ずっと使いたいモノ、置いてます。

日常に花を取り入れる

伝統的な砂型鋳造で職人が一つ一つ手作りする、KAMAHACHI（カマハチ）のハートの剣山。ころんとしたハート型が可愛らしい、水盤一体型の形状の剣山です。

花のある暮らしは当然というお花が好きな方もいたり、贈り物でもらった時だけという方もいますが、お花の定期お届けなどもあり、花を手軽に楽しめるサービスも多くあります。また趣味でフラワーアレンジメントや生花を楽しむ方も。

針のない剣山は、お花に精通していない方でも手軽に花を楽しめるもので、花を飾ることに少し慣れていなくても使いやすい剣山。生花の剣山といってももっとカジュアルに、流派にこだわらず、駅前のお花屋さんで小さなテーブルブーケを買ってきて楽しめるようになっています。

お花を暮らしに取り入れるメリット

花を日常に取り入れることには、いくつかメリットがあります。まずは、そのリラックス効果。心を落ち着け、穏やかな気分にしてくれます。また、花のエッセンスには、感情のバランスを整えたり、ストレスを和らげる心のケア効果も期待できるのだそう。そして何より、四季折々の花を楽しむことで、自然の移り変わりを感じながら、暮らしに豊かさを添えることができるのです。

花と暮らす、安全で自由な新発想

剣山というとサボテンのように硬い金属の針が密集していて、そこに草木の茎を挿してお花をバランスよく配置させることができますが、その鋭い針山は、見た目に扱いにくい印象です。洗ったり、保管方法は？大きな家ではない場合、使わない時の収納のことまで考えてそれを買うに至らなかった時の出会いでした。

針のない剣山は、その針はなく、穴の空いた部分に花を挿しこむというユニークな設計で、思うままに花を生けるだけで素敵にまとまります。蓋を外すことができるため、水の入替えやお手入れもしやすく、お花がない時はアクセサリーなどの小物入れとしても活用できるというもの。それも生花を楽しみたいという方が作ったもの。

重量感を生かしたコンパクトな設計で、収納場所をとらず、花瓶のように倒れる心配がないというのも魅力のひとつ。小さなお子さんやペットがいても、安心して花のある生活を楽しめます。玄関や飾り棚、お手洗いなど様々な場所に気軽に置けるのも嬉しい点です。

お花が1.5倍長持ち

銅合金の一種である「青銅」は経年変化する金属。耐久性が約6,000年と言われるほど強く、壊れにくい丈夫な素材と知られています。人にも花にも優しく、銅イオンの抗菌効果で水をきれいに保ち、花を167％もみずみずしく長持ちさせてくれます。それでいて剣山自体も味のある雰囲気になるのですから道具として使い続けたくなる価値があります。

使い方はとても簡単です。ハートの蓋となっている部分を持ち上げると容器になっていますので水を注ぎます。蓋をして好きにお花を挿してみるだけ。剣山を使うと針山を見せないように活ける必要がありますが、ハートの剣山ではその難しさもないので手軽です。さらに水盤（剣山を入れる花器）いらずで場所を取らないため、食卓や玄関、お手洗いやドレッサーにも飾ることができます。高さもないので倒れる心配もないのも良い点です。

いただいたお花の茎が短くなってしまって飾るのが難しい時にも挿して最後まで楽しめたり、庭や野山でみつけた小さな花もお部屋で楽しむこともできます。そして、お花がないときもそれだけでインテリアになる佇まいの剣山。剣山としてでなくても、アクセサリー入れやお香を楽しむ香立ての活用もよいかもしれませんね。結婚祝いや新築祝いなど、ギフトにも最適。母の日やお誕生日祝い、お子さんとお花を楽しんでもらいたい友人へのプレゼントとしてもおすすめです。

次の300年につなぐ

加賀藩主前田家に仕えた鋳物師がルーツの石川・金沢の鋳造所、金森合金。創業1714年の老舗です。江戸時代から今日まで脈々と受け継がれてきた砂型鋳造技術と、金属素材そのものが持つ機能性を活かし、ロケット部品素材などの産業用機械部品を始め、ライフスタイルブランドKAMAHACHI（カマハチ）を展開しています。

KAMAHACHIの代表作である「針のない剣山」は、金森合金の24代目、高下裕子さんの「子どもと一緒に生け花を楽しみたい」と思ったことがきっかけで誕生したもの。生活を美しく彩るKAMAHACHの剣山は、光の角度によって表情を変える鉱物の美しさ、そして使い込むほどに生まれる独特の風合いが魅力です。