oriを生み出した株式会社モリサは、1000年以上の歴史を持つ土佐和紙の産地・高知県土佐市で手漉き和紙の技術を工業化し、「楽しく・面白く・美しく」を理念に掲げてモノづくりを行なう会社です。
oriは、「和をコンテンポラリーな視点でデザインする」というコンセプトのもと、環境面や原材料、色彩、デザインなど様々な角度から土佐和紙を再検討し、作り上げられました。
森林資源を原料とする紙だからこそ、モリサの環境保護に対する関心はとても高く、それは製品作りにも反映されています。例えば、和紙の原料となる楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)などの下枝の間伐材を使用した非木材原料の比率をより多くしていく製品作り。
また、和紙作りの際に出る断裁片は再断裁して梱包時の緩衝材に製品化しました。
デザインや色彩だけでなく、環境面にも配慮することで、「贈られるカードも少しだけ暖かさを増してくれれば」という願いが込められています。