2006年に福岡県中央区で誕生した gi(ギー)。ブランドを立ち上げたディレクターの幸田修治さんの奥様の実家が久留米で、久留米かすりの製造販売を営んでいるのを縁に、祖母の家に沢山あったかすりの布と再会しました。おばあちゃんからお母さんへ、お母さんから子どもへと代々仕立て直されて、受け継がれ使われてきたかすりは、現代のイメージだと、どうしても古臭く思われがち。伝統工芸品だからと言って遠い存在になるのではなく、今のファッションに取り入れ、布の質感を楽しんでほしいという気持ちから、gi(ギー)のものづくりが始まっているのです。時代が変われば、人の価値観、物の価値も変化していきます。しかし、時代が変わっても変わらない姿で人々に愛されるものを作り出すのはとても大変な事ですが、それは幸田さんの久留米かすりに対する強い気持ちがあるからなのかもしれません。
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