ずっと使いたいモノ、置いてます。

美しい彩り

じりじりと太陽が照りつけ、うだるような夏の暑さは外出も億劫に。ハンディ扇風機を街で使う人も増えていますが、扇子や団扇で静かに涼をとる姿を見かけると、日本の夏の風情を感じ粋だなと思います。
marumasu（マルマス）が手がけたのは、彼らが持つ伝統的な染色技術でつくり出した、まるで絵画を彷彿とさせる繊細で華やかなデザインの扇子。光に透かすと透明感があり、見ているだけで涼しさを感じます。昔ながらの製法で仕立てた綿扇子は、染色を得意とするストールブランドであるmarumasuが、日本の職人とより良いものづくりを行いたいという思いからだそうです。その名の通り、日本の伝統的な技法に独創的なデザインを合わせたmarumasuにしか作り出せないオリジナリティ溢れる美しい扇子です。

唯一無二の存在

手に取ると、繊細ながらも細部までこだわっていることが一目見てわかります。透け感のある生地は、軽やかさと上品さがあり、扇いでみると自然に近い優しい風をしっかりと運んでくれます。
昔ながらの製法で仕立てた綿扇子は、扇子の産地、京都で作った職人の技に、海外でも高く評価されるmarumasuの染色を扇子に取り入れ、素材には島根の竹を使用し滋賀で加工、日本各地の職人がリレーのように紡いで製作し、まさに日本の技術が凝縮された世界にも発信したい製品。
扇骨は中国製が多い中で、島根県の4年物の竹を選び使用し、 扇骨の加工技術が継承されている滋賀県高島産地で加工、 扇面のハリの密度が高く、大量生産品とは一線を画すとても上質な扇子です。

素材と色のバランスを知り尽くした職人が生み出す、「素材のやわらかさ」「色彩の美しさ」「独創的なデザイン」の3つにこだわったmarumasuの製品は唯一無二の存在。現代的なデザインで普段の洋服にも合わせやすく、普段扇子を持たない方にもおすすめです。細身の美しい扇子で、扇面と同じ柄の袋も付属しますので、持ち運びにも場所を取りません。

柔らかく、淡い多色使いのチェック柄のような扇子は、若い女性も選べる様々なデザインがありますので、誕生日プレゼントや、夏の贈りもの、着物や浴衣など和装にも合う、繊細で透け感のあるモダンなデザイン。和装が好きな方へのプレゼントとしても是非お選びください。 梅雨や真夏の蒸し暑い時期に鞄に忍ばせサッと使える、先人たちの知恵が詰まったエコな涼風アイテムは、ハンディ扇風機より所作が綺麗で日本的。コンパクトなので、海外の方のお土産にもおすすめです。

芸術性は世界でも高い賞賛

鮮明で美しい色彩のデザイン、上質で肌に馴染むトロける風合い、それは、染色工場が生み出す どこの国にもない絵画のよう。こうしたコンセプトで、自分たちが本当に良いと思えるものを作るのは、東京友禅で1901年に創業した老舗メーカー丸枡染色から誕生したmarumasu。
丸枡染色は、一貫生産の染色知識と技術力で、世界的に有名な一流ラグジュアリーブランドのオーダーも手掛ける程の実力のあるメーカーで、パリ、ロンドンへの出店、ボンマルシェのスカーフ売り場で唯一の日本製の常設販売があるほど巻物の本場でも認められるクオリティの製品を作り上げます。

時代とともに進化する染色

1901年創業の老舗染色工場丸枡の創業当時は、東京に染色工場は64社ほどあったそうですが、現在は9社のみという貴重な存在。長きに渡り製品を作り続けてきた丸枡染色から生まれたmarumasu（マルマス）は「デザインする工場」をキーワードに、素材・企画・デザインから製作・販売までの工程を行う、新しい感性の高級ストールブランドです。
老舗ならではの知識と化学的理論のもと、素材の収穫時期や季節に合わせて厳密に染料・PH・塩分を調合、染色。触り心地と風合いを大切に、効率を落とし時間をかけて染色したストールは、色鮮やかで、心地良く、巻き方によって様々な表情が楽しめるものとなっています。

また、100年を超える老舗ならでは経験と技術から生まれる鮮やかな色彩から、世界で競争する染色技術と手間暇をかけたものづくりを感じることが出来ます。世界が注目するパターン、色や表情は、唯一無二の個性があり、身に付ける人にも様々な表情で、ストールというアイテムを楽しませてくれます。
一方で企業としての社会的責任活動にも積極的に取り組み、地球環境への自らの影響を課題とし、環境負荷低減を目標とし、省資源・省エネを推進するなど、日本の歴史あるものづくりメーカーとしても未来を考えたものづくりを行っています。SDGsなものづくりも積極的に展開しており、端切れを使ったターバンやうちわなど、老舗ブランドの技術を駆使し、様々な製品を生み出しています。