1689年、イギリス東インド会社が福建省の厦門(アモイ)と直接の交易をはじめ、イギリスの上流階級の家庭で中国の急須や茶碗を買い求め、お茶を飲むようになりました。18世紀初めには、大の美食家であったアン女王は、朝食に必ずお茶を飲み、宮廷では茶会を楽しむというように 一日おも茶を飲んだといいます。こうしてイギリスには、銀のポットや中国製の陶磁器のポットを使って、お茶を淹れることが上流階級でのステータスシンボルになりました。その18世紀後半、18世紀後半Brown Betty(ブラウンベティ)の産地スタッフォードシャーを中心に窯業がおこり、ティーポットが作られ始め、銀食器や中国陶磁器がなくとも、一般家庭で紅茶を楽しむことができるようになった歴史があります。
イギリスに17世紀に誕生したBrown Betty(ブラウンベティ)は、王朝時代から
何世代も変わらず使われ続け、現代に至る日常品のティーポットです。
Brown Betty(ブラウンベティ)という文字通り、深い茶色のころんとした丸みを帯びたフォルム...
¥7,700〜(税込)