ずっと使いたいモノ、置いてます。

暮らしを彩る南部鉄器

伝統を守りながら革新を続ける岩鋳（いわちゅう）。手がける製品は、日本だけでなく海外でも愛されている名品たち。南部鉄器、毎日の暮らしをちょっと贅沢にしてくれます。

そんな岩鋳から、色彩豊かな4つの急須（ティーポット）が登場です。通常の鉄瓶と異なる点は、内側にホーロー加工が施されているため、内側も洗えてお手入れがしやすいというところ。そしてサビなどの心配がない点です。

重さこそありますが、鉄瓶は、保温効果があってゆっくりとお茶の時間を過ごすのに適しています。伝統的なフォルムと紋様に美しい色が添えられてモダンで愛らしい鉄瓶急須で、現代的で使いやすい逸品に仕上がっています。

南部鉄器の代表格

お湯の温度をそのままキープしてくれる、岩鋳（いわちゅう）の急須（ティーポット）。湯沸用の鉄瓶ではなく、こちらはお茶を淹れるためのものです。内部に茶こしがついて、ホーロー加工が施してあり、自宅で本格的なお茶の時間が楽しめる製品です。冷めると味が変わってしまうお茶にとって、温度管理が重要ですので、美味しいお茶をゆっくりと楽しむ時には冷めにくい鉄の急須は便利です。

紋様は2種類あり、南部鉄器らしいつぶつぶの突起のある「アラレ」と、ぱっと広がる菊の花を模した「菊」です。紋様、独特な形と伝統を守りながらも、美しくも日本らしいあいまな色が特徴の急須は、現代的で使いやすく、マグカップや洋菓子とも相性がよく、様々なテーブルウエアに馴染みます。そうしたこともあって海外でも人気となっている南部鉄器の色が豊富な急須たちで、ギフトにも最適です。引越祝いや結婚祝いのギフト、お茶好きの友人への贈りものや父の日・母の日、退職祝いなどで仕事にひと区切りする方へのギフトにもいいですね。もちろん日本茶に関心の高い海外の方へのプレゼントには喜んでいただける南部鉄器の急須です。

技術光る、伝統工芸品

岩手県の伝統工芸品「南部鉄器」。17世紀中頃、南部（盛岡）藩主が京都から盛岡に釜師を招き、茶の湯釜をつくらせたのが始まりと言われています。デザイン、鋳型の製作・組み立てから紋様捺し、着色といった工程のほとんどが手作業で、鉄瓶を作る際の焼成技術は保存指定も受けたもの。岩鋳（いわちゅう）の製品には、その品質保証のために岩鋳の名が刻まれています。

また岩鋳（いわちゅう）は、カラフルな鉄器づくりでヨーロッパの紅茶市場に鉄器を広げたメーカーとしても名高く、技術力の高さは国内外問わず折り紙付き。日本との水質の違いを考慮した上で素材づくりを行っており、海外では急須やポットではなく「IWACHUください」と言われるほど、知名度の高いメーカーです。

南部鉄器の未来を創る

明治35年創業、南部鉄器メーカーの老舗。創業者・岩清水末吉の父はくし職人でしたが、南部鉄器の魅力に惹かれた末吉は南部鉄器職人のもとへ弟子入りし、4年の修行を終え市内で創業しました。

岩鋳（いわちゅう）は、業界でも国内でも有数の大型工場を持ち、現代の生活に馴染む鉄瓶や鉄器から、伝統を受け継ぐ手作りの南部鉄瓶まで多岐に渡る製品を製造。工場は鉄瓶を製造する仙北工場、キッチンウェアを製造する飯岡工場の二つを持っており、岩手で唯一、デザインから販売までの一貫生産体制を持っています。仙北は釜師たちの職人技を間近に見られるようになっており、製品を揃えたギャラリーも展開。後世に南部鉄器を伝えていくことにも力を入れています。