嘉久正窯(かくしょうがま)は、平戸藩御用窯を創立から約400年の歴史・由緒ある窯元です。
嘉久正窯は、三川内焼の中で最も代表的な技法の一つである青華技法(手描きの染付け)を継承し、日々素晴らしい焼き物づくりに励んでいます。
江戸時代、美しい食器や細工が施されたものは、ヨーロッパの人たちの心を掴み、大英博物館やヨーロッパの博物館などにも収蔵されていたほど魅了していた三川内焼。
幕末から明治、大正、昭和にかけては、宮内庁御用達をはじめとする繊細な食器で知られてきましたが。現在は手仕事や職人技が見直され、国内だけでなく、世界からまた注目されてきている焼きものです。