昭和元年(1925年)に初代社長赤田芳雄が創業した赤田刷毛製作所(現・赤田刷毛工業株式会社)は、岐阜県の中津川と温泉で有名な下呂との中間地点に位置する、豊かな自然に囲まれた刷毛メーカーです。80年以上に渡って、伝統技術と独自の機械化との融合を図りながら、幅広い用途の刷毛を製造し続けています。
ブランド名である「sou(宗)」は、伝統文化「茶の道」を確立した千利休の諱(いみな、本名のこと)千宗易にちなんで銘銘されたとのこと。茶道の根本である、自然体のままで季節感を大切にし、「もてなし」と「しつらえ」を基本にするという信念が込められています。昔から続く生活文化を財産として捉え、それを継承し、新しい生活に浸透していくことができる様に、「人」「物」「心」「自然」の調和を考えたものづくりを目指しているのだそうです。
現在では商品企画やデザインの強化に重きを置き、「よりクオリティーの高い製品」や「特殊加工技術を生かした特注品」に注力したものづくりを行なっています。