帆の布と書いて「帆布(はんぷ)」。かつてはトラックの幌や、鉄道貨物のシートなど、工業用品、実用品として主に使われていたというだけあって、タフで少し無骨なところが人々から愛される理由かもしれません。そんな帆布を使用したバッグはファッションアイテムとしても定番化し、街中でも良く見かけるようになりましたが、新しくも普遍的、そして使う人にしっくりと馴染む大人の帆布バッグは、意外と見つけるのが難しいものです。
渋くて、格好良い
fabricaは、倉敷帆布を素材としたものづくりを行うブランド6SHiKi (ロクシキ)のバッグシリーズ。素材としての帆布の魅力を存分に活かしつつ、大人が持った時に独特の渋さや格好良さを醸し出す、都会的なシリーズです。fabricaトートL 0001 khakiは、現在生産されていない貴重な「シャトル織機」で、代々職人の手で撚糸から製織までを一貫生産している倉敷帆布と、ヌメ革を合わせたトートバッグ。使い始めは帆布ならではのしっかりとした硬さを感じますが、1ヶ月も使ううちに馴染み、使い心地が良くなっていきます。帆布の中でも特に生産が難しいと言われる先染めの9号帆布に撥水加工を施し、洗いをかけることで独特のシワ感を表現。いくつもの工程を経て製造された帆布生地に、ベジタブルタンニン鞣しのヌメ革がとても良くマッチしています。
見た目はもちろん、内部にも様々な工夫があるのがこのバッグの持ち味。Lサイズは大容量で、鍵を付けるためのフックやペットボトルホルダー、ポケットには携帯電話やカードが入ったり、小さなポケットとは別に、さらに大きなポケットが付いた申し分ないポケットの数。
さらに持ち手は表面が革、裏側が帆布という風に異素材を合わせた仕様になっていて持ちやすく、トートの底面となる袴部分は一枚革を使用した重厚感で、細かな設計にこだわりを感じるトートバッグです。
カーキは、男女問わずカジュアルにお使い頂ける定番カラー。牛革のブラウンとの相性も良く、革と帆布のコントラストが絶妙です。落ち着いたトーンでありながら他と差がつくアースカラーは、6SHiKiのラインナップの中でも人気のお色です。
倉敷帆布の歴史
明治以降、トラックの幌や、鉄道貨物のシート、テントなど丈夫さを要する産業用素材に多く使われてきた帆布。その中でも、倉敷帆布は、素材、使い心地の良さ、丁寧な製品作りで、一級帆布と言われています。原糸から一貫生産にこだわり、JIS規格に沿った製品づくりを現在も行うという信頼出来るものづくりの6SHiKi (ロクシキ)。6SHiKi (ロクシキ)のバッグは、シャトル織りで、強度を保ち、たて糸がほつれたりしないように織られています。また、生地に先染めをしているため、余計な色落ちの心配も少ないのです。
倉敷帆布は、徐々に柔らかく体に馴染むようになり、帆布独特の風合いで、長く愛用したくなる素材です。使うほどに味わいを増していく、帆布とヌメ革のコンビネーションをお楽しみ頂けるfabricaトートL 0001 khakiです。
サイズ | ・最大幅約60×奥行(マチ)17×高さ35(cm)
・持ち手全長約53(cm) |
素材 | 倉敷帆布・牛革 |
重量 | 約1080g |
製造国 | 日本 |
箱有無 | 無 |
6SHiKi (Roku-shiki) was established in Kurashiki City, Okayama Prefecture, as a brand of Byston Co., Ltd., founded in 1933. The brand's name is derived from the six senses of Buddhist term meaning six kinds of recognition of insight, ear, nose, tongue, body, and consciousness. Using a valuable shuttle loom that is no longer in production today, the brand continues to weave historic Kurashiki canvas and create items that can be used in daily life, such as bags and organizers. From the products, you can feel the characteristics of Kurashiki canvas.
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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