マダガスカル島のラフィア素材を丁寧に編み上げた、TANORA(タノラ)のハンドバッグ。マダガスカルの手工芸であるラフィア編みを現代的なファッションアイテムへと昇華させるブランド、TANORA(タノラ)から届いた「ARIVA HANDBAG」です。
ハンドバッグにも、クラッチバッグにも
綺麗な編み目でしっかりとしたつくりのラフィアハンドバッグ。マグネット開閉するフラップにはココナッツ素材の大きめのバックルが付き、よりナチュラル感漂うデザインポイントとなっています。自分で結んで長さ調節をするショルダーストラップはフックで取り外し可能で、クラッチバッグとしての持ち方を楽しむことも。
バッグ内側もラフィア素材で、ポケットは付いていません。スリムなデザインですが横に長いので、中で並べるように入れると意外に収納力があります。長財布や文庫本、小さめの化粧ポーチも入りますよ。
爽やかなシャツやTシャツスタイルにももちろんマッチしますが、春夏の結婚式のお呼ばれや、ビーチリゾートへの旅行に持って行きたいデザインでもあります。長く使うことで色濃くなるラフィアです。デザインともに年齢を重ねても愛用していけますので、母の日のプレゼントに、誕生日のギフトにと、大切な方へのプレゼントにぴったりです。
持続可能性の高い素材、ラフィアを使って
ラフィアとは、ラフィア椰子の葉に由来する独特の美しさを持つ天然繊維で、その生育地は特定の熱帯地域に限られています。世界の天然ラフィアの75%はマダガスカル産であり、TANORA(タノラ)が使っているのはその中でも最高品質のもの。天然素材の中でも染色しやすく、手触りが柔らかいので肌に優しい素材でありながら、魅力的な質感と高い耐久性を備えているラフィアには天然のワックス加工が施されており、耐水性や耐久性に優れていることも特徴の一つです。
現在、マダガスカルではラフィアを大量伐採し他国に輸出していることが問題となっています。輸出されたラフィアは他国でマシンメイドの安価なラフィア製品となり、そうするとマダガスカル国内でもラフィアは希少材となり、現地の職人の雇用や育成が維持できないのです。TANORA(タノラ)ではラフィアと人材両方面に責任を持っており、持続可能なものづくりを行うために活動しています。
ラフィアの成長と栽培管理はもちろん、収穫はラフィアの健康と成長を妨げないよう最低1.2メートルで伐採ではなく手作業で剪定しています。そしてマダガスカルの工房で働けるのは18歳以上のみと定め、適正な労働環境と賃金を約束し職業支援や生活支援を伴った継続的な雇用を行っている、真摯な姿勢を持つブランドです。
サイズ | 幅約30×高さ約16×奥行き約3.5(cm)
ショルダーの長さ約123cm |
重量 | 230g |
素材 | ラフィア |
生産国 | マダガスカル |
箱有無 | 無(巾着付き) |
「若さ」や「創成期」を意味するTANORA(タノラ)はマダガスカル出身のマノンとウィルの2人の情熱によって、オーストラリアで設立されたラフィア製品のブランド。19世紀フランスの植民地時代、ボビンレースを編む技術が伝えられ根付いたことで、レースはマダガスカルの伝統技法となりました。レースというとコットンやシルク素材の、細く繊細な芸術品のイメージがありますが、マダガスカルではコットン糸とラフィアを用いた高品質なボビンレースを生み出してきた背景があります。母から娘へ、代々受け継がれていくラフィアのレース編みの技術ですが、近年はマダガスカルの若者には関心が失われつつある現状だと言います。
オーストラリアの現代的でファッショナブルな感性やデザインを、「マダガスカル特有の技術の人間性と芸術性」で真摯なものづくりへと落とし込むTANORA(タノラ)。レースは伝統の手工芸であるかぎ針編みで作られ、織り機も含め受け継がれてきた伝統技術を維持継承するために職人の育成にも力を入れています。マダガスカルの工房では適正な労働環境と賃金を約束し、職業支援や生活支援を伴った継続的な雇用を行っている、真摯な姿勢を持つブランドです。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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