ずっと使いたいモノ、置いてます。

花の彩りをより豊かに

自宅での時間が増え、気温の変化でしか身近に四季を感じられないようないま、季節の移ろいに沿ってお部屋にお花を飾るのはいかがでしょう。暖かな季節ならミモザ、チューリップにヒマワリ、肌寒い季節はコスモスやリンドウ、椿など。お部屋に花を取り入れるだけで、日々訪れる季節の移り変わりをより感じることができ、毎日の暮らしに新たな楽しみを加えてくれます。

そんなお花に欠かせないのが、花瓶の存在。花をより一層美しく引き立ててくれる存在である花瓶選びは、お花選びと同じくらい大切なものでもあります。Lyngby Porcelaen（リュンビューポーセリン）のフラワーベース LYNGBY VASEは、余分な装飾を抑えた、美しい波形が機能美を感じさせる佇まい。シンプルだからこそ決して古びることのないフォルムは、一目見るだけで美しいと感じさせる、ブランドを象徴するデザインの花瓶です。

シンプルさと美しさ

細く刻まれた波形のラインが作り出す、柔からな影が美しい花瓶。中が見えない磁器の花瓶は生花はもちろんドライフラワーを飾っても全体をすっきりとまとめてくれるので、まずは手軽に花を飾ってみたい、という方にもおすすめです。筒型でお手入れもしやすいのも嬉しいポイントですね。決して主張し過ぎることのないシンプルな形はインテリアとの馴染みも良く、お花好きの方への結婚祝いや、引っ越し祝いにも是非お選びください。
今回ご用意したのは12cm、15cm、20cmの3サイズ。一輪差しや少量のお花を飾るとき、持っておくと重宝するのが12cm～15cmのサイズで、大ぶりな花束を活けたい方は20cmの大きめな花瓶がおすすめです。
ホワイトの15cm・20cmは磁器らしい滑らかな表面と光沢が美しく、ホワイトの12cm、グリーンの20cmはマットで温かみのある質感。インテリアのテイストや好み、活けたいお花に合わせてコーディネートを楽しんでくださいね。

こちらの商品はドイツとポルトガルで作られていますが、Lyngby Porcelaen（リュンビューポーセリン）の商品はドイツやポルトガル以外にも本国デンマークやタイなどでも生産されています。商品の形や素材、釉薬に適した技術を持った製造先をメーカー担当者が吟味し決定しており、同じシリーズの商品でも釉薬の違いによって製造先を変えるなどのこだわりも。設立当時の作り方を継承し、1点1点丁寧に作られており、またこちらのシリーズは美しい波形を維持するため、金型は50回ほどの使用で交換する徹底ぶり。これらの丁寧なものづくりの姿勢により、Lyngby Porcelaen（リュンビューポーセリン）の製品たちの確かな品質は守られているのです。

「純粋な機能美」

コペンハーゲンの北にあるコンゲス・リュンビューで1936年に磁器メーカーとして設立したLyngby Porcelaen（リュンビューポーセリン）は、1904年に創業した、デンマークの陶磁器の先駆的存在である「Holst & Knudsen」が元になっています。当時、陶磁器は中央ヨーロッパの大手メーカーから輸入していましたが、1930年代初頭、安価なドイツの磁器の輸入がほぼ停止されたことをきっかけに自社で工場を設立。バウハウス運動の合理主義・機能主義的考えから生み出された、余計な装飾を排除したシンプルで機能的なものを美しいとする考えの影響を強く受け、この当時主流だった装飾的な磁器とは対照的に、シンプルさと機能性の思想を取り入れたデザインで多くの人々に新鮮な印象を与えたブランドです。

1969年には工場が一度閉鎖されましたが、2012年に生産を再開。「純粋な機能美」をブランドコンセプトに、伝統的な職人技と先進的な生産技術を融合させ、過去のアーカイブの忠実な再現とDNAを受け継いだ新たな製品を作り出しています。