時は1770年。アメリカ革命以前であった当時、アメリカ・ボストンの人々は自由を謳う気風に溢れ、創業者であるステファン・クレインが立ち上げた製紙工場で作られた紙は人々の自由への想いが綴られた新聞の生産に使用されたのだそう。このように人々の想いを伝える紙としてのCRANE(クレイン)の歴史がスタート。
CRANE(クレイン)が得意とするコットンペーパーは繊維が長く丈夫な中性紙なので酸化しにくく、大切な手紙をずっと長く保存出来るのです。 また綿花は白色なので製造過程で漂白等の化学処理も不要なため、環境負荷の少ない素材と言われています。
19世紀半ばに100%コットンペーパーを生み出して以来、安価で効率的なパルプ製紙が一般的となった今でも、伝統製法によるコットンペーパーの生産を続けるCRANE(クレイン)の紙は人々の想いを伝える紙として、愛され続けています。