南窯(みなみがま)は、美濃焼の一大産地、岐阜県土岐市駄知町で創業50年を迎える窯元です。
初代が、洋画家を目指しながら始めたのが始まりで、当時は小松陶苑という赤絵付けの工房でした。器の絵付けに始まり、器の制作までに至り、現在は、2代目工藤 工氏が、織部、志野、粉引、赤絵、安南風呉須絵などの陶器を、ロクロ、タタラ成型で一つ一つ手づくりでつくり続けています。
美濃焼には1300年の歴史があり、食器類の生産が全国シェアの約60%を占め、日本のやきものの代表と言えます。
どこの家庭にも当たり前に存在し、今も昔も日本の食卓に欠かせない器が美濃焼です。