代々受け継いだ手法と、丁寧な職人技術から生まれる能登上布。「蝉の羽」と例えられる織物は、ひんやり涼しい風合い、透け感、シャリ感、光沢感、張り感が生地特徴にあげられ、その美しさは夏の最高級着物として愛されているものです。一つ一つ表情が異なる手織の能登上布の絣生地は、職人の手仕事で織られているもの。能登の手染は染めにじみが少なく緻密ですっきりとした絣模様が最大の特徴です。独自の櫛押捺染や、ロール捺染と呼ばれる染色技法によって生まれる絣模様は、落ち着いた色合いとモダンな雰囲気で奥ゆかしさも感じます。
今回は、そんな能登上布の伝統技術を、日常で楽しめる数寄屋袋をご紹介します。お茶席の際や、和装のお出かけの際のちょっとした小物入れとしてはもちろんのこと、普段使いしてその良さを実感していただけるクラッチバックの形です。
休日や食事へのお出かけ時のバッグに、通帳や母子手帳入れなど貴重品入れに、ボタン付きなので中身が見えてしまう心配もありませんので、幅広い用途で活躍できます。
使うほどに愛着が増していく能登上布の数寄屋袋。男女問わずお選びいただけるデザインと、日常で活躍するその実用性の高さから、母の日や父の日の贈り物、大切な方への誕生日ギフトとしても喜ばれる和モダンな小物です。
受け継がれる伝統の心
江戸時代に技術向上を続け発展した能登上布(ノトジョウフ)。上布とは、上等な麻織物を意味します。
戦後着物離れが進むなかでも、手染め技術を代々継承し、伝統文化・美意識を発信し続けるのが山崎麻織物工房。創業から130年が経った現在、能登上布の唯一の織元として能登上布の魅力を次世代につなげるため、上質な織りの味わいを感じる麻織物の製品を世に送り出しています。
一般的なリネン(亜麻)ではなく、日本古来から使われてきたラミー(苧麻)が使用されているというのも能登上布の特徴。ラミー(苧麻)は、天然繊維の中で最もハリや、シャリ感があると言われており、透け感や、光沢感、そして軽やかさを兼ね備えた優秀な素材です。
能登上布の新しい日常スタイル
1891年(明治24)、かつて麻の産地である石川県羽咋市で紺屋(染め屋)として創業した山崎麻織物工房。100年以上にわたり、能登上布の職人技を継承する唯一の織元です。
昭和初期に石川県無形文化財にも指定されるものの、洋装化で着物需要が減り産地の職人が減っていき、一時は「滅びゆく能登上布」と言われるほど厳しい時期を迎えた能登上布。それでも尚、手仕事を学びたいと地方から訪れる人も多いことから、代々守ってきた伝統の技を次世代へとつなぐため、能登上布の新時代での価値を提案しようと着物・小物ブランド「能登上布 YAMAZAKI NOTOJOFU」を設立しました。
能登上布唯一の織元工房がプロデュースする「能登上布 YAMAZAKI NOTOJOFU」では、能登伝統の麻織物と凛とした日常に出会う、をテーマに、上布ならではの絣のデザイン・手染め技術を用い、日々の暮らしに溶け込む麻織物の作り続けています。
サイズ | 幅約20.5cm×長さ14.5(cm) |
重量 | 約53g |
素材 | 表地:麻(ラミー)100%
裏地:絹100% 金具:マグネット |
生産国 | 日本 |
箱有無 | 無 |
1891年、かつて麻の産地である石川県羽咋市で紺屋として創業した山崎麻織物工房。100年以上にわたり、能登上布の職人技を継承する唯一の織元です。
洋装化で着物需要が減り産地の職人が減っていくなかで、代々守ってきた伝統の技を次世代へとつなぐため、能登上布の新時代での価値を提案しようと着物・小物ブランド「能登上布 YAMAZAKI NOTOJOFU」を設立。能登上布唯一の織元工房がプロデュースする「能登上布 YAMAZAKI NOTOJOFU」は、能登伝統の麻織物と凛とした日常に出会う、をテーマに、上布ならではの絣のデザイン・手染め技術を用い、日々の暮らしに溶け込む麻織物の作り続けています。
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