花びら、花火、水しぶきを想像する放射状に広がる青い染め付けの盃。hanaシリーズと名付けられたこちらは、まさに5種類の花が咲いたように、それぞれの美しさを楽しめる盃です。独自に開発した5種類の呉須を、伝統的な手法と新しい解釈で、染め付け、焼き留めたGOSU 盃5個セットは、その点々の模様をじっくりと眺め吸い込まれてしまいそうな魅力ある器です。
それぞれが違う魅力を持つ5種
手仕事と、釉薬がもたらす化学変化を使って表現された呉須の青い花。日本らしい、趣のある盃は、お酒を呑むだけでなくちょっとした小鉢として毎日の晩酌にちょっとだけ酒の肴を盛り付けるのにも使えますし、スパイスや薬味入れにもお使いいただけますので、実は便利な器です。また、ディップソースやドレッシングを入れて、お皿の上に盃を重ねて使うといつもと違う特別感も出るのでおすすめ。電子レンジや食器洗浄機にも対応しているところも、日用使いする器だからこその嬉しい点ですね。
食器のセットというと、全て同じ絵柄や、違っても一部だけということが多く、気が付くとセットのうち2〜3枚しか使っていない、なんてこともありますが、GOSU(ごす)は一つ一つが異なる色味。メインのお皿の濃淡やテイストに合わせて器選びができる、とても充実したセットです。さらに単品使いだけでなく、並べて使うことで色の濃淡からリズムが生まれ、華やかな食卓にもしてくれるGOSU 盃5個セット。父の日のプレゼントや結婚祝いなど、贈り物に選んでも喜ばれるセットです。蓋を開けた時の呉須のグラデーションの美しさは他にはない感動です。
濃みで描く青のグラデーション
古くから染付などの磁器に使われている青い顔料、呉須(ごす)。江戸時代初期に中国からもたされたと考えられており、今日では、特定の産地にとどまらず広く陶磁器に使われています。GOSU(ごす)の製品は、その名の通りこの呉須によって美しい青色の器に仕上げられています。
さらに特筆すべきは、GOSU(ごす)の全ての器に使われている「濃み(だみ)」と呼ばれる手法。これは、専用の濃み筆にたっぷりと呉須を含ませ、滴り落ちる絵の具の量を指先で調節しながら細かく塗り進めていく技法。吸水性の高い素焼生地に着色するため美しく仕上げるのは至難の技で、技術はもちろんのこと、常に緊張感を持ちながらの作業で大変な根気を要します。
人の手で色付けられていますから、二枚として同じものは生まれません。引き込まれるような深いブルーや、柔らかな淡いブルー。一つ一つが個性を持つ、和皿らしい奥行きが感じられるGOSU(ごす)の器です。
日用使いの有田焼
GOSU(ごす)を手掛ける副久(そえきゅう)製陶所は、有田焼の産地として知られる肥前吉田の製陶所。美術品や業務用食器を多く手がける有田に比べ、肥前吉田は日用食器の生産が主体の産地です。古くから日用食器を作ってきた歴史が、肥前吉田の磁器は丈夫であることを裏付けています。
1953年に創業し、元々は底土を再生して売る役割をしていましたが、その後窯元として開業。流行の唐子模様の器を作ることもあったものの、「お客様に愛される器」を改めて考え、独自に5段階の濃淡の呉須を開発し、得意の技法「濃み」を使ったGOSU(ごす)をスタート。日常生活で使うことで感じられる魅力を器に焼き留め、語り継いでいけるような器作りを続けています。
サイズ | 直径約6.8×高さ約3(cm) |
重量 | 約47g(1個あたり) |
素材 | 磁器 |
生産国 | 日本 |
箱有無 | 有 |
対応機器 | 電子レンジ:◯、食器洗浄機:◯、オーブン:☓ |
GOSU(ごす)を作る副久(そえきゅう)製陶所は、佐賀県嬉野市吉田で1953年に創業。元々は底土(そこづち)といわれる生地の造りカスを再生して売る役割をしていた製陶所でしたが、その後窯元として開業します。
様々な器を作り続ける中で、流行り物ではなく「本当にいいもの」「本当に自分たちらしいもの」を、お客様に少し待っていただいてでも作ることが「長くお客様に愛される」ということではないかと製品の方向性をシフト。得意とする「濃み」という伝統的な筆を用いた絵付け技法と使い、ブランド・GOSU(ごす)が生まれました。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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