10年愛用したい、革のエイジングサンダル

 

夏になると履きたい、サンダル。
ゴム製のビーチサンダルはお手入れもいりませんし、
気軽に使えるのでシーズン毎に買いかえる方も
多いかもしれません。
でも今回は、もうちょっと特別な、「長く使う」ことを
前提としたレザーのビーチサンダルをご紹介します。
長く愛用した時のエイジングが、何ともいえず良い味なのです。

 

 

 

RAINBOW SANDALS（レインボーサンダルズ）40年の
歴史の始まりは、創業者のジェイ・ロングリー氏がビーチに
捨てられたサンダルを見つけたことがきっかけです。
楽しく過ごす海岸が壊れて打ち捨てられた
ビーチサンダルで汚れてしまうことを解決するために、
丈夫で長持ちするサンダルがあればビーチが汚れないのでは、
と思い立ったことがRAINBOW SANDALS (レインボーサンダルズ）
づくりのきっかけになりました。

「世界で最も良いサンダルを作る」という想いから、
丈夫さだけでなく履きやすさという「快適性」も追求し、
レザー・低反発フットパッド・高機能素材という
様々なこだわりを盛り込んだサンダルが誕生しました。

 

 

 

 

RAINBOW SANDALS (レインボーサンダルズ）のように
何かの問題を解決するためのものづくりというのは、
しっかりとした問題意識と改善のチェックポイントが存在するために、
最終的な製品に説得力があるように感じます。
デザイナーによるエゴでなく、面白いからという単純な理由でなく、
目的がある製品には強みがあり、だからこそ大切に使い続けたいと
思うのでしょうね。

 

 

 

RAINBOW SANDALS（レインボーサンダルズ）がなぜ履きやすく、
かつ耐久性が高いか。
その理由を探っていきます。

1.それぞれの足にフィットするソール
2.特殊素材を使用し耐久性確保
3.滑りにくい独自のアウトソール素材
4.トップグレインレザーを使用

具体的に見ていきましょう。

 

1.それぞれの足にフィットするソール

足の形は人それぞれ。
形だけでなく、歩く時のクセや重心の置き方も異なります。
RAINBOW SANDALSは低反発ソールを採用し
履く人それぞれの足の形状に合わせて、形を覚える様に作られています。

また、土踏まず部分にはアーチをつけてぴったりとフィット
するようにしています。ソールが柔らかいので、土踏まずに
直接当たって痛い、という心配もありません。

ＺＵＴＴＯでご紹介しているのは、メンズとレディースそれぞれ2サイズ。
メンズは、「ダブルアーチ」と呼ばれる、厚いタイプのソールを
セレクトしています。
レディースは「シングルアーチ」で、すっきりとした見た目を
重視したつくりになっています。もちろん、シングルでも
低反発のソールなので歩行の際の衝撃を和らげ、快適に過ごすことが出来ますよ。

 

※サイズ展開
【メンズ】
Mサイズ：25.5〜26.5cmの方向け
Lサイズ：26.5〜27.5cmの方向け

【レディース】
Sサイズ：22.5〜23.5cmの方向け
Mサイズ：23.5〜24.5cmの方向け

 

 

2.特殊素材を使用し耐久性確保

歩くたびに負荷がかかる鼻緒には、
ミルスペックナイロン生地を使用し、
パラシュートにも使用され、900kgの重さにも
耐えられる糸で縫製しています。
さらに、鼻緒が抜けずクッションがはがれにくくなっているのは、
鼻緒部分を、ソール内に巻き込む構造にしているためです。

 

 

3.滑りにくい独自のアウトソール素材

もちろん、タウンユースして頂きたいほどオシャレな
レザーサンダルですが、元はビーチサンダルとして開発されました。
海辺やプールなど濡れた場面で使用することを想定し、
滑りにくいアウトソールを独自開発しています。

 

 

4.トップグレインレザーを使用

トップグレインレザーは、
牛革の中でも強度があると言われています。
トップグレインレザーとは、
牛皮の一番外側を意味していて、
つまり自然に受けた傷などが見受けられますが、
それもまたレザーの味です。
裸足に履くサンダルですので触り心地が
気になるところですが、
サラサラととても気持ちが良いです。

 

 

 

 

 

 

 

長く愛用出来るサンダルを、という想いを表すかのように
RAINBOW SANDALSのレザーサンダルは
夏を迎えるたびに変化を実感します。

夏の日差しをたっぷりと浴び、色が深まるサンダルは
大事にしたあなただけの一足になっていきます。

 

こちらは新品のサンダルと、2年間愛用したサンダル。
足裏があたる部分の色が濃くなり、ツヤが出ていることが分かります。
甲にあたるストラップ部分は自分の足の形に定まり、
鼻緒部分もくしゃっと柔らかくなっていますね。

 

履き始めは鼻緒がきついと感じる方もいるので、
その場合は鼻緒の革やナイロンを伸ばしたり揉んだりして
柔らかくしてお使いください。
履くうちに革が伸び、更に履きやすくなっていくことを
実感することが出来ます。

 

 

新品のフットパッドは、かかとからつま先までまっすぐな状態。
一方、2年愛用したものはかかとや土踏まず、つま先に
しっかりと跡が付き、自分の足の形になっていることをが
はっきりと分かりますね。
これが「履きやすさ」なのだということを実感することが出来ます。

 

 

 

 

 

 

レザーなので素材上、耐久性はありますが
ビーチやタウンユースでも、シーズン中に良く履いて
そのまま次のシーズンまで仕舞ってしまうと、
レザーにツヤがなくなり、汚れが取れない状態に
なってしまいます。
壊れてはいないのに、汚すぎて履きたくない、
という悲しいことにならないように最低限のケアは
してくださいね。
もちろん、革靴のような繊細なメンテナンスは
必要としませんが、
・汚れを実感している時に
・長期保管の前に
は、ケアを行います。

 

・ホコリ、砂取り
表面を軽くブラッシングしてホコリや砂を払います。
これだけでもレザーのツヤが維持され、
見た目のきれいさを保ちます。

 

・長期保管前に
また次のシーズンまで仕舞う前のケアです。
全体的にブラッシングをし、アウトソールの汚れ
（砂、泥の跡）を洗い流します。
鼻緒に砂が入り込んでいないか確認し、
ソール部分のレザーに革用の保湿クリームを
適量塗り、乾いた柔らかい布で磨きます。

保管時、左右のサンダルの上面をくっつけた状態で
保管すると、鼻緒のレザー部分がつぶれたまま
クセが付いてしまい、次の夏に取り出した時に
履きにくくなってしまうのでご注意ください。
サンダルの上に何も置かないように、箱または
紙袋に入れて通気性の良い場所での保管をおすすめします。