORKS(バントンフレームワークス)は2012年、イギリスで誕生したアイウエアブランド。2人の若い職人さんが、大量生産では実現できないハンドメイドの製品を、工程、素材選びでも妥協せずに作り続けています。

 

 

フレームのアセテートはイタリア製、レンズはドイツ製のものを使用。工程の最終段階ではフレーム前面を3日間かけて研磨するのだとか。バランスのいい設計で、日本人の顔にもフィットしやすく作られているという、シンプルながら細部までこだわりの詰まった逸品です。

 


紫外線対策アイテムの、紫外線対策

私達を紫外線から守ってくれるアイテム。言い換えると私達の代わりに紫外線を受けてくれているということです。長く愛用したいアイテムだからこそ、日々のケアのポイントを押さえておきましょう。


【共通ポイント:ローテンションが基本】

 

毎日同じアイテムを使うと、日々使うごとに受けた紫外線が蓄積されます。頻繁に使うアイテムは、複数持っておきローテーションで使うことでお気に入りのアイテムを長く使うことが出来ます。今持っている帽子を長く愛用するため、毎年夏がくるたびにお気に入りをひとつずつ増やしていくのも素敵ですね。

 


【帽子・日傘は退色に注意】

 

紫外線を直接受ける帽子や、日傘。その紫外線によって少しずつ退色していってしまうことは避けられないこと。ただ日々扱う中で、少し気に留めるだけでその進行を抑えることが出来ます。ポイントは直射日光、蛍光灯など光の当たらないところに置くこと。玄関の隅など、光の当たらない暗所で保管してください。

 


【ストール・羽織は、着用時の汗対策も】

肌に直接身につける羽織ものには、汗対策も。羽織ものを身につける首周りや脇周りは、肌が密着しやすく、髪の毛も当たる箇所なので熱がこもりやすく、汗が気になる箇所なのです。汗が乾くと忘れてしまいがちですが、かいた汗はそのまま衣類に吸収されているので、着用後はそのままにせず洗うことがおすすめ。ご自宅で洗いやすい素材を選ぶ、というのもひとつの手です。

 

 

ご自宅の洗濯機でも洗える、いまばりショール。リピーターの多い人気アイテムです

 

 

ポイントを押さえてアイテムを選ぶことで、ぐっと効率が上がる夏の紫外線対策。賢く愛用品を選んで、楽しい夏をお過ごしください。

 

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▽機能性を兼ね備えたおしゃれ。日傘一覧へ

 

投稿者: 武田 日時: 2018年07月21日 11:00 | permalink

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